《ヘームル・エンジオン》
cipで自分の他のクリーチャーを1体バウンスして、GR召喚する能力を持つ。 単純なGR召喚として考えればクリーチャーが差し引き1体しか増えない分《音奏 シャンタン》の文明違いの下位互換にも見えるが、自分のクリーチャーをバウンスできるのがミソで、cipの再利用には悪くない。例えば同弾・同レアリティの《青守銀 シルト》を回収するのに使うのも良いだろう。 2コストで2体クリーチャーがバトルゾーンに出ることから、バトルゾーンに1枚、手札に1枚このカードがあれば超GRの枚数だけ《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》でマナブーストすることができる。しかもこちらは《アクア忍者 ライヤ》と異なりクリーチャーが増えるため、いざという時に1ショットキルに移行することもできる。よって、【ズンドコピエロ】の選択肢になるだろう。 環境において前評判では【ズンドコピエロ】の躍進に繋がると1枚とされていたが、実際のところ登場時の環境では【ズンドコピエロ】よりも優秀なループが多く、そちらの環境復帰には至らなかった。代わりに、【赤青ファイア】で使われている。 2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂により【オカルトアンダケイン】が事実上消滅すると【ゼロ・ルピアループ】がアドバンス環境のトップに立ち、このカードもGR召喚ループの要として活躍に至った。ソリティア始動前に2コストで素出しすることで、適当なリソース系クリーチャーを回収しつつGRクリーチャーのcipでアドバンテージを稼いでコンボ始動に備える場合もある。 オリジナルの【ゼロ・ルピアループ】でもただ自軍のcipクリーチャーをバウンスにより再利用できるというだけで、フォーマット上GR召喚が存在しないにもかかわらず採用されるケースがある。 【ゼロ・ルピアループ】消滅後はこれといった活躍は無いが、稀に【ダークネスコントロール】にマナドライブでアドバンテージを稼ぐために採用される。1コストでバトルゾーンに復帰できる《とこしえの超人》はバウンスコストにしてもディスアドバンテージになりづらい。 その他サイクルDMRP-10のGR召喚サイクル。いずれもコスト2でパワー2000のワンダフォースクリーチャーであり、条件付きでGR召喚できる。
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