ギャラクシールド
<ギャラクシールド>[文明(X)](このカードを使うコストの代わりに、[文明(X)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにシールド化する) |
DMRP-13で登場したキーワード能力。
「純愛の紅」 R 光文明 (6) |
クリーチャー:メタリカ/チーム銀河 6500 |
<ギャラクシールド>[光(3)](このカードを使うコストの代わりに、[光(3)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く) |
自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。 |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
このクリーチャーが表向きでシールドゾーンに置かれた時、またはバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選びタップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。 |
三・騎・繚・乱 C 水文明 (5) |
呪文:チーム銀河 |
<ギャラクシールド>[水(3)](このカードを使うコストの代わりに、[水(3)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く) |
自分のターンのはじめに、この呪文が表向きでシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして唱える。 |
カードを3枚引く。 |
指定されたコストを支払うことで、表向きの状態で新しいシールドとしてシールド化される。
そして、この能力を持つカードは、ギャラクシーGOと呼ばれる、自身をシールドゾーンから「コストを支払った扱いで使う」能力を併せ持つ。
チーム銀河の必殺技であり、そのためギャラクシールドを持つクリーチャーは光と水に偏っている。指定される文明もほとんどが光または水、その両方のいずれか。
指定のコストを支払えば、表向きの状態でシールドゾーンにおける、という一見、初心者でもわかりやすいシンプルな能力だが、実際はルールが非常にややこしい能力である。
ルール
- ギャラクシールドによるシールド化は「召喚できない」や「出せない」、「唱えられない」でも妨害されない。(2023年10月20日裁定変更)
- あくまで影響を受けないのはギャラクシールドを行う時のみであり、普通に使う時やギャラクシーGOを行う時には妨害を受ける。
- 原理的には「カードを使う」処理と切り離されたことになる。このため、過去に出ていた裁定に不明瞭な点が生じることになった。(後述)
- コストを支払わずに使う際、そのギャラクシールドは適用できない。
- ギャラクシーGOでコストを支払ったものとして使う際、そのギャラクシールドは適用できない。
「ターンのはじめにギャラクシールド能力のコストを支払うことでそのカードがシールドゾーンを離れるのを防ぐ」といったプレイはできない。
- 《シンクロ・スパイラル》を代替コストで唱えようとする場合にも、その支払形態を変化させる効果を検知して《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力によって無視され、唱えることができないという裁定がある。このことから、コスト5以下の呪文のギャラクシールドは適用できない。
- クリーチャーの能力はバトルゾーンにある間か、バトルゾーンでトリガーするのものだけを指すため、コスト5以下のクリーチャーのギャラクシールドは適用できる。
- 表向きにシールド化する処理によって、ギャラクシールドを適用したカードは保留状態ではなくなる。これにより、そのカードを使う処理は不発となる。よって、そのカードを使った扱いにはならず、「召喚した時」「唱えた時」「使った時」の能力は誘発しない。
不明瞭な裁定
- ギャラクシールドは「コスト軽減能力の影響を受けない」とあるが、ギャラクシールドを適用する際にコスト軽減能力を「適用すること」は可能なのかどうかは不明。
例えば、《カエルB ジャック》の能力でクリーチャーを好きな数タップできるかは不明。(もちろん、これによって支払うマナコストが軽減されるわけではない。)
- 《砕慄接続 グレイトフル・ベン》の能力や《♪面白き こともなき墓地を 面白く》の効果などによって手札以外からカードを使うことが許可されている場合、そのカードを使う際にギャラクシールドを適用できるという正式回答が出ている。
だが、上述したように「カードを使う」ことが許可されていない状況でもギャラクシールドは使用できる、つまり「ギャラクシールドは『カードを使う』能力ではない」と裁定変更されたため、今でもこれらを併用できるかは不明。「使う」ことをしようとしていないのに、「カードを使う」能力を行使する事になるからである。
以下は併用できると明言されていた時代の正式回答。
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| | 過去の裁定
| ※以下は既に裁定変更で消滅している。
- ギャラクシールド能力を持つカードを使う(召喚または唱える)ことができない時、そのギャラクシールド能力を使うことはできない。ギャラクシールドはコストを支払って使う際に適用できる能力であるため。
- 出せないクリーチャーは召喚できないため、そのクリーチャーのギャラクシールドを使えない。(2021/4/14裁定変更)
- ギャラクシールド登場当初は「クリーチャーが出せない時もそのクリーチャーを召喚することはできるので、召喚する際にそのギャラクシールドを適用できる」という裁定だった。
- 逆に、この裁定によって「出せないクリーチャーを召喚できる」ことが明確になった。出せないクリーチャーを召喚すると、召喚したクリーチャーはどこでもないゾーン(当時)を経由して、元あったゾーンに戻る。よって0コストで召喚できるクリーチャーを出せない状態にすると「召喚した時」「(元あったゾーンに)置かれた時」の能力を好きなだけ使えるということになり、このギミックを悪用した【ゾンビパルテノンループ】【ケドケドベラドマイ】といったデッキが台頭することとなった。
- 実際にはカードが1枚も移動していないのに能力が誘発し続ける挙動は直感的には理解し難いものであり、環境にも無視できない影響を与えたため、「出せないクリーチャーは召喚できない」とする裁定変更が行われることとなった。
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テクニック
ギャラクシーGOの存在からシールド追加としては一時的だが、相手の攻撃から身を守るだけでなく、ラビリンスと併用したり、鬼タイムの発動を遠ざけたりする目的で使える。
《音奏 ハイオリーダ》のようなシールドカードが増えると効果が発揮されるカードと併用するのもいい。
シールド回収と組み合わせることで、「シールドゾーンに置かれた時」の能力を使い回すことができる。
逆にギャラクシーGO目的で使う場合、シールドの状態の間にブレイクなどでシールドゾーンから離されるのは痛い。
ブロッカーや攻撃曲げで防ぐのもいいが、《モモダチ ケントナーク》、《アカカゲ・レッドシャドウ》などの効果によるブレイクなどには無力なので、《「古の守護者」》や《「雷光の聖騎士」》なども使って、とことん守っていきたい。
その他
- 特にゲームに影響を及ぼすわけではないが、注釈文は殆どの置換効果と異なりひらがなで「かわりに」ではなく漢字で「代わりに」となっている。パンドラ・シフトも同様。
- 能力名の由来は、「ギャラクシー(銀河)」+「シールド」。
- この能力でシールドに置くことを、Deadmanはコロコロチャンネルnextにおいて「ギャラクシールド、スタンバイ!」と呼んでいた。また、アニメでもキラがこの呼称を使っていた。
- アニメ「デュエル・マスターズ!!」ではシールドに追加される時はクリーチャーが後ろを向いている状態で盾に並んでいたが、
続編のアニメ「デュエル・マスターズ・キング」ではシールドに追加される時には結晶に包まれて盾に並ぶようになった。
- この「後ろ向きでシールドゾーンに待機する」というイメージのためか、ギャラクシールドを持っているクリーチャーのイラストには背中に盾を思わせる平たい翼が描かれていることが多い。
- アニメ「デュエル・マスターズ・キング」9話ではメガネがギャラクシールドについて「バトルゾーンに出る前にシールドを割っちまえば、出てこられない~これが、ギャラクシールドの『最大の弱点』だ~よ」と評している。
- この弱点は同話でキラが手にしていた《「正義帝」》によって見事に解消されている。
- 2021年9月初頭にデュエチューブに公開された開発秘話においては、「テンポのボーダーラインの見極めが非常にシビアであった」という射場本正巳のコメントが読み上げられていた。参考
参考
公式Q&A
Q.「ギャラクシールド」はどういう能力ですか?
A.カードを使う代わりに「ギャラクシールド」で指定されたコストを支払うことで、そのカードを表向きの新しいシールドとしてシールドゾーンに置くことができる能力です。
「ギャラクシールド」を持つカードは全て「自分のターンのはじめに、このクリーチャー(呪文)が表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する(唱える)。」という共通の能力を持っています。
引用元(2020.3.27)
Q.クリーチャーを召喚できない時や、呪文を唱えられない時、「ギャラクシールド」を使ってカードをシールドゾーンに表向きで置くことはできますか?
A.いいえ、できません。クリーチャーの召喚や呪文を唱えることが禁止されている場合、その「ギャラクシールド」を使うこともできません。
A.はい、できます。クリーチャーを召喚できない状況でもクリーチャーの「ギャラクシールド」のコストを支払ってカードをシールドゾーンに置けますし、呪文を唱えられない状況でも同様に、コストを支払ってシールドゾーンに置けます。
ただし、ターンのはじめにシールドゾーンから召喚する、唱える能力は、クリーチャーを召喚できない時や呪文を唱えられない時には使えず、それらのカードはシールドゾーンにとどまります。
引用元(2023.10.20)
Q.メタリカを持つクリーチャーの「ギャラクシールド」で支払うコストを《一番隊 クリスタ》の能力で1少なくすることはできますか?
A.いいえ、できません。「ギャラクシールド」は、召喚したり唱えたりする代わりにカードをシールドゾーンに置く能力なので、コストを減らすことはできません。
引用元(2020.3.27)
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| | 類似裁定(2021.10.22)
| Q.《煌メク聖戦 絶十》の「自分のシールドゾーンにカードが置かれた時」の能力によって、《「絶対の楯騎士」》の「ギャラクシールド」で支払うコストを3少なくできますか?
A.いいえ、できません。「ギャラクシールド」でシールドにカードを置く行為はカードの使用ではないため、カードを使用するコストを軽減する効果は適用できません。
引用元
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Q.カードの能力によってコストを支払わずに「ギャラクシールド」を持つカードを召喚したり唱えたりする際、その「ギャラクシールド」を使い、カードを表向きでシールドゾーンに置くことはできますか?
A.いいえ、できません。「ギャラクシールド」はコストを支払ってカードを使う時にのみ、使うことができます。
引用元(2020.3.27)
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| | 類似裁定(2022.02.18)
| Q.《葉鳴妖精ハキリ》の「攻撃する時」の能力で、手札から「ギャラクシールド」を持つクリーチャーをコストを支払わずに召喚する時、表向きにシールド化できますか? 類似例:《超次元の王家》の「パンドラ・シフト」
A.いいえ、シールド化できません。コストを支払わずにカードを使う場合、「ギャラクシールド」コストは支払えませんので、でシールド化することはできません。
引用元
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Q.相手の《ジェイ-SHOCKER》の能力によりコスト6のクリーチャーがバトルゾーンに出せない状態です。この時、コスト6の《「蒼刀の輝将」》の「ギャラクシールド」を使えますか?
A.いいえ、使えません。バトルゾーンに出すことが禁止されている状況では、召喚を行うこともできません。召喚を行うことができない状況では「ギャラクシールド」を使うこともできないので、《「蒼刀の輝将」》をシールドゾーンに表向きで置くこともできません。
A.はい、使えます。クリーチャーを出せない状況でも、「ギャラクシールド」のコストを支払ってカードをシールドゾーンに置くことはできます。
引用元(2023.10.20)
Q.《砕慄接続 グレイトフル・ベン》の「各ターンに一度、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい」の効果で、マナゾーンから《「絶対の楯騎士」》を「ギャラクシールド」コストを支払って、表向きにシールド化できますか?
A.はい、できます。「ギャラクシールド」は自分が召喚できるゾーンからならどこからでも能力を使用できます。《砕慄接続 グレイトフル・ベン》によってマナゾーンから召喚できるようになっている場合、マナゾーンから「ギャラクシールド」を使えます。
引用元(2021.12.17)
Q.《砕慄接続 グレイトフル・ベン》の「各ターンに一度、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい」の効果で、マナゾーンから《超次元の王家》を「パンドラ・シフト」コストを支払って、超次元ゾーンに置きました。
「パンドラ・シフト」はカードを使うかわりに超次元ゾーンに置く効果ですが、このターン、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》のマナゾーンから召喚する効果をもう一度使えますか?
類似例:《「絶対の楯騎士」》の「ギャラクシールド」
A.いいえ、使えません。「パンドラ・シフト」や「ギャラクシールド」などの能力を使い、クリーチャーが結果的に召喚されなかった場合も、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》の能力をもう一度使えるようにはなりません。
引用元(2022.02.18)
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| | 裁定変更されたもの
| Q.バトルゾーンに相手の《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》がいます。自分が既にクリーチャーを1体バトルゾーンに出している状況で、「ギャラクシールド」能力を使い、シールドゾーンにクリーチャーを新しいシールドとして表向きで置くことができますか?
A.いいえ、使えません。バトルゾーンに出すことが禁止されている状況では、召喚を行うこともできません。召喚を行うことができない状況では「ギャラクシールド」を使うこともできません。
引用元(2021.4.14)
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