阿修羅(あしゅら)サソリムカデ》

阿修羅サソリムカデ SR 闇文明 (8)
クリーチャー:マフィ・ギャング 11000
ブロッカー
W・ブレイカー
スレイヤー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、マフィ・ギャングを2体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。そのターンの終わりに、自分のクリーチャーを2体破壊する。

DMRP-04裁で登場したマフィ・ギャング

cip墓地肥やしマフィ・ギャング2体のリアニメイトをこなすスレイヤーブロッカー。ただし、リアニメイトしたか否かにかかわらず、そのターンの終わりには味方クリーチャー2体を破壊しなければならない。

リアニメイト先はマフィ・ギャングであれば何でもよい。
前身の《阿修羅ムカデ》との相性は言うまでもなく、ターン終了時に破壊されても再度蘇るためデメリットを帳消しにできる。-9000×2回のパワー低下も相まって戦力差を大きく広げられる。
墓地に2体目以降の《阿修羅サソリムカデ》があれば、それらを続けて踏み倒すという事も可能である。これ自身がささやかながらも墓地肥やしができるので、不可能な挙動ではない。
一体目を進化元に、NEO進化マフィ・ギャングを出しても面白い。pig持ちの《フレデリック・ショーイン》破壊置換効果持ちの《マキャベリ・シュバルツ》なら無駄がない。ただし進化する分、ターン終了時の最終的な頭数は1体減ってしまうので注意。

また、ターンの終わりに破壊しなければならないのはリアニメイトしたマフィ・ギャングでなくてもよい。cipを使い終わった小型クリーチャーなどが横にあれば、それを身代わりにして踏み倒したクリーチャーを維持する事ができる。

それだけでなくスレイヤーかつブロッカーを持つことから最低でもパワーの高いクリーチャーを道連れにできる。総じてコントロールに長けたクリーチャーと言えるだろう。

非常に自己完結した効果ではあるが、リアニメイトを行わなかった場合、味方を犠牲にするだけとなる。自身も墓地肥やしを持っているためそうそう起ることはないだろうが、墓地利用メタには警戒したい。

  • 一度に2体も一気にリアニメイトというのはやはり脅威。特に、《グスタフ・アルブサール》を2体蘇らせられるというのは強力であり、2体をグルグルと回すループコンボの起点をこれ1枚で担うことが可能。
  • 言うまでもなく同弾収録の《煌龍 サッヴァーク》はこのカードの天敵。cipでこのカードや破壊元のカードが送られれば効果の発動が不可能に、生き残っても表側のシールドを身代わりに生き残りドラゴン・W・ブレイカーで表側のカードが増えドンドン不利になる。背景ストーリーやメディア作の活躍を見てもありとあらゆる場面でサッヴァークに敗北している。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.自分のターンの終わりに《阿修羅サソリムカデ》をバトルゾーンに出した場合、最後の能力で自分のクリーチャーを2体破壊しなくてはなりませんか?
A.いいえ、すでにターンの終わりのチェックタイミングを過ぎているので2体破壊する必要はありません。また、次のターンの終わりはすでに「そのターン」ではないので、そこでも2体破壊する必要はなく、結果としてただ2体クリーチャーが増えることになります。
引用元(2019.7.2)

Q.自分は《阿修羅サソリムカデ》の「出た時」の能力で、墓地から《ジョルジュ・バタイユ》《堕魔 ドゥポイズ》をバトルゾーンに出し、《堕魔 ドゥポイズ》の「出た時」の能力で、自身と《阿修羅サソリムカデ》を破壊しました。最終的に、バトルゾーンには《ジョルジュ・バタイユ》のみが残っている状況です。
そのターンの終わりに《阿修羅サソリムカデ》の効果で自分のクリーチャーを2体破壊しますが、《ジョルジュ・バタイユ》をバトルゾーンに残すために、「離れる時」の置換効果を何回使う必要がありますか?
A.1回です。《阿修羅サソリムカデ》の「そのターンの終わりに、自分のクリーチャーを2体破壊する。」は、2体のクリーチャーを選んで同時に破壊するものです。1体しかいない場合は1体しか破壊せず、その1体を2回破壊する必要もありません。
引用元(2022.5.20)