スリーブ
ビニールなどでできた薄いカードケースのこと。
カードを傷から守ったり、すでに傷ついているカードを他のカードと見分けられないようにするために使う。
透明なものから、背面が無地一色のもの、ホロ仕様、絵柄付きの物までさまざま。
シャッフルを繰り返すとカードが擦れてすぐに傷だらけになってしまうので、不正行為と見做されることの防止や価値を保つためにスリーブの着用が推奨される。大会などでは殆どのプレイヤーがスリーブを使用している。
スリーブを使う場合、不正行為防止のためにカードはすべて同じスリーブに入れ、それぞれのカードを個別に判別できないようにする必要がある。
摩耗や傷で判別ができるようになってしまった場合は取り換えるべきである。
公式大会や公認大会に出るならば気をつけたい。
カードを保護する他、自分のデッキのデコレーション感覚で使う人も増えている。アニメや漫画等のキャラクターが描かれたいわゆる「キャラスリ」や、デュエル・マスターズのクリーチャーが描かれた物等、様々なイラストのスリーブが発売されている。
イラストやホロ仕様のスリーブ自体が傷つかないよう、内側や外側に更に少し違うサイズのスリーブを付け(インナースリーブとオーバースリーブ)、2重3重にしていることも多い。ただし、あまりに分厚くすると、シャッフルしづらくなったりテキストが読みにくくなったりするので注意。
ルール
- 「デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール」では、「プレイヤーはカードスリーブその他のカード保護用の機材を用いてもよい」と書かれている通り、スリーブの使用自体は任意である。ただし、上記の通り、ほとんどのプレイヤーはスリーブを使用している。
- イベントによっては、スリーブの使用が義務付けられている場合も少なくない。例えば、最新の公認グランプリのフロアルールでは「デッキには不透明なスリーブを必ず1種類以上使用してください」と規定されている。
- スリーブが使用されること前提でフロアルールが作られている場合も少なくない。例えば、DMGP2024-1stのフロアルールでは「デッキに透明のカードスリーブのみを使用することはできません」とだけ書かれている。透明のカードスリーブのみの使用は禁止されているが、スリーブなしの裸は許容されるとは考えにくいので、上記ルールも「デッキには不透明なスリーブを必ず1種類以上使用してください」と読み替える必要があったと思われる。
- ゲーム開始時に超次元ゾーンに置くカードについては、元々が公開ゾーン(公開情報)であることから、公認グランプリなどでもスリーブの使用は義務付けられていない。
- スリーブを使用する際に、両面が透明のスリーブでなければならないルールは存在しないが、「アート的修正によってマナ・コストやカード名が隠れたり変わったりしていてはならない」ルールがある以上、使用するスリーブの一方の面が不透明であるためにマナ・コストやカード名が隠れている状況も同様に許容されず、両面透明のスリーブを使用しなければならないと解した方がよい。
- DMGP2025-1st以降の公式大会では無地の不透明もしくはデュエル・マスターズ公式商品以外のスリーブの使用が禁止されているので注意が必要。ただし、「無地スリーブなら公式商品以外でも可能」「あくまで公式大会のフロアルールによる制限であり、それ以外の大会では特に制限はない」点には注意(もちろん参加する大会が独自にフロアルールを制定しているならそれに従うこと)。
- 他IPのキャラクターや非公式の同人スリーブが配信に映り込むと、著作権・商標の問題が避けられないことが問題なのだと思われる。動画配信サイトでの配信が一般化したことによって生じた弊害とも言えるだろう。
- その他、性的描写の程度が高い、いわゆる「エロスリ」を個別判断なしに排除する目的も含まれていると考えられる。
- 理由や故意・過失を問わず、スリーブを付けた状態の裏面・側面からカードが区別できる状態は、マークドの違反に当たる。
- 公式・非公式商品を問わず、新品の同一型番商品でも製造ロットが異なると、色合いやサイズ、デザインなどに微妙な差異が出ることがある。
デュエパーティーや《13番目の計画》を入れているなどの特別な事情がない限りは、1つのデッキに対して、2個以上のスリーブを混ぜて使うことは避けた方が賢明である。
- 2007年には2005年版と2006年版の公式スリーブを併用し、その微妙な仕様の違いを利用した不正行為が報告された。
- 過去に、カードによってスリーブに入っているカードの向きを変える不正行為があった関係か、DMGP2025-1stのフロアルールでは「デッキに使用されるスリーブは、(中略)すべて同じ向きでカードを入れてください」と明示的に指示されていた。
その他
- スリーブのカードやスリーブ自体の保護のためとはいえ、スリーブをあまりに何重にも重ねると、デッキ全体が非常に分厚くなり、シャッフルがしづらくなる。テキストが読めない場合などルール違反になる場合もあるので程々に。
- 同名・同イラストのカードを40枚集めて、透明なスリーブに裏向きにして入れる「裏スリ」と呼ばれるものがある。
ただし、初登場と再録が混ざると左下のエキスパンションマーク等で判別がついてしまう為、作るのは簡単ではない。また、単純に元々のデッキに加えさらに40枚が入っているようなものなので、デッキとして非常に厚くなる。規定では1枚のスリーブに2枚以上カードを入れることはできないので、公式大会等では使用できない。
- デュエル・マスターズのカードにはレギュラーサイズ(縦88mm×横63mm)のスリーブがぴったり合う。無論、ジャンボカードや3D龍解カードはこの限りではなく、別途で用意する必要がある。また、スリーブを重ねがけする場合は3重目は横69mmだと安心。(公式スリーブ基準)
- スリーブの別称は「カードプロテクト」、「カードプロテクター」等がある。2重スリーブ用のスリーブは「オーバースリーブ」、「スリーブプロテクター」と呼ばれる。
なお、デュエル・マスターズの公式商品では2020年12月18日発売商品までは「カードプロテクト」であったが、2021年4月17日発売商品以降は名称が「カードスリーブ」に変更。2重スリーブ用は「オーバーカードスリーブ」の名称で発売。
- 似たようなものに、サイドローダーやカードローダーがあるが、こちらはスリーブよりも強固。カードスリーブ1枚の厚みとは違い、厚いものが多いため、これでデッキ全てを保護しようとすると非常にデッキが厚くなってしまう。超次元ゾーンでのカードの使用に留めておくのが良い。
参考
ママ。対戦開始前の話であるため、ここは「デッキ」であるべきである。