【黒赤ライブラリアウト】黒は闇、赤は火を指し、それらのカードによって構成された、ライブラリアウトを勝ち筋にする【除去コントロール】デッキ。 DM-06まで山札破壊カードは存在しなかったため、初期は除去を繰り返しながら気長に相手の山札切れを待つ戦法をとっていた。
当初はカードプールが貧弱であったため《深緑の魔方陣》や《ナチュラル・トラップ》など自然のS・トリガーをタッチすることもあった。 《ヘル・スラッシュ》の登場により、ライブラリアウトデッキの知名度は一気に高くなった。しかし当時の主流となったのはこちらよりもむしろ《恵みの化身》を核にした【化身コン】のほうで、【黒赤ライブラリアウト】は水を加えて【青黒赤ライブラリアウト】へと移り変わっていくことになる。 現在でもこの二色、同じコンセプトで待ち型のライブラリアウトデッキを組むことは可能だが、対応性、安定性などを考えると三色以上の【除去コントロール】デッキに勝る部分はほぼ無く、実質的に存在意義が消えたデッキと言える。
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