【緑零ゼニス・セレス】水晶ソウルで強力なゼニス・セレスを早出しするギミックを軸に、相性の良いオラクルやアンノウンを採用したアーキタイプ。
主要カード
候補カード
このデッキの回し方序盤は《「この私のために華を咲かすのだ!」》や《シャングリラ・クリスタル》などでマナブースト。中盤戦も《水晶設計図》や《呪華のサトリ カナザー》などで水晶マナ作りと手札補充を継続して行い、堅実に準備を整えていく。 長所初動と足回りを担う2・3コスト帯のカードが非常に充実しており、初動事故率が低い。 本デッキのエース級であるゼニス・セレスたちは、ゼニス特有の強力なcipを持ちながら同時に水晶ソウルや革命チェンジなど簡単に出す手段が用意されており、ある程度の速度と高い制圧力を両立している。 特に強力なのは水晶マナ5枚でG・ゼロによる踏み倒しが可能な《「奇妙」の頂天 クリス=バアル》。条件を満たせばコスト0で召喚出来るため、《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》を出したついでにそちらのサーチ効果で回収して出したり、コスト0で《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》のDスイッチを起動する等小回りが利く。フィニッシャーである《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》へ即座に革命チェンジ可能なのは勿論の事、自身のcipや《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》の効果で2体目以降の《クリス=バアル》を回収すれば連鎖的に展開する事も出来る。 《黙示録の水晶》は水晶ソウルで大幅にコスト軽減しつつ3枚ドロー可能な上、コスト5以下のエレメント一掃効果が小型獣主体の【白黒赤ファイアー・バード】や【白赤緑ドリームメイト】等に対して覿面に刺さる。手札や水晶マナを補充しつつパワー19000の強力な壁役となれる《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》も入るため、一度着地まで持って行けばそれらのデッキを詰みに追い込む事すら出来てしまう。【白黒赤ファイアー・バード】対面ではコスト踏み倒しメタである《ハッター・ルピア》が懸念材料となるが、《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》はエターナル・Kを持つため、強引に耐えつつマッハファイターで逆に処理可能。 《偽りの名 ワスプメリサ》と《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》を同時に立たせることができれば、呪文ロック+cip使用不可+オールハンデスで限りなく逆転困難な状況に相手を追い込むという、かつて【黒緑ゼニス・セレス】で行っていた動きを自然文明とゼロ文明のみで再現する事ができる。 《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》を出した後は水晶マナを大量に確保出来るため、《クリス=タブラ=ラーサ》のクリスターナル・Kによる敗北回避効果を生かし易い。 短所【ゼニス・セレス】系デッキ共通の特徴だが、マナの色管理が難しい。水晶マナは文明を持たないため、無計画にマナを裏返し過ぎると自然文明のカードが使えなくなってしまう。闇文明など他の文明を混ぜるなら、その分だけ色管理の難易度は更に上がっていく。 切り札のひとつである《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》は自分にもオールハンデスをかけてしまうため、これを出した後に何らかの手段で逆転を許してしまうと立ち直りが難しい。ST持ちタマシードやG・ストライクは止められないため、それらで耐え切られるとワールド・ブレイクも相まって相手のみが大量に手札を持つという非常に危険な状況に陥る。 デッキ内のほぼ全カードが水晶マナ加速か重量級のゼニス・セレスで構成されており、前半戦における敵への足止め手段が乏しい。 一部のメタカードを投げられるとフィニッシュまで一手間生じる。《ベイB セガーレ》等のコスト参照かつ着地置換型の踏み倒しメタや《ボン・キゴマイム》等の着地時攻撃制限等がキーカードである《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》や《「奇妙」の頂天 クリス=バアル》に対して痛烈に刺さってしまう他、《クリス=バアル》はエターナル・Kを持たないためG・ゼロにも反応するコスト踏み倒しメタを出されると除去しない限りそちらは封殺されてしまう。 最も苦手とするデッキは【ジョーカーズ】。このデッキは緑と無色のみが主体のため《ジョリー・ザ・ジョニー Final》への耐性こそ有るものの、こちらが苦手とする《ベイB セガーレ》方式の踏み倒しメタ、G・ゼロに反応する踏み倒しメタ、《ボン・キゴマイム》方式の攻撃制限の全てを兼ね備えている上に頭数や過剰打点が早期に並び易く、尚且つ同じ無色主体のデッキであるがために本来大量展開への返しとなる《黙示録の水晶》を完全に無効化されてしまう。《偽りの名 ワスプメリサ》の刺さりが悪い所も痛手の一つ。 環境においてDM24-SP2の発売直後、オリジナルCSで早速成果を残している。[1][2] DM24-SP2発売当初は《偽りの名 ワスプメリサ》が相性の良い切り札として注目を集めたが、召喚コストの高さ、【白黒赤ファイアー・バード】との相性の悪さなどから、2枚以下に抑えられる例も多くみられるようになった。中には、踏み倒し手段である《呪華のサトリ カナザー》ともども一切採用せず、S・トリガーや除去札に多く枠を割いてビートダウンデッキに対応した型、最速で《「奇妙」の頂天 クリス=バアル》→《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》をぶつけることに重点を置いた攻撃的な型なども登場した。[3][4] サンプルレシピ妖精CS inブックオフイオン橋本店オリジナルCS(64名参加)
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