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死手医 リンパ C 闇文明 (1) |
クリーチャー:マフィ・ギャング 2000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃できない。 |
《アクア・ガード》と同等のスペックを持つ準バニラブロッカー。
コスト1・パワー2000の基本的なブロッカーなのだが、意外な事に闇文明では今までそのような基本ブロッカーが存在しなかった。
デメリット持ちの多かった闇文明のブロッカーに、あえて基礎的な能力しか持たないという新たな道を築いた一枚と言える……かも知れない。
とはいえ1コストの闇ブロッカーには《ねじれる者ボーン・スライム》や《葬送の守護者ドルルン》など優秀なカードが多く、これと言った能力が無いこのカードをわざわざ採用する理由は見つからない。一応マフィ・ギャングなので種族サポートを活用するべきか。
狙い目は罪・無月の影罪を持つ《大影罪 ハデ・スザーク》のタネだろうか。とはいえ手札を能動的に捨てられる《堕魔 ザンバリー》がいるので悩ましい。
強いてメリットを挙げるのであれば、同コストのブロッカーの中では自壊のデメリットを持たない点が挙げられる。
比較的場持ちがよいため、《ジョルジュ・バタイユ》のようなバトルゾーンのクリーチャーの数を要求する能力を使いやすい。
《闇王ゼーロ》軸のデッキやムゲンクライム系統では、《不死帝の黒玉 ジェット》、《不蠍虫ガタドコサ・ワーム》、《ねじれる者ボーン・スライム》に次ぐ13枚目以降の枠として利用されることがある。
実際のところ、DM23-RP4発売約1週間前のオリジナルでは、2コスト初動シールド回収持ちとして《福腹人形コダマンマ》、《堕魔 ドゥンブレ》、《スプーン=ンプス》、《ヤット・パウル》の16枚体制とし、1コストクリーチャーを《不死帝の黒玉 ジェット》、《不蠍虫ガタドコサ・ワーム》、《ねじれる者ボーン・スライム》各4枚、《死手医 リンパ》1枚の13枚体制とすることで、3ターン目に安定して《闇王ゼーロ》を唱えられるようにした【黒単ゼーロ】なるデッキがチャンピオンシップ4位入賞。因みに『超CSⅥ in群馬』にも【黒単ゼーロ】自体はベスト128進出者に残っている。