《モモダチパワー!!!》

モモダチパワー!!! R 火文明 (5)
呪文:ジョーカーズ/チーム切札
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
<キリフダッシュ>[火(1)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、この呪文を[火(1)]支払って唱えてもよい)
相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。

DMSD-14にて登場したジョーカーズ/チーム切札呪文

S・トリガーキリフダッシュ[(1)]を持つ、パワー6000以下が対象の火力呪文
素のコストは5とやや重いが、S・トリガーキリフダッシュでも唱えられるため重さはそれほど気にならない。
特にキリフダッシュコストは1と非常に低く、コスト踏み倒し手段を2つ持っているようなもの。

素の重さのおかげで、同じく十王篇に登場した《U・S・A・BRELLA》除去できる利点がある。

唱える手段の違いはタイミングが異なるのもミソ。
キリフダッシュの場合、相手のシールドをブレイクして出てきたS・トリガー獣もすぐに焼くことができる。
S・トリガーでなら、自分のターン中はパワーの上がる《リツイーギョ #桜 #満開》除去可能。

キリフダッシュで唱える場合は相手のシールドブレイクしなければならないため、軽量除去ながら相手のブロッカー除去に使いづらいという欠点がある。
専ら先述の《U・S・A・BRELLA》のようなブロッカーを持たない小型メタクリーチャーシステムクリーチャー除去するために使うことになるだろう。

環境において

効果判明当初は公式が用意した手本のような《U・S・A・BRELLA》対策として期待されたが、やはり攻撃が必要なことと汎用性がそれほど高くないことから、キリフダッシュ系統や鬼タイム系統といったビートダウンを除いて採用率は芳しくない。そもそもそのようなデッキは手札からバトルゾーンに出すことが主体なので、開発陣が想定した本来の用途である《U・S・A・BRELLA》対策ではなく《奇石 ミクセル》などの不正メタ対策として使われるのがメイン。

GRクリーチャーの最強格である《マリゴルドIII》《ヨミジ 丁-二式》は2020年7月1日にプレミアム殿堂に指定された。それに伴いGR召喚主体のデッキはわざわざ《U・S・A・BRELLA》で対策するほどの強さがなくなり、延いてはこのカードの出番もなくなった。

DM22-EX2期にはこれでコスト踏み倒しメタ対策をした【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】が、1チームにつきアドバンスデッキ1人オリジナルデッキ2人で戦う混合レギュレーションのチーム戦として行われたチャンピオンシップの優勝メンバー(オリジナル)となった。

その他

  • 当初このカードのプロモ(P43/Y19)が貰えるイベント「ジョーのデュエマスターティンツアー」の予定があったが、新型コロナウイルスの影響で中止されてしまったが、DMRP-14のBOX購入特典で改めてこのカードが貰えるチャンスが出来た。

関連カード

収録セット

参考