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攻守の天秤 UC 光文明 (3) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
次のうちいずれかひとつを選ぶ。 |
►相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。 |
►自分のクリーチャーをすべてアンタップする。 |
「天秤」サイクルの光文明。光は相手のタップと味方のアンタップ。
一つ目の能力はクリーチャーのタップ。
コストが軽いため序盤から積極的にタップキルを行っていける。同じコストに全体タップのできる《クイック・スパーク》や《バリアント・スパーク》があるが、こちらは条件に囚われず確実に2体タップできるのが強み。
真打とも言える二つ目の能力は、味方のクリーチャーを全てアンタップするという豪快な能力。
普通にコストを支払って唱えてもタイミング上ほとんど意味を成さないが、アタックトリガー持ちのクリーチャーで唱える事ができれば話は別。自軍すべてをアンタップして再度一斉攻撃を行う事ができる。
手軽なところでは攻撃ステップ時に革命チェンジで場に出した《ミラクル1 ドレミ24》の能力で踏み倒して打点補強をするというものである。召喚酔いしない3打点があれば打点を実質倍にしてそのまま押し切ることが可能であり、3ターンキルも比較的楽である。
呪文を墓地に置いたまま唱えられる《亜空艦 ダイスーシドラ》が最も強力で、墓地にこのカードがあるだけで無限アタッカーになる。
他にもアタックトリガーで呪文を唱えるクリーチャーはいるが、《霊騎スフィーク》のように手札から唱える能力なら《白壁の精霊龍 ヌーベル・バウラ》、《蒼神龍スペル・グレートブルー》のように山札から唱える能力なら《黒神龍アンヤク・アンヤト》を横に立たせる事でやはり無限攻撃が可能。
自軍が全員アンタップされるというだけでも十分強力なので、無理に回収にこだわらず、自軍を並べてから一斉攻撃の最後にアタックトリガーで一度だけ唱えさせるのもいいだろう。
近年では《時の革命 ミラダンテ》や《神龍連結 バラデスメタル》など全体フリーズ能力を持つクリーチャーが多数出現しているので、それらのメタとしても役立つ。
無限攻撃、タップキル、フリーズからの復帰、味方ブロッカーの再起、敵ブロッカーやアタッカーの無効化と、どちらの能力も攻撃・守備の両方に応用できる、名前通りのマルチなカードと言える。
DMR-19の「天秤」サイクル。
全てS・トリガー呪文で、2つの異なる効果をモードで選べる。