【ウイングアウト】
最終的なロッククリーチャーとして《ルナ・ウイング》を用い、0コストでバウンスを繰り返しながら相対的にライブラリアウトを誘発するデッキ。
《ルナ・ウイング》はマナゾーンまで含めた場のカード全てがバウンス対象となるため、サイレントスキル発動後の状態から抜け出すのは非常に難しい。
ルナ・ウイング UC 水文明 (6) |
クリーチャー:サイバー・ムーン 2000 |
サイレントスキル(自分のターンのはじめに、このクリーチャーがタップされていたら、アンタップするかわりに次のSS能力を使ってもよい) |
SS−バトルゾーンか、どちらかのプレイヤーのマナゾーンからカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。 |
アクア・ウィザード UC 水文明 (5) |
クリーチャー:リキッド・ピープル 2000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクロスギアを1枚選び、持ち主の山札の一番上に置いてもよい。 |
サイレントスキルは発動までに実質3ターンかかるため、実践投入するには相応の準備段階を踏む必要がある。ウイングアウトとは、他のロックデッキ(ここでは、マリエルロック)をベースにした上で、闇文明を用いずにライブラリアウトを行うための、言わば「ファンデッキ」の部類に位置するデッキといえる。
《予言者マリエル》と《ノーブル・エンフォーサー》によって場をコントロールしつつ、《ルナ・ウイング》のサイレントスキルを発動できる状態で《神々の逆流》を打てれば、その後はほぼ一方的にライブラリアウトを狙える。
《ルナ・ウイング》で相手のマナをバウンスし続け、自分は普通にマナを貯めながら2体目の《ルナ・ウイング》を召喚し、
- 《アクア・ウィザード》で自分のクロスギアを山札の上に
- 次のターンのサイレントスキルで《アクア・ウィザード》を手札に戻す
- ドローしたクロスギアをジェネレート
- 《アクア・ウィザード》を再度召喚
を繰り返し、自分のドローをロックできれば、後は相手のデッキが切れるのを待つだけとなる。
ただしコンボデッキのためハンデスやランデスには元々耐性がなく、また各種デッキパーツのスペースを確保するためにS・トリガーもほとんど積まれる事がないのでデッキパワーは総じて低い。
最低でもランデス対策は必須のデッキタイプなので、そこは注意してほしい。
参考