《ダムダム・ジョーカーズ》

ダムダム・ジョーカーズ C 闇文明[ジョーカーズ] (1)
呪文:ジョーカーズ
自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
ジョーカーズ・クリーチャーを1体、墓地から手札に戻してもよい。

DMRP-19で登場したジョーカーズ呪文

2枚墓地肥やしし、ジョーカーズ1体を任意墓地回収できる。

仮に1ターン目に墓地回収が成功すれば、《ガード・グリップ》と同様マナカーブを邪魔せず山札圧縮ができることになる。
しかし、1ターン目に安定して墓地回収を行うにはジョーカーズを非常に多く採用する必要があり、例えば回収成功率を90%以上にするにはジョーカーズのクリーチャーを28枚程度採用しなければならない。墓地肥やしの観点からは1ターン目の《ザババン・ジョーカーズ》《メラメラ・ジョーカーズ》も比較対象となる。その2つはジョーカーズ呪文でも手札交換のコストにできるが、《ダムダム・ジョーカーズ》はジョーカーズ・クリーチャーでないと手札損失があるというのは大きな違いといえる。

闇を含むジョーカーズDMRP-19からの登場であり、現段階では闇単色のジョーカーズは数が少ないため、1ターン目から闇のマナ基盤を確保するのは厳しい。

ただし、1ターン目に拘らないのならば話は別。1コストで墓地肥やしと墓地回収を行えるのは間違いなく破格で、墓地にあるジョーカーズ・クリーチャーを1コストで重く支払って墓地召喚できるようなもので、終盤でも腐ることはほぼない。ジョーカーズには手札交換手段が多くあるため、墓地肥やしの難易度も低い。
今後のカードプール次第では、入りの【ジョット・ガン・ジョラゴン】も選択肢に入るか。

ジョーカーズ墓地回収にはあまりこだわらず、「コスト1で墓地肥やしができる呪文」としての運用も考えられる。同コスト《ブラッディ・クロス》と比べると相手の墓地肥やしを手助けしなくなったことや、運がよければ《ほめほめ老/ホメホメ老句》《カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」》といったジョーカーズ墓地肥やしカード回収できる点などで優れている。
コスト1で墓地肥やしができるの呪文ということで【カリヤドネループ】の初動にも向く。回収任意なので、墓地呪文枚数を減らす恐れもない。

《ブラッディ・クロス》と同じく、《スクリーム・チャージャー》とは相性が良い。
あちらの能力でこのカードを回収し、チャージャーで増えた闇マナを使ってこのカード使うことで墓地に落とすカードを飛躍的に増やすことが出来る。

環境において

登場当初から【カリヤドネループ】で使用される。登場当時は、「《ブラッディ・クロス》と異なりフィニッシュには関与しづらいスペック」という理由で、【カリヤドネループ】の初動としては基本的には5枚目以降としての運用になったが、王来MAX期では相手のリソースを増やさないこちらが初動として優先されるようになった。

一方で【ジョーカーズ】で使われることがほとんどない。闇のジョーカーズ自体の母数が少ないのもそうだが、ジョーカーズを用いる闇のデッキが光闇火の【ライオネル.Star】のように墓地肥やしを主体としないデッキばかりであった事も大きい。

その他

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考