システムクリーチャーバトルゾーンに存在し続けることで、試合を有利に進めることができるクリーチャーを総称した俗語。 多くの場合、アタッカーと対比して「(自身が)攻撃しなくてもアドバンテージや有利状況を生み出し続けてくれる」クリーチャーを指して使われる。 代表格は《コッコ・ルピア》、《光器ペトローバ》、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》など。コスト軽減、ドロー、パンプアップ、ロックなど、戦略の要となるものが多い。コスト踏み倒しメタ、呪文メタもシステムクリーチャーの内に含まれる。 このタイプのクリーチャーは、存在している間は能力を半永久的に利用できるため、コストパフォーマンスがゲーム進行に伴い上昇していく。 バトルゾーンに存在している間アドバンテージを生み続けるという事は、逆に言えば即座に除去されてしまうとほとんどアドバンテージを得られないという事でもある。 呪文メタやマッハファイターメタ(速攻メタ)を行うシステムクリーチャーはそれ自体が実質除去耐性として機能するため、一見除去耐性が無いように見えてもいくらか生き残りやすい。 除去に対しては《同期の妖精》等で、マッハファイターに対してはブロッカーやガードマンで守る事でも隙を補える。《飛翔龍 5000VT》などの全体除去でそれらごと消し飛ばされるとどうしようもないが。
置物「システムクリーチャー」という呼び方だが、その本質は特定の場所に存在し続けることでアドバンテージを生み出すカードもしくは行為を意味している。
参考タグ:
|