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歓楽の処刑台 C 闇文明 (3) |
呪文 |
S・トリガー |
自分のアンタップしているクリーチャーを1体破壊する。その後、相手は自身のアンタップしているクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
DMRP-02で登場した闇の呪文。
自分と相手のアンタップしているクリーチャーを各1体破壊する選ばせ除去。
S・トリガーが付いているのは除去カードとして及第点。
テキストの表現の違いはあるが、スペックは2コスト軽くなった《ナイトメア・マシーン》であり、そちらの完全上位互換。
そちらは《デーモン・ハンド》と大差の無いコストという事もあり評価は低かったが、これだけコストが下がれば話はまた違ってくるだろう。
アンタップされたクリーチャーを除去する点は能力目当てで攻撃してこないシステムクリーチャーや、コスト踏み倒しメタ(《百発人形マグナム》等)に対して有効で、自分のクリーチャーを破壊する点はpigでコスト踏み倒しを行う《爆竜兵ドラグストライク》の様なクリーチャーや、各種ドロン・ゴー持ちなどとの相性が良い。それらを除去した上で、能力を起動できれば痛快。
スーサイドとのコンボならば好きなクリーチャーをサーチできる《ブータン転生》が存在するので、そちらと使い分けることになるだろう。
難点はやはり相手依存という点。除去したいクリーチャーの他にアンタップ状態のクリーチャーがいれば、まずそちらを選ばれてしまうだろう。また、味方を破壊するデメリットをメリットに変換できるクリーチャーが居なかった際の自軍の損失も無視できない。
いずれにせよ、単純な除去S・トリガーとしては癖が強いので、使用の際はデッキ構成や環境をよく見ることが肝心である。