時間制限 (TCG)デュエルにおいて課せられる場合がある制約。 デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルールは、プレイヤーは告知された時間制限に従う責任があると示している。 制限時間の例競技イベント運営ルールでは、それぞれ以下のイベントについて「推奨制限時間」を定めている。「推奨制限時間」を逸脱した制限時間が設定される場合、イベントの登録前ならびに登録中に告知義務が生じる。
「各マッチ」は1本先取であることが多いが、決勝戦などは、2本先取(Best of 3, BO3)などとなることもある。 時間制限による勝敗決定プレイヤーは告知された時間制限に従う責任があるが、両者が誠実にプレイしていたにもかかわらず、制限時間を超過した場合、競技イベント運営ルールでは、以下のように概ね以下のように定めている。 マッチの終了時刻が来た時点でゲームの勝敗が決まっていない場合、現在のターンが終了した後追加で最大3ターンを行い、それでもまだ勝敗が決まらない場合は、そのゲームは両者敗北としたうえで、マッチの勝者の決定を以下のように定める。
ただし、大会によっては異なる規定が採用される場合がある。 たとえば、DMGP2025-2nd[1]では、予選ラウンド・決勝ラウンド第1~4回戦・決勝ラウンド第5~7回戦では、制限時間が到達したターンの内に勝敗が決さなかった場合、それぞれ以下のルールを採用していた。
時間制限による勝敗決定の利用時間制限を利用して有利にしようと、故意にプレイを遅くした場合は、遅延行為の非紳士的行為となり、失格処分となる。 【シールドプリズン】のような、積極的に勝つことを放棄した専守防衛のデッキが存在する。 こうしたデッキの勝ち筋は、相手の自然なライブラリアウトと時間制限による勝敗決定の2つがある。シールド数の多いプレイヤーを勝者とするルールと相性が良く、両者敗北とするルールと相性が悪い[2]。相手の自然なライブラリアウトを狙われる側に山札回復手段がない場合、仮に時間が無制限であるとするなら山札回復手段があり、ダイレクトアタックも通らない【シールドプリズン】側が勝利となる。 実際は時間制限があるため、ライブラリアウトを狙われる側の山札が尽きる程度にターン経過する前に制限時間に達した場合、時間制限による勝敗決定がされる。したがって、ライブラリアウトを狙われる側は、1ターン当たりの時間をできるだけ引き延ばすことに意味が出てくることになるが、上述の通り、そうした行為は遅延行為の非紳士的行為にあたる。 その他
デュエル・マスターズ プレイスではアプリによる自動管理で、どちらの思考時間かを明確かつ容易に区別できるようになったため、ターンプレイヤーが1ターン当たりにかけられる思考時間が定められている。 ターンには制限時間が設けられます 制限時間はターン数に応じて異なります 1ターン目・・・60秒 2ターン目・・・70秒 3ターン目以降・・・90秒 制限時間を超えると強制的に相手のターンに移ります ターンの制限時間は、相手への選択権の移行に伴う思考時間によって変動します 制限時間内にターンを終了していない場合は強制的に相手ターンに移ります 尚、能力や効果によってターン中に強制的に指定の行動を行っていない状況でターン制限時間を迎えた場合は、その能力及び効果を、対象をランダムに決定し、それを実行します
参考制限時間 (デュエプレ)TCG版と異なり、「ジャッジによる『手札にゲームに大した意味のある行動を取れない状況で時間をかけて『考え込んで』いて、時間を食いつぶしていた』などの遅延行為を指摘されない」「ループにおける手順の省略が提示できない」などの制約がある。 それらについて無限ループ#dmpsに書かれた方法で仕様(アップデートで更新されることもある)で対策が試みられている。 タグ:
[1] ttps://inspire-jp.net/dmgp2025-2nd/regulation/ [2] 両者敗北になるくらいなら投了した方が、対戦相手・マッチ・ウィン・パーセンテージ(オポ)の観点からマシではあるが、【シールドプリズン】自体が総合ルール外のルールで勝とうとしているデッキであることから、嫌われがちなこともあり、オポを犠牲にして投了せずに両者敗北となることがままある。 [3] 一部カードの演出およびターンの制限時間調整について |