【青黒赤ライブラリアウト】青は水、黒は闇、赤は火を指し、それらのカードによって構成される、ライブラリアウトを勝ち筋におく【除去コントロール】デッキ。 DM-06で山札破壊カード《ヘル・スラッシュ》が登場したことにより、自身がドローをしても先に相手の山札を削り切れるようになったため、【黒赤ライブラリアウト】に水のドローソースを投入して完成したデッキタイプである。
DM-08で殿堂制施行の後、DM-09で新たな山札破壊カード《ロスト・チャージャー》が登場すると、《恵みの化身》エンジンよりも手っ取り早い、水のマナ回収のみでのライブラリアウトがメジャーになる。 このデッキはそれにそって《ストーム・クロウラー》、《ミスティック・クリエーション》などの回収カードを投入し、一躍【アクアンブラック】や【白緑コントロール】に対抗できるデッキとしてメタゲームの一角に。
DMC-13で《凶星王ダーク・ヒドラ》が登場し、DM-10で【アクアンホワイト】が強化され【アクアンホワイトブラック】へと移り変わっていくと、【青黒赤ライブラリアウト】はややデッキパワー不足になり、メタゲームから姿を消していった。 その後は光を交えてブロッカー、多色呪文を投入し、【白青黒赤ライブラリアウト】へと進化していくことになる。 現在ではライブラリアウト系カードは根こそぎプレミアム殿堂になり、このデッキタイプはほぼ完全に消滅した。山札破壊をそれ以外の手段に頼る場合も、四色で組まれることが多いだろう。 参考 |