置換効果(広義)
後述の「継続的効果に属する狭義の置換効果」と《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》等の「自己置換効果」を総称して「広義の置換効果」と呼ぶことがある。
自己置換効果に期間は存在せず、後述の置換効果(狭義)とは区別される。詳細は該当ページを参照。
置換効果(狭義)
効果の一種。
この効果はあるイベントを、他のイベントに置き換える。
継続的効果の一種である。
元はMagic:The Gathering用語。デュエル・マスターズでは「置き換え効果」と呼ばれることもある。
アクア・ソルジャー UC 水文明 (3) |
クリーチャー:リキッド・ピープル 1000 |
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。 |
斬隠蒼頭龍バイケン SR 水文明 (6) |
クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/シノビ 6000 |
W・ブレイカー |
相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 |
自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。 |
置換効果に分類されるカードはいくつか見られる。
例えば上の《アクア・ソルジャー》の場合、「破壊される」というイベントを「かわりに手札に戻す」という別のイベントで置き換えている。
《斬隠蒼頭龍バイケン》の場合、相手のターン中に手札から墓地に置かれるというイベントを「かわりにバトルゾーンに出す」をつくる。
このような効果を置換効果と呼ぶ。難解なルールだが、これらの事を知らないと全く違う結果になることもあるので注意が必要である。
基本的に「かわりに」と能力テキストに表記されていれば、それは置換効果を生成する。
- 「Aする時、かわりにBする」(Aする場合、AのかわりにBする)
この書式の置換効果が最も多い。狭義にはテキストに「かわりに」とあるこれのみを置換効果と言う。
代表的なものはモヤシ、解除、マッドネス、セイバーなど。
- 「Cする時、AするかわりにBする」(CによってAする場合、かわりにBする)は上記の置換前イベントAに条件Cが加わったものである。
「(キーワード処理)する場合、AするかわりにBする」という置換効果はAがキーワード処理の定義または定義の一部であるため1.1に該当する。
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》のシールド焼却は、一見するとブレイクそのものが置換されているように見えないが、ブレイクによって発生するシールド回収を墓地送りに置き換えるので、他のブレイク置換効果と競合(後述)する。
事実上、全く違いのないケースもある。「このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く」と「このクリーチャーが破壊される時、かわりにマナゾーンに置く」はそれぞれ《キャディ・ビートル》と《慈愛妖精カーネ》のテキストだが、墓地以外に置く破壊は存在しないため、単なる表記揺れである。
置換効果の大原則
- 「AするかわりにBする」という効果なので、「Aした」ことにはならない(総合ルール609.4.)。
- ただし、「Aした」ことにはならないが、「Aする」タイミング自体は訪れたことになる。
- 例えば、バトルゾーンに自分の《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》がいる状態で自分のシールドがそのターンはじめてブレイクされる時、そのブレイクが置換されてシールドがブレイクされなかった場合、「自分のシールドがブレイクされる」タイミングは一度来ている。そのため、同一ターンにもう一度自分がブレイクを受ける時は、「自分のシールドがブレイクされる」タイミングが2度来たことになるので、《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》によるブレイク置換効果は発生しない。
- また、「Aする」ことと、結果的に「Bする」ことによって起こる結果が完全に同じである場合、「Aした時」に発動する効果を使うことができる。
- エターナル・Ωを持つクリーチャーは、離れることを「手札に戻る」ことに置き換えるが、置き換えた結果「手札に戻る」ため、手札のカードと入れ替える能力である革命チェンジを行うことができる。
- 置換効果は、指定の効果を生成する呪文や能力の解決中でも適用される(総合ルール101.4d)。
- 置換効果は、置換前のイベントが実際に起きた順番に処理する。
- 1つのイベントに両プレイヤーの置換効果が同時に発生した場合を除き、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの違いに関係無く実際に置換前のイベントが発生した順番に処理する。
- コストを置換して別の行動を取っても、「そうした場合〜」の効果を実行できる。
- 「捨てる。そうした場合〜」「破壊する。そうした場合〜」といった能力に使用しても、所定の行動を行うことができる。ただし《破壊と誕生の神殿》のように参照ゾーンが指定されている場合は結果的に不発に終わるケースもある。
- 置換効果に別の効果は割り込めず、結果として置換効果は連鎖しない。これがMagic:The Gatheringにおける置換効果との最大の相違点である(総合ルール101.5.)。
- 置換した後の効果が発生しない場合、置換することはできない(総合ルール609.4.)。
- 例えば、《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》が破壊される時、「かわりにカードを4枚、自分の墓地から山札の一番下に好きな順序で置いてもよい。」を適用しようとしても、墓地のカードが4枚未満なら1枚も山札に戻すことなく破壊される。
- 「〇〇する時、かわりに□□を破壊する」効果で、破壊されないや離れない効果を持つ□□を選ぶことはできない(2021年9月24日の裁定変更)。例として、《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を召喚する時、コストを支払うかわりに《零龍》を破壊することはできない。
- 例えば、自分の《神羅スカル・ムーン》が破壊される時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがいないか、破壊されないクリーチャーしかいない、もしくはアンタッチャブルしかいない場合は、「破壊する」効果が発生できないため、《神羅スカル・ムーン》はそのまま墓地に置かれる。
- 「離れるかわりにとどまる」は置換効果のため、選ぶことができ、置換効果が連鎖しないルールに基づいて選んだカードが破壊される点に注意が必要。
- 置換効果は、効果の発生源を変更しない。
- 例えば、バトルゾーンに自分の《「雷光の聖騎士」》がいる時に、相手の《首領竜 ゴルファンタジスタ》が「ブロックされた時」の能力でこちらのシールドをブレイクしようとし、それを《「雷光」》でディスカードに置換したとする。この時、このディスカードは元々の「シールドブレイク」という行為を発生させた相手の《首領龍 ゴルファンタジスタ》が発生源であると見做され、「相手のクリーチャーの能力によって手札を捨てた」扱いになり、《墓守の鐘ベルリン》や《貝獣 パウアー》の能力が誘発する。
置換効果により、「ブロックされた時、相手のシールドを選んでブレイクする」という能力が、「ブロックされた時、相手は手札を1枚選んで捨てる」という能力に書き換えられたと考えるとわかりやすい。
- 置換効果を使う前の情報は失われない。
複数の置換効果が適用できる場合
- 1つのイベントに複数プレイヤーの置換効果が適用できる場合、任意/強制によらずターン・プレイヤーのものを優先する(総合ルール609.8.)。
任意の置換効果を適用しないことを選んだ場合や、置換後の効果が発生しないため置換効果を適用できない場合などにより、ターン・プレイヤーがいかなる置換効果も適用しないことが確定したら、非ターン・プレイヤーの置換効果を適用できる(総合ルール609.9a)。
- 後述の通り、イベントに対し、置換効果は最大一つまでなので、ターン・プレイヤーが置換効果を適用することを選んだ場合、そのイベントに対しては非ターン・プレイヤーは置換効果を適用できない。
- 同一のイベントに対し、置換効果は最大一つまでしか適用できない(総合ルール609.3.)。
- 「AするかわりにBする」と「AするかわりにCする」の二つは同時には起こり得ないので、一方のみを適用する。「AするかわりにBする」二つでも同様。
- 「任意の置換効果」と「強制の置換効果」の両方が適用できる場合、「任意の置換効果」を適用することを選んでもよい。
- チャージャーや《革命の鉄拳》のような、唱えた呪文自身が持つ「唱えた後に置換効果によって墓地以外のゾーンに置かれる能力」のみは上記の例外として、唱えた呪文自身が持つ能力の置換効果を優先する(総合ルール609.8a)
- 例えば、「《龍素知新》のような唱えた後で置換効果によって墓地に置くかわりに特定のゾーンに移動させるカードでチャージャー呪文を唱えた場合」や「自身の《龍素記号wD サイクルペディア》がある状態で、チャージャー呪文を墓地から唱えた場合」は、山札の一番下に置くことはできず、必ずマナゾーンに置く必要がある。
- 唱えた呪文自身が「唱えた後に置換効果によって墓地以外のゾーンに置かれる能力・効果」を複数持つ場合は、その中からいずれか1つを選べる。
- なお、《邪眼皇ロマノフI世》のような置換効果ではないテキストで上記の呪文を唱えた場合でも、置換効果による移動の後に《ロマノフⅠ世》で指定されたゾーンに移動することはない。(こちらは追跡処理が無くなったことによる影響。)
- 複数のイベントが同時に発生する場合、各イベントに置換効果を適用するか、適用するならどの置換効果を適用するかを選ぶ。
こうしてすべてのプレイヤーが置換効果に関する選択を終えた後、イベントとそれによって発生する置換効果を同時に処理する(総合ルール609.9)。
- 各イベントに置換効果を適用するか、適用するならどの置換効果を適用するかを選ぶのはターン・プレイヤーからである(総合ルール609.9a)。
- 適用する置換効果が、カードのゾーン移動や位相の変更を伴う場合、どの置換効果を適用するかを選ぶ時点で、どのカードをゾーン移動させるのかなども決める必要がある(総合ルール609.9a)。
- 「各イベントに置換効果を適用するか、適用するならどの置換効果を適用するかを選ぶ」時点では、まだゾーン移動は発生しない。ゾーン移動が発生するのはあくまでも、置換効果に関するすべての選択が終わった後である。
- 例えば、置換効果を持たないクリーチャーA・Bと《邪脚護聖ブレイガー》C・Dの計4体があり、クリーチャーA・Bが同時に破壊される場合、クリーチャーAを《ブレイガー》Cのセイバー能力で破壊置換することを選んでも、まだ《ブレイガー》Cは破壊されていない。クリーチャーBを《ブレイガー》Dのセイバー能力で破壊置換するかを選んだ後でまとめて処理する。
こうして「ゾーン移動させる選択をしたカード」をほかのイベントでゾーン移動させるカードとして選ぶことはできない(総合ルール609.9b)。
- 例えば、上記の《ブレイガー》2体のケースで、クリーチャーAの破壊を《ブレイガー》Cのセイバー能力で破壊置換することを選んでも、まだ《ブレイガー》Cはバトルゾーンにあるが、クリーチャーBの破壊も《ブレイガー》Cで破壊置換することはできない。
置換効果の細則
- 上記の新裁定は、「〜のかわりに〜する」という単語が含まれていれば、文章内の効果はそれ以上置換できないとあるが、この文章内というのは句点(。)で区切られる文章までのことを指す。
- 勘違いされやすいが、カードは句点(。)後の文章も置換効果に含めないと思われがちだが、上記の「。そうしたら」でなければ置換効果でないものとして扱われる。句点(。)のみもしくは句点+その後(。その後、)では読点(、)と同じ扱いをする。
例えば《ガイアール・ゼロ》の能力は文章上、ブレイクを「シールドを見せる」処理に置換した後に改めてブレイクする事になっているが、これだと最後のブレイクを同じ能力でさらに置換することになり無限ループが発生してしまう。この場合、「効果の処理を終えるまで、表向きになったカードを裏向きにしない」とする事で、置換の連鎖を回避している。
- 2021年9月24日より、「破壊されない」または「離れない」効果のカードを使って、「AするかわりにB(破壊)する」ことはできなくなった。
置換効果の分類
置換効果は継続的効果である。
つまり、置換効果を生成する能力は、「Aする時〜」というように一見誘発型能力のように書かれるが、実際は常在型能力である。
同じ「Aする時〜」という書き出しでも、置換効果は誘発をするわけではなく、そのタイミングで起こるイベントが変化するようにルールを書き換えているので、このような分類になる。
置換効果ではないが、割り込んで発動するもの(置換効果でも誘発型能力でもないもの)
例えば、《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》でマナ数を変動させる場合、実際には多色カードをタップする前にマナ数を変動させている。タップしてからマナ数が2に変動しても遅いので、タップする前に変動させていることになる。
他には、「コストを支払う時」のバズレンダもある。「Aする時、Bしてもよい」は、コストを支払い終えてからでは遅いため、コストを支払っている最中に発動していることになる。マナ数の例は若干置換効果でもおかしくないテキストだが、バズレンダは明らかに置換効果ではないタイプの割り込み型である。
「呪文の効果が実行される時」の、いわゆる打ち消しも置換効果ではない。《超神星マーキュリー・ギガブリザード》のメテオバーンは誘発型能力には実現できないタイミングで解決され、相手の呪文を無効化する。
リンク解除は、挙動としては除去置換効果に類似しており、除去される時に裏返すが、置換効果ではない。この挙動の差は、《恐気の覚醒者ランブル・レクター》などの置換効果によって除去される場合に影響する。
- 役割が類似する解除や龍回避は除去置換効果なので、《ランブル・レクター》とバトルしようとすると墓地に置かれてしまう。
代表的な物
以下の能力はいずれも置換効果を生成する。
ほとんどのケースにおいて、TCGのルールと同様の処理がされる。
+
| | TCGと同様の処理の例
| - 「AするかわりにBする」置換効果が適用された場合、Aした(Aされた)ことにならない。
- 置換効果はほかのカードの処理に割り込んで処理される。
- 置換効果は連鎖しない。
- 置換先の効果を処理できないなら置換効果は適用できない。
- 置換効果は効果の発生元を変更しない。
- 例:相手のカードの能力・効果によって《光器シャン・ベル》などが破壊される時、「かわりに自分の手札から、カード1枚を捨てる」置換効果で捨てた場合は、「相手のカードの能力または効果によって自分の手札が捨てられた時」に該当するため、《墓守の鐘ベルリン》の能力が発動する。
|
古いルール(明確なルールが未定義)な状況に基づく挙動
左から順に《暗黒導師ブラックルシファー》と《豪遊!セイント・シャン・メリー》の順で並んでおり、墓地に進化デーモン・コマンドがあり、手札が0枚の状況で、全体破壊を受けた場合、《ブラックルシファー》の置換効果で墓地回収した進化デーモン・コマンドを《セイント・シャン・メリー》の置換効果で捨てることができる。
- 現在のTCGでは総合ルール609.9に従って、置換効果の適用は同時に実行することが明記されている。そのため、破壊される時のタイミングで手札にないカードを《セイント・シャン・メリー》の置換効果で捨てられない。従って、この挙動を取ることはできない。
ゾーン溢れと置換効果
- 置換効果によりゾーン移動が発生する場合で、移動先のゾーンに存在するカードが上限枚数に達している場合は、その置換効果が適用された上でゾーン溢れにより墓地に移動する。
参考
公式Q&A
Q.バトルゾーンに自分の《ドラグ変怪》がいる状況で、相手は《S級宇宙 アダムスキー》で自分を攻撃しました。 《S級宇宙 アダムスキー》がシールドをブレイクする際、置換効果によって自分の山札は墓地に置かれますか?
A.はい、置換効果は連鎖しないので、ブレイクされるシールド1枚につき山札の上から2枚を墓地に置きます。
+
| | (総合ルール101.5)
| - 101.5. 置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行う
- 同一のイベントにおいて適用される置換効果は1つだけです。イベントとは、ゲーム中に起こりうるすべての出来事を指します。あるイベントがすでに置換されている場合、それ以上置換することはできません。
- 101.5a
- 置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。
- 101.5b
- 複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
|
引用元(2020.6.26)
Q.自分の《ソウルフル・ズキンヘッド》の「出た時」の能力で、バトルゾーンにいる相手の《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》を選びましたが、置換効果によってバトルゾーンを離れませんでした。この場合、「その後」以降の能力はどうなりますか?
A.この場合でも、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》よりコストが小さいクリーチャーをマナゾーンからバトルゾーンに出せます。後半の効果は《ソウルフル・ズキンヘッド》によって選んだクリーチャーのコストを参照し、それが実際にマナゾーンに置かれたかどうかは問いません。
引用元(2020.9.18)
Q.自分は《鬼槍の一撃》を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。相手の《超奇天烈 マスターG》や《インフィニティ・ドラゴン》の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.《鬼槍の一撃》の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、「離れる時」「破壊される時」のような置換効果を解決できず、山札の上から1枚目のカードを見たり、墓地に置くこと自体できなくなります。
引用元(2020.9.18)
Q.《超越の使い 蒼転》のキズナ能力の「破壊されない」を使われた状態のクリーチャーを置換効果で「かわりに破壊する」ことはできますか?
A.いいえ、できません。「破壊されない」や「離れない」効果を与えられているクリーチャーを破壊して「シールド・セイバー」のようなかわりに破壊する置換効果を使用することはできません。
引用元(2021.9.24)
Q.《“魔神轟怒”万軍投》の効果で《夜露死苦 キャロル》を捨て、置換効果により《夜露死苦 キャロル》が手札に戻った場合、《“魔神轟怒”万軍投》は何コストで唱えられますか?
A.いいえ、6のままです。「このターン中に捨てた自分の手札」のように、この効果で捨てたカード以外を参照する必要がある場合、結果的に墓地に置かれたカードのみを数えます。
引用元(2021.9.24)
Q.《頻波羅 ビリヤ棒ド》の「攻撃する時」の能力で、手札から条件を満たしている《夜露死苦 キャロル》を2枚捨てました。《夜露死苦 キャロル》は墓地に置くかわりに手札に残りましたが、自分は相手のクリーチャーを2体選べますか?
A.はい、選べます。《夜露死苦 キャロル》の置換効果によって墓地に置かれなくても、捨てようとすることはできたので《頻波羅 ビリヤ棒ド》の能力を解決できます。
引用元(2021.9.24)
Q.相手の《The邪悪 寄成ギョウ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《爆蓮電融 キリュウイン・バト》をバトルゾーンに出しました。「出た時」の能力をかわりに相手が使いますが、その能力で自分の《ボルシャック・モモキング》を選んでバトルした場合、その「離れる時」の置換効果は適用できますか?それとも置換効果の連鎖になってしまうので適用できませんか?
A.この場合、《ボルシャック・モモキング》の「離れる時」の置換効果は適用できます。相手のクリーチャーを選び、バトルするまでが《The邪悪 寄成ギョウ》の置換効果です。なので「クリーチャーを選ぶ時、かわりに」や「バトルする時、かわりに」のような置換効果は適用できませんが、バトルの結果起こるイベントに対して適用される「離れる時」や「破壊される時」の置換効果は問題なく適用できます。
引用元(2021.9.24)
Q.自分のパワー6000以上のクリーチャーがいる状況で、自分は《零魔幻争》を唱えました。効果で相手の《ナゾの光・リリアング》を選び、-2000するかわりに-6000しました。置換効果は連鎖しないので、相手の《ナゾの光・リリアング》は「エスケープ」の置換効果を適用できず破壊されますか?
A.結果的に破壊はされますが、「エスケープ」は使用できます。パワー0のクリーチャーは、パワーを0にした効果ではなく状況起因処理によって破壊されるので、この状況では置換の連鎖には該当しません。ただ、「エスケープ」を使用してもパワー0のままですので、結果的に《ナゾの光・リリアング》は破壊されます。
引用元
Q.自分の《モモキング-MAX》と《サッヴァーク <ギャラクシー.Star>》、《ゲラッチョの心絵》2枚がバトルゾーンにある状況です。
《モモキング-MAX》の置換効果で、ゲームに負けるかわりに《モモキング-MAX》自身を破壊する際に、《サッヴァーク <ギャラクシー.Star>》の「自分のクリーチャーが離れる時、かわりに」の置換効果をさらに使い、《モモキング-MAX》をバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、バトルゾーンに残せません。置換効果は連鎖しませんので、かわりに破壊される《モモキング-MAX》に対して再度置換効果を適用することはできません。
引用元(2022.4.8)
Q.自分の《ジャスミンの地版》から進化した《サッヴァーク <ギャラクシー.Star>》1体と、《ゲラッチョの心絵》2枚がバトルゾーンにある状況で、相手は《テック団の波壊Go!》を唱え、「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。」を選びました。
この時、自分が《サッヴァーク <ギャラクシー.Star>》の置換効果で、《ゲラッチョの心絵》2枚を山札の下に置けますか?また置いた場合、下にある《ジャスミンの地版》はどうなりますか?
A.置換効果の適用は効果に割り込みますので、《ゲラッチョの心絵》2枚を山札の下に置いて、《サッヴァーク <ギャラクシー.Star>》をバトルゾーンに残せます。また、置換効果が適用されたことで、《ジャスミンの地版》も手札に戻らず、《サッヴァーク <ギャラクシー.Star>》の下にとどまります。
引用元(2022.4.8)
Q.相手が《水上第九院 シャコガイル》の「自分の山札の最後の1枚を引く時」の効果で勝つ際、《CRYMAX ジャオウガ》の「鬼S-MAX進化」の置換効果で、負けを置換できますか?
A.いいえ、できません。《水上第九院 シャコガイル》の特殊勝利効果は、置換効果です。置換効果に対してさらに置換効果を適用することはできません。
引用元(2022.6.24)
Q.バトルゾーンに自分の《ベイB セガーレ》と《とこしえの超人》がいる状況で、相手は墓地から《暗黒鎧 ザロスト》を出そうとしました。相手のマナが2マナしかないので、《ベイB セガーレ》と《とこしえの超人》両方の置換効果が適用できる状況なのですが、どちらを適用するかは自分が決められますか?
A.はい、《ベイB セガーレ》と《とこしえの超人》の持ち主が決められます。
1つのイベントに適用される置換効果が複数あり、それを持つプレイヤーが同じ場合、そのプレイヤーがどちらを適用するか決めます。適用されなかった方の置換効果は何もしません。
+
| | (総合ルール 609.8.)
| - 609.8.
- 複数の置換効果が単一のイベントを同時に修整しようとした場合、どの効果が適用されるかはターン・プレイヤーの効果を優先したうえで、同じプレイヤーが複数個の置換効果を持つ場合、そのプレイヤーがどの効果が適用されるかを選びます。
- 609.8a
- 呪文の効果が自身の移動を置換する場合、それは他の置換効果よりも優先して適用されます。
例: 《龍素記号Sr スペルサイクリカ》の能力で墓地から《ブレイン・チャージャー》を唱えた後、「チャージャー」の置換効果が優先され、《ブレイン・チャージャー》はマナゾーンに置かれる。 例: 《ブロッケン・ヴォーン》がいる状況で、マナゾーンから《生命と大地と轟破の決断》を唱えた後、呪文能力にある「墓地に置くかわりに」の置換効果が優先され、《生命と大地と轟破の決断》は山札の一番下に置かれる。
|
引用元(2022.12.16)
Q.相手の《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》の「出た時」の能力で、自分の《アビスベル=ジャシン帝》と手札1枚が選ばれた状況です。
《アビスベル=ジャシン帝》の「このクリーチャーが離れる時」の置換効果で自分の手札を2枚選ぶ際、《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》の効果で選ばれた1枚も捨てるカードとして選べますか?
A.はい、選べます。《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》の能力で墓地に置くカードは、すべて同時に墓地に置かれます。そのため、《アビスベル=ジャシン帝》が墓地に置かれる際に、置換効果で同時に捨てられようとしている手札を捨てることができます。
引用元(2023.4.10)
Q.《カレイコの黒像》がバトルゾーンにある状況で《百鬼の邪王門》を唱えた場合、効果で墓地からクリーチャーを出せますか?
A.はい、出せます。《カレイコの黒像》の効果は、カードが山札から墓地に置かれる時にも適用されます。ただし、置換効果は効果の発生源を変更しません。墓地に置かれた4枚のカードは《百鬼の邪王門》の効果によって墓地に置かれたことになります。
+
| | (総合ルール 110.5)
| - 110.5.
- 効果の発生源は、それを生成した能力を持つカードです。待機状態にある誘発効果の発生源は、誘発型能力を持つカードです。
- 110.5a
- いったん誘発したら、効果はその発生源とは独立して待機状態の効果となります。その後、その効果の発生源となる能力を持つカードが別のゾーンに移動しても、効果がなくなることはありません。ただし、いくつかの効果はその効果が直接何かをするのではなく、その効果の発生源に何かをさせることに注意してください。チェックする時点で発生源が既に元あったゾーンにない場合でも、発生源がその処理を行ないます。
例: 相手のクリーチャーの合計パワーを効果の発生源であるクリーチャーのパワー以下になるように選ぶ場合、発生源であるクリーチャーがすでにバトルゾーンにいない場合は、そのカードがバトルゾーンからいなくなる直前のパワーを参照します。
|
引用元(2023.4.10)
Q.自分の《アビスベル=ジャシン帝》2体が同時に破壊される際、自分は2枚しか手札がないのですが、両方の置換効果でその2枚を捨てる手札として選び、両方をバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、この場合、片方の《アビスベル=ジャシン帝》しかバトルゾーンに残せません。
《アビスベル=ジャシン帝》Aの置換効果で選んだ捨てる手札を、《アビスベル=ジャシン帝》Bの置換効果で再度選ぶことはできません。
+
| | (総合ルール 609.9b)
| - 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
|
引用元(2023.4.10)
Q.自分の墓地にカードが2枚だけある状況です。
自分の《邪龍 ジャブラッド》と《アビスベル=ジャシン帝》が同時に破壊される時に、まず《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果で手札を2枚捨ててから、捨てた2枚を含む墓地のカード4枚を山札の下に置いて《邪龍 ジャブラッド》の置換効果を使い、両方をバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、《邪龍 ジャブラッド》はバトルゾーンに残せません。
別々のイベントを置換する複数の置換効果が同時に発生した際、まずそれらのうちどれを実際に適用するか決める必要があります。この際、置換効果によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。
この場合、影響を受けるカードとは《アビスベル=ジャシン帝》で捨てる手札2枚と、《邪龍 ジャブラッド》で山札に戻す墓地のカード4枚のことです。
影響を受けるカードをすべて選んでから実際に置換効果を処理するので、選ぶ時点では墓地にカードが4枚無く、《邪龍 ジャブラッド》の置換効果は適用できません。
+
| | (総合ルール 609.9.)
| - 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
|
引用元(2023.4.10)
Q.自分の《最終龍覇 グレンモルト》Aと、《無敵剣 プロト・ギガハート》を装備した《最終龍覇 グレンモルト》Bがバトルゾーンにいる状況です。
相手が唱えた《天使と悪魔の墳墓》によって《最終龍覇 グレンモルト》AとBが同時に破壊される時に、まず《無敵剣 プロト・ギガハート》をかわりに「龍解」させて《最終龍覇 グレンモルト》Bをバトルゾーンに残し、さらに「龍解」した《最強龍 オウギンガ・ゼロ》をかわりに超次元ゾーンに戻して《最終龍覇 グレンモルト》Aをバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、両方のクリーチャーをバトルゾーンに残すことはできません。
別々のイベントを置換する複数の置換効果が同時に発生した際、まずそれらのうちどれを実際に適用するか決める必要があります。この時、置換効果によって影響を受けるカードを、他の置換効果によって影響を受けるカードとして再度選ぶことはできません。
《最終龍覇 グレンモルト》と《無敵剣 プロト・ギガハート》の置換効果は、どちらも《無敵剣 プロト・ギガハート》を影響を受けるカードとして選ぶ必要があります。そのため、片方の置換効果しか適用することができません。
+
| | (総合ルール 609.9.)
| - 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
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引用元(2023.4.10)
Q.自分の《フォーク=フォック》と《邪龍 ジャブラッド》が同時に破壊される際、《邪龍 ジャブラッド》の置換効果を使い、両方をバトルゾーンに残すことにしました。
置換効果の適用は同時に行われますが、墓地のカードはどのような手順で山札に戻せばいいですか?
A.墓地のカードを4枚シャッフルして山札の下に置いた後、再度墓地のカードを4枚シャッフルして山札の下に置いてください。
同時に発生した置換効果は同時に適用されます。ただし、物理的なカードの移動には順番が存在します。
ゲームの処理上、これら8枚のカードは同時に山札に加わった扱いになりますが、実際にはプレイヤーが好きな順番で4枚ずつ移動させることになります。
引用元(2023.4.10)
Q.お互いの《邪龍 ジャブラッド》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《悪遊 ノチェス=アルトゥス》が攻撃し、その「攻撃する時」の能力で、自分の《邪龍 ジャブラッド》と《悪遊 ノチェス=アルトゥス》、相手のアビス・クリーチャー4体を破壊するクリーチャーとして選びました。
お互いの《邪龍 ジャブラッド》の置換効果が同時に発生するのですが、処理はどうなりますか?
A.6体のクリーチャーの破壊に対して、それぞれ《邪龍 ジャブラッド》の置換効果が適用できる状況ですので、ターン・プレイヤーから順番に置換効果を適用するか決定します。
まず、ターン・プレイヤーであるあなたが、《邪龍 ジャブラッド》と《悪遊 ノチェス=アルトゥス》の破壊に対して置換効果を適用するか決定します。残すクリーチャー1体につき、4枚のカードを墓地から選び、相手に伝えます。(2体に置換効果を適用したい場合は、墓地から合計8枚選ぶ必要があります)
その後、非ターン・プレイヤーである相手が、どのクリーチャーに対して置換効果を適用するか決定し、クリーチャーを残す場合は1体につき墓地からカードを4枚選びます。
置換効果の適用の決定がすべて終わったら、置換効果によって墓地を山札に戻す処理と、置換を適用しなかったクリーチャーを破壊する処理を同時に行います。
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| | (総合ルール 609.9.)
| - 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
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引用元(2023.4.10)
Q.自分が《アビスベル=ジャシン帝》で攻撃し、相手の《アビスベル=ジャシン帝》にブロックされました。バトルの結果、両方が負けるのですが、2体の《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果はどういう順番で処理されますか?
A.まず、攻撃したプレイヤーが《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果を適用するか決定し、適用する場合は捨てる手札を2枚、裏向きのまま選びます。その後、ブロックしたプレイヤーが《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果を適用するか決定し、適用する場合は捨てる手札を2枚、裏向きのまま選びます。
お互いの置換効果の確認が終わった後、置換効果を適用したプレイヤーは選んだ手札2枚を捨て、同時に、置換効果が適用されなかった《アビスベル=ジャシン帝》が破壊されます。
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| | (総合ルール 609.9.)
| - 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
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引用元(2023.4.10)
Q.自分の《「雷光の聖騎士」》がある状況です。
相手のクリーチャーにダイレクトアタックされ、自分のシールドがブレイクされる際、《「雷光の聖騎士」》の「シールドブレイクのかわりに」の置換効果を適用して手札から《貝獣 パウアー》を捨てました。
この《貝獣 パウアー》の「自分の手札から捨てられた時」の能力で、自分はカードを4枚引けますか?
A.いいえ、引けません。
ダイレクトアタックによるブレイクは、効果や能力によるブレイクとして扱われません。そのため、それを置換して《貝獣 パウアー》を捨てたとしても効果や能力によって捨てられたことにはなりません。
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| | (総合ルール 701.14a)
| - 701.14a
- シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。
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引用元(2023.5.19)
Q.自分の《「雷光の聖騎士」》がある状況です。
相手の《首領竜 ゴルファンタジスタ》が自分を攻撃した時、自分は「ブロッカー」でブロックしました。
《首領竜 ゴルファンタジスタ》の「ブロックされた時」の能力で自分のシールドが3つブレイクされる際、《「雷光の聖騎士」》の「シールドブレイクのかわりに」の置換効果を適用して手札から《貝獣 パウアー》を捨てました。
この《貝獣 パウアー》の「自分の手札から捨てられた時」の能力で、自分はカードを4枚引けますか?
A.はい、4枚引けます。置換効果は効果の発生源を変更しないため、《貝獣 パウアー》は《首領竜 ゴルファンタジスタ》の能力によって捨てられたことになります。
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| | (総合ルール 701.14a)
| - 701.14a
- シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。
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引用元(2023.5.19)
Q.自分の《「祝」の頂 ウェディング》と相手の《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》がバトルゾーンにいる状況です。
自分の《「祝」の頂 ウェディング》が攻撃する時、手札の《「心」の頂天 プロフェシー》の「革命チェンジ」を宣言しました。
入れ替えの際、《「祝」の頂 ウェディング》の「エターナル・Ω」を先に適用すれば《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》の置換効果「相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時」が適用されず、手札の《「心」の頂天 プロフェシー》と入れ替えられますか?
A.いいえ、入れ替えられません。「革命チェンジ」は失敗し、《「心」の頂天 プロフェシー》は手札にとどまり、《「祝」の頂 ウェディング》が攻撃を継続します。
「エターナル・Ω」は《「祝」の頂 ウェディング》が離れる時に適用される置換効果で、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》の置換効果は《「心」の頂天 プロフェシー》が出る時適用される置換効果ですので、この2つはどちらも適用されます。
《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》の置換効果によって入れ替えは実行されず、「革命チェンジ」は失敗します。
引用元(2023.12.15)
Q.自分の《アーテル・ゴルギーニ》Aと、《アーテル・ゴルギーニ》Bがバトルゾーンにいる状況です。
相手は《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》の呪文側を唱えて、《アーテル・ゴルギーニ》AとBの2体を手札に戻すエレメントに選びました。
2体が手札に戻る際、《アーテル・ゴルギーニ》Aの「このクリーチャーが離れる時」の置換効果で《アーテル・ゴルギーニ》Bを、《アーテル・ゴルギーニ》Bの置換効果で《アーテル・ゴルギーニ》Aをそれぞれ破壊し、両方とも墓地に置けますか?
A.はい、《アーテル・ゴルギーニ》A、Bの両方を破壊し、墓地に置けます。
引用元(2024.3.13)
実質継続的効果と同義
何らかの能力によって生成される効果が後から発揮されること
2023年12月1日公式対応