王来MAX
デュエル・マスターズ21番目のシリーズ。
特殊な読みはせず、そのまま「おうらいマックス」と読む。
ブロックマークは「王来MAX」。(横に王来その下に横文字でMAX)
ジョー編と切札家のクライマックスを飾るシリーズであり、この王来MAXを最後にデュエマの主人公はジョーから斬札 ウィンへとバトンタッチする事が公式に告知されていた。
昨年の王来篇がデュエマ20周年を記念していたのに対して、雑誌やデュエチューブの動画などではこのシリーズを「真の20周年」と謳っている。
デュエマ最初の商品であるDM-01・DMS-01の発売日が2002年5月のため、その20年後である2022年のこのシリーズは真の20周年といえる。
- では王来篇が偽の20周年なのかと言われるとそうではなく、あちらの項目でも書かれている通り王来篇は20番目のシリーズである。
基本セットを展開していた時期を1年目とした場合、王来篇はデュエマ20年目のシリーズとなるので、そういう意味では王来篇も20周年といえるだろう。
このセットに当てはまる通常のエキスパンションは
の2つ。
背景ストーリーは王来篇の直後から始まる。王来篇の戦いを経て『龍の王の歴史』を継承したモモキングたちレクスターズの元へ、『鬼の王の歴史』を経たジャオウガが率いる鬼レクスターズが襲来、ジョーカーズに壊滅的なダメージを与える。歴史の継承者同士による“真の王の歴史”を決する戦いが繰り広げられる。
最大の目玉は、プレイヤー自身が進化元となるS-MAX進化クリーチャー。進化元を必要としない進化クリーチャーであり、デュエマの歴史に革新をもたらした。
また、前年に引き続きプッシュされるスター進化クリーチャーを強力にサポートする新しいカードタイプとして、DMEX-18で存在が言及されていたタマシードが登場した。
新しいカードタイプ故に除去手段が少ない為に場持ちが良く、進化クリーチャーの出しやすさに磨きがかかった。
今シリーズからカードの種類が減少し、減少した枠に20周年トレジャーという形でこれまで入手困難となっていたカードの再録がなされた。
- 商売的事情により次シリーズのスタートを秋に変更する都合上、公式での発表通り全シリーズの基本パック2種という最短のシリーズである。前シリーズのギミックを連想させる新たなギミック、新たなカードタイプ、前シリーズの直後で始まる背景ストーリー、そして現主人公が活躍するシリーズのクライマックスなど、明らかに革命ファイナルを彷彿とさせる。
- 単色メインでありかつタマシードという新しいカードタイプにより調整が慎重に行われたからかカードパワーは前シリーズと比べて控え目になった。さらにカードの種類も減ったこともあり2022年7月現時点で環境を大きく影響を与えたカードは少なく売上を落とすことになった。
このシリーズに発売された商品
※= ブロックマークなし
参考