破壊置換効果
置換効果のうち、破壊を置き換える効果の俗称。
アクア・ソルジャー UC 水文明 (3) |
クリーチャー:リキッド・ピープル 1000 |
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。 |
シャーマン・ブロッコリー R(C) 自然文明 (2) |
クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 1000 |
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。 |
「破壊される時、墓地に置くかわりに〜」「破壊される時、かわりに〜」等のテキストで表される。
破壊される場合に、バトルゾーンから直接、指定されたゾーンへ移動する、またはバトルゾーンにとどまる。
「破壊された時、〜する」のpigと紛らわしいが、pigは実際に破壊されることで初めて誘発する能力である。それに対し、破壊置換効果は実際に破壊される前に作用し、別の結果をもたらす点で異なる。混同しないようにしたい。
「【事前告知】4月8日の総合ルール記載変更に伴ったルール変更について」の影響を受け、クリーチャー以外のカードをバトルゾーンから墓地に置こうとする行為も破壊とみなされるようになった。
それに伴い、クリーチャーを指定していない破壊置換効果なら種族などの条件を満たした非クリーチャーがバトルゾーンから墓地に置かれる場合も置換できるようになった。
- 破壊置換効果を持つカードを「破壊する。そうした場合〜」という効果のコストに充てた場合、「そうした場合〜」の効果を使える。
これはコストとして要求された処理を置き換えて別の処理を行った場合でもコストを支払ったことになるためである。(コスト参照)
- 破壊した個数を即座に参照するものは、破壊置換効果で結果として破壊されていなくても「破壊した」ことになる。これに関しては総合ルール701.6aにより「バトルゾーンから墓地に置こうとすること」という特殊な定義のため「前提となる効果〜」の例外として扱われる。
- この効果を生成したクリーチャー自身の破壊を置き換えるものがほとんどだが、セイバーのように他のクリーチャーの破壊を置き換えるカードも存在する。
参考
公式Q&A
Q.自分の《貴様の罪のジャッジメント》と多色クリーチャーがバトルゾーンにいる状況です。自分の《貴様の罪のジャッジメント》と多色クリーチャーが同時に破壊される場合、どうなりますか?
A.多色クリーチャーのみが墓地に置かれ、《貴様の罪のジャッジメント》は「レインボーナス」でバトルゾーンに残ります。
引用元