GR(ガチャレンジ)召喚(しょうかん)

GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する。

月刊コロコロコミック2019年4月号付録で登場した用語。
超GRの上から1枚目のGRクリーチャーを召喚すること。キーワード処理の一種。

ガチャダマン R 自然文明 (4)
クリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
自分のGRクリーチャーすべてに「マッハファイター」を与える。

基本的にGRクリーチャーはGR召喚を行ってしかバトルゾーンに出せない。

所謂コスト踏み倒しなのだが、テキストにある通り、「コストを支払ったものとして召喚する」ため、《ポクチンちん》《デスマッチ・ビートル》といった召喚も対象になるコスト踏み倒しメタすらすり抜ける事が出来る。

GR召喚がこれほどのメタ耐性を持つ仕様となったのは、《異端流し オニカマス》の登場など新章デュエル・マスターズ以降のコスト踏み倒しメタインフレの激化の結果でもある。そのような仕様にでもしなければこのギミックは使われるかどうかが疑わしかったのである。

反面、召喚扱いであるため《暴走龍 5000GT》《時の法皇 ミラダンテXII》ファイナル革命影響下などの召喚ロックには引っかかる。
また、マナゾーンのカードをタップしている訳ではないので《百発人形マグナム》《ラドン・ベップバーン》などのメタ能力にも引っかかる。

2021年4月14日の裁定変更により、出せない状況だと召喚できないことになった。
これまではGR召喚しようと超GRの上から1枚目を表向きにして出せないバニラだったら、バトルゾーンには出ないがバニラを召喚したことにはなるため、《アクア・ティーチャー》の能力はトリガーした。今後は召喚した扱いにすらならず、トリガーしなくなる。

  • パワーやコストなどの条件を限定したロックが働いている場合、GRクリーチャーがロックの範囲内であるかどうかは超GRから捲らないと分からない。よって、まず最初に対象に引っかかるクリーチャーかチェックする必要がある。その後、範囲外であればバトルゾーンに出し、範囲内であればそのまま裏向きにして超GRゾーンに戻す、という裁定になっている。
    • 1つの効果で一度に複数回GR召喚する場合、あくまで1回ずつロックの範囲内であるかどうかチェックが入る。予約されたGR召喚の回数分の枚数全部、チェックを入れずにそのまま超GRから離すのは間違い。
      • 例えば、《「本日のラッキーナンバー!」》でコスト4のクリーチャーの召喚が封じられている中、《BAKUOOON・ミッツァイル》によるGR召喚が4回発動したとする。この時、4回のGR召喚が1つのcipによる効果だからと言って4枚同時にGRクリーチャーを超GRから離してGR召喚するのは間違い。当然途中でロックされている4コストのGRクリーチャーが捲れた場合、以降のGR召喚は自動的に不発となる。
  • クリーチャーを出せない状態で、オレガ・オーラなどでGR召喚する効果を使った場合、超GRを捲ってすぐ裏向きに戻す処理となる。超GRを捲ることすらできないというのは誤り。
    • GR召喚はバトルゾーンに出した結果として超GRの一番上が判明するに過ぎず、表向きにする工程を挟む処理ではない。よって、出せない場合は相手プレイヤーに見えるように捲ってはいけない。
  • 《烈王“轟怒”飛流投》は「GR召喚する」とは書かれていないものの、GRクリーチャー召喚部分はGR召喚扱い、つまりコストを支払ったものとして扱うことになっている(「GR召喚する」と書かれないのは、通常のGR召喚と山札の上の扱い方が異なるためと思われる)。

文明ごとのGR召喚手段の特徴は、

一番良質。出したGRクリーチャーにスピードアタッカーを付与できるものが多い。
比較的良質。クリーチャーの場合、低コストのもの、大量GR召喚ができるものが目立つ。
可も不可もない。クリーチャーの場合、ジョーカーズに優秀なものが目立つ。
比較的質が低い。ただし、墓地肥やしハンデスなどの優秀なcipを持つオーラは良く使われる。
自然
一番質が低い。ただし、ギガ・オレガ・オーラマナブーストなどの優秀なcipのあるオーラはよく使われる。

  • サイキック関連のカードドラグナーなどとは違い、GR召喚ができるカードはこれといって特別なデザイン加工がなされていない。加えて、サイクルになっていないものも多く、見落としがあったり、意外なカードがGR召喚を持っていたりするという事は多い。
  • 名前の由来は、「ガチャ」+「チャレンジ」だと思われる。超GRからGR召喚する際、どのクリーチャーが出てくるかわからないという仕様をガチャガチャに見立ててのネーミングだろうか。

殿堂入りしたGR召喚をするカード

参考


公式Q&A

Q.GRクリーチャーはどうやってバトルゾーンに出せばよいですか?
A.GRクリーチャーはGR召喚によってのみ超GRゾーンから召喚することができます。GR召喚は超GRの一番上のクリーチャーを直接バトルゾーンに出しますが、この行為をコストを支払って召喚したものとみなします。
引用元1 引用元2(2019.7.2)

Q.《爆アド上ブレヤッホー!》のGRクリーチャーをバトルゾーンに置く効果は、GR召喚として扱いますか?
A.いいえ、GR召喚ではありません。コストを支払ずにバトルゾーンに出したものとして扱います。
引用元(2020.2.10)

Q.《カルマ大司教 ゾロスター》がバトルゾーンにいる状況でオレガ・オーラを使い、GR召喚することを選びました。処理はどうなりますか。
A.超GRの一番上を表向きにしますが、そのクリーチャーはバトルゾーンに出ることができないので超GRに留まります(裏向きに戻します)。また手札から使ったオレガ・オーラはそのまま手札に留まります。
引用元(2020.7.17)

Q.《怒流牙忍法 次元隠しの術》を唱え、バトルゾーンにいる相手のコスト5のクリーチャーを超次元ゾーンに置きました。
次のターンに相手がオーラを使ってGR召喚し、超GRの一番上がコスト5のGRクリーチャーだった場合、どうなりますか?
A.その場合、コスト5のクリーチャーはバトルゾーンに出すことができないので超GRの一番上に残ります。
マナコストは支払った状態のままで、手札から使ったなら手札に、そうでないなら元のあったゾーンにオーラは残ります。
引用元(2020.7.17)