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超次元バサラ・ホール P 闇/火文明 (6) |
呪文 |
自分の闇または火のコマンドがあり、この呪文がシールドゾーンにあれば、この呪文に「S・トリガー」を与える。 |
相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれに封印を1つ付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する) |
闇または火の、コスト9以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。 |
封印により実質的な確定除去を放ちながら、闇または火の9コスト以下という広い範囲からサイキック・クリーチャーを出すことが出来る。加えて自分の闇または火のコマンドがいるとS・トリガーを得る。
事前に除去を行いつつサイキックを出せる強力さは《超次元ガロウズ・ホール》を見ると分かりやすい。
条件付きながら自前でS・トリガーを得るため《超次元ジェイシーエイ・ホール》同様カウンターや防御手段としても活用できる。特に《時空の禁断 レッドゾーンX》を始めとする覚醒のタイミングが自身のターンの初めのサイキック・クリーチャーとは相性が良い。
フルスペック発揮時はサイキック・クリーチャーを出せる《ジ・エンド・オブ・エックス》とも言えるものであり、非常に強力。
出すサイキック・クリーチャーは、デザイナーズコンボを形成する《時空の鼓動 ブラックX》は勿論のこと、二面除去が可能な《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》や《灼熱のリュウセイ・ボルケーノ》、相手からのシールドブレイクを利用してさらに展開する《ガイアール・カイザー》、侵略元として優秀な《勝利のガイアール・カイザー》などが候補になるだろう。《時空の封殺ディアス Z》も出せるが、封印の特性上覚醒条件とも殲滅返霊とも噛み合いが悪いのが難点か。
S・トリガーとなる条件は「コマンド・クリーチャーがあれば」でも「1体でもあれば」でもない。ゆえにどんなカードタイプでも参照できる。
タマシード登場後に登場しているこのカードは《デュザメの黒像》や《ヴィオラの黒像》など実用に足る候補がいくつもある。
特に《フェルナンドの黒像》は僅か2コストで場持ちの良い付与要員となれる上、S・トリガーで唱えたこの呪文から《時空の禁断 レッドゾーンX》を呼び出して進化すれば、この呪文による封印と《フェルナンドの黒像》のシンカパワーによるパワー-4000で防御しつつ、返しのターンに《終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR》へ覚醒して反撃できる。