サイクル

以下の意味がある。

このページでは1.について解説する。2.については「ループ」を参照。

1.について

例えば、DM-06では「インビンシブル」の名を持つ呪文がそれぞれの文明に1枚ずつ収録された。（インビンシブル呪文）
このようなまとまりを指してサイクルと呼ぶ。

大抵は5文明にそれぞれ用意されているが、時々特定の文明だけ外されていたり、逆に数枚多くなっていたりもする。

あるいは、同じ文明の上位種・下位種が同弾にまとめて収録されているとき、それを指してサイクルと呼ぶ事もある。

あくまで俗語なので、全文明にないもの、あるいは類似性が薄いものをまとめてサイクルとみなすか否かは個人の主観で異なる。あまり広い意味で適用してしまうと「類似カード」と言っているのと変わりない。
基本的に、2枚以下であった場合はサイクルと呼ばれることはほぼない。

サイクルには各エキスパンションのテーマが色濃く反映されていることが多いので、時代ごとのサイクルを見ていくことで様々なカードについて知ることができる。

文明ごとに主役級クリーチャーのキャラクターが明確に設定されているシリーズ（覚醒編の5戦士、エピソード3のチームエグザイルなど）では、それらのクリーチャーはサイクルの形をとる事が多く、その派生カードもまたサイクルになるので、結果的にそのシリーズに存在するサイクルは多めになる。
不死鳥編やドラゴン・サーガなど、「世界観が一新され、各文明をそれぞれ1つ2つの種族が支配しているシリーズ」でも同様。

各文明にあるカードのサイクルから派生して、『それぞれの文明から同時に登場した類似種族、ないしは能力』をサイクルと呼ぶこともある。種族については先述の不死鳥編やドラゴン・サーガの主要種族、能力については覚醒編のソウル固有能力や十王篇の各チーム・王国の必殺技が代表的。

元々は関連するカードが存在するものであっても、後に独立して登場することもある。
- 例えば、多色cipサイクルから単独でリメイクされた《飛散する斧プロメテウス》、「ドンドン○○ナウ」から派生して登場した《ドンドン水撒くナウ》などがある。

条件のついた能力で共通するサイクルがあるとき、文明の都合でその条件を自身で満たしやすい能力が割り当てられているケースがある。《プロテクション・サークル》や《獅子王の遺跡》がその例。

開発内では、同じレアリティ内で各文明に作られるものを「横サイクル」、同じ文明内でレアリティをまたいで作られるものを「縦サイクル」、パーフェクト呪文のようにセットをまたいで作られるものを「超サイクル」と呼称している[1]。