どんでん返しの(フェイス・アップ)ミラジーノ》

どんでん返しのミラジーノ P 火文明 (5)
クリーチャー:アウトレイジ 6000
自分のシールドゾーンに表向きのカードがあれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
W・ブレイカー (このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

DMX-14で登場したアウトレイジ

そのままだと5マナパワー6000のW・ブレイカーとそこそこのスペック。更に、シールドゾーン表向きカードがあればスピードアタッカーを得る。墓地関連の能力を持たない珍しいアウトレイジである。

登場時点ではシールド・ゴーが未登場だったため、シールドゾーン表向きカードを置く手段はせいぜいくらい。同弾収録の《紫電城 バルザーク》とのコンボになっていたものの、マナカーブが綺麗に繋がっているわけでもなく元より《爆竜 GENJI・XX》などのスピードアタッカーを持っている強力なクリーチャーで事足りる印象が強かった。
また、この時点で既にデメリットこそあるものの《双砲 ロードスター》が同コストパワースピードアタッカーアウトレイジとして存在していたのも向かい風だった。

直後のDMR-09からはアウトレイジ内に直接シナジーのあるシールド・ゴーが登場。
このクリーチャーの活躍も期待されたが、シールド・ゴーを狙って発動することに意識を割くとそこそこ手間がかかり、そこまでして得られるリターンがスピードアタッカーの獲得程度ではとても割に合わない。
また、シールド・ゴーに特化したデッキならばシールドの側からスピードアタッカーを付与する《進軍する巨砲 クロムウェル》が存在するのも苦しいところ。

シールド・ゴーの存在を予感させる存在であったが、今後も実戦で使われることは殆どないだろう。

更に時代が下ると裁きの紋章ギャラクシールドなど再び表向きシールドがフィーチャーされることもあったが、やはりリターンの小さいこのクリーチャーが注目を浴びることは無かった。

  • 他のアウトレイジとは異なり、二つ名と名前の間に半角スペースが入っていない。
  • 名前の元ネタはダイハツ工業のクラシック風軽自動車である「ミラジーノ」だろう。

フレーバーテキスト

  • DMX-14
    俺たちはいつだって、前を向いて走り続ける!――どんでん返しのミラジーノ

収録セット

参考