《シャングリラ・クリスタル》
シャングリラ・クリスタル UC 無色 (3) |
呪文 |
G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) |
自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、タップしてマナゾーンに置く。(マナゾーンにある裏向きのカードは、マナの数字が1の無色カードとして扱う。その持ち主はそれをいつでも見てもよい) |
水晶武装2:自分のマナゾーンに裏向きのカードが2枚以上あれば、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままマナゾーンに置く。 |
プロモーション・カードで先行登場し、DM23-EX3に収録された無色の呪文。
山札の上から1枚を水晶マナとしてタップインマナブーストする。その後、水晶武装2を達成していればアンタップインで水晶マナをマナブーストする。
同コストの《フェアリー・ミラクル》と似ているが、無色カードなのもあって追加マナ加速の条件がやや厳しくなっている。
前半の効果で水晶マナを生成するので、この呪文を唱える段階で1つ水晶マナがあれば水晶武装を達成できる。
2コストで水晶マナを作るカードが全文明にあるので、どういったデッキカラーでも最速3ターン目に2ブーストが可能。
使いたい文明のゼニス・セレスなどに合わせて選択すると良いだろう。
DM24-BD1/DM24-BD2時点では、3ターン目《シャングリラ・クリスタル》詠唱時に水晶武装を達成できるようにするカードは、
となっている。
《シャングリラ・クリスタル》自体、マナを伸ばすために採用するカードのため、組み合わせたい第一候補は同じくマナを伸ばす《華を咲かすのだ!》だろう。
それ以外については、2ターン目までにそれを使う暇はあるのか。有色ならマナ基盤の枚数で無理なく使うことが可能なのか。それを使って手札が減る場合には息切れしないだろうかとよく相談して採用を決めたい。
仮に3ターン目にこの呪文をフルスペックで唱えられなくとも、4ターン目で唱えられれば無色1マナを絶対に使える《フェアリー・ソング》なので十分強力。2コスト単色カードなら同一ターンに併用出来るので、各種メタクリーチャーなどを立てる余裕もあるだろう。
4ターン目にこの呪文を唱える事を目指す場合、3ターン目で《呪華のサトリ カナザー》など更に優れたcip持ちを挟んだり、各種水晶チャージャーでマナ加速するなどより柔軟な運用方法が考えられる。相手のデッキに合わせてカジを切っておきたい。
このように基盤カードでありながらG・ストライクで1ターンの延命ができる可能性もあるので、水晶マナを扱うデッキなら4枚積みする優先順位は極めて高い。
環境において
登場早々、【黒緑ゼニス・セレス】での上位入賞が報告された。
2ブロック構築環境ではマナブーストとして余りに優秀過ぎるため、通常戦では非水晶マナデッキとして組まれる多くのデッキが水晶マナデッキ化している。
その他
- 自然文明ではないカードで、純粋な山上マナ加速をする初動はこれが初。ただし1ブーストだけなら各文明のコスト3チャージャーで類似のことはこれ以前にも可能だった。
関連カード
収録セット
参考