《ガード・グリップ》

ガード・グリップ C 水文明 (1)
呪文
カードを1枚引く。

DM-36で登場した呪文

カードを1枚引く」という実に単純明快な能力を持つ、《エナジー・ライト》下位種

手札の枚数は変わらないため、デッキスペースが無い場合は採用価値はかなり低い。
純粋に手札を増やしたい場合は《エナジー・ライト》などが優先される。

デッキスペースがある場合は、他にすることのない1ターン目に唱えるとそれだけで山札圧縮になる。
このカードを4枚投入すれば実質デッキの枚数が36となり、引きたいカードが手札にくる確率も上がるだろう。
だが、《トレジャー・マップ》《ガガガン・ジョーカーズ》《ア・ストラ・センサー》などのコスト1サーチも充実してきており、山札圧縮用途でもそれらを使った方が良くなりがち。

ハンドアドバンテージを失わずに使用できる軽量呪文であるため、《氷牙レオポル・ディーネ公》《爆獣マチュー・スチュアート》などの呪文に反応するカードと組み合わせれば1コストで利得を得ることができる。
また、簡単に墓地に呪文を貯められるため、【フェルナンドVII世】にも投入を検討できる。

《天雷王機ジョバンニX世》回収できるため、専用の【ナイト】を組んで見ても面白いだろう。
もちろんマナコストは払う必要があるのだが、そこは余ったマナでやりくりしよう。マナカーブを考えず唱えると1マナ損してしまう。

いずれにせよこのカードはコンボを意識して使ったほうが輝ける。
後に上位互換として《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》《【奇跡】まさかの神引き!!【豪運】》が登場したものの、手札を減らさない1マナ呪文として、それらと共に採用するのも手。

  • 余談だが、名前はガード・「グリップ」であり、「クリップ」ではない。意外と間違えやすいので気を付けよう。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-23で実装。

デュエプレのドラゴン・サーガでは《真理銃 エビデンス》《龍素記号Mj リンシャンカイホ》といった呪文を連打した場合に力を発揮できるカードが多く、それがデザイナーズコンボだと思われる。

《術英雄 チュレンテンホウ》で2倍にしたり、《アクア大尉 ガリレオ・ガリレイ》などを反応させたりすれば、むしろ手札が増える。

登場直後の環境では、【青単ジャバジャック】で主に《天災超邪 クロスファイア 2nd》の補助として使われている。
既存デッキでも《アクア・エリート》経由ならターン中6枚以上ドローを満たせるが、逆に言えば《アクア・エリート》がないと5枚ドローで1枚足りない。ここで《ガード・グリップ》を採用することでコストを支払った召喚時でも、追加1マナ1ドローでG・ゼロできるという寸法である。

似た考え方で、先置き《アクア・メルゲ》があったが、《ガード・グリップ》は《爆炎シューター マッカラン》のような盤面除去では取られず、ただでさえ【リキッド・ピープル】は2マナ帯が渋滞しているのに《アクア・メルゲ》は枠が厳しい事情があった。
《ガード・グリップ》は《一撃奪取 マイパッド》で半端に余ってしまった1マナを山札圧縮に使えるのもグッド。

サイクル

DM-36で登場したコモンの1コスト呪文サイクル
イラストに描かれているのは過去に登場した1コストクリーチャー

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考