ゼーロ

漫画・アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」シリーズに登場するキャラクター

文明のデュエルマスター候補。黒羽で覆われたマントを纏った、長身の青年の姿をしている。人間ではないようで肉体を持たず、物体をすり抜けることができるのでダメージを基本的に受けない[1]

格好こそ青年だが、誕生したばかりなのか登場当初は幼い素振りを見せていた。一人称は「ゼーロ」。名前の由来は「ゼロ」だと思われる。

アニメでの活躍

担当声優は「クロス」にてV (バベル)を演じていた森田成一氏。他にはももの父親も担当している。

デュエル・マスターズ(2017)

第44話で初登場。この時点ではほとんど言葉をしゃべることができず、デュエマのルールすら理解していなかった。

闇執事のギニョールに導かれるままに、闇の城に迷い込んだキラとのデュエルに挑む。ギニョールに渡された無月の門が軸のドルスザク魔導具黒単デッキを使用し、デュエルを進める内に片言ながら簡単な言葉を発したり、短期間で《卍 デ・スザーク 卍》無月の門の複雑なルールも完全に理解したりと驚異的な学習能力を発揮。そのままキラに勝利した。

その異質な存在はキラに恐怖を与え、遠く離れたジョニーにも胸騒ぎを与えるほどであった。

デュエル・マスターズ!

場数を踏むために数多くのデュエル・ウォーリアを倒して力をつけていたが、並のデュエリストとの戦いでは成長が得られないというギニョールの判断からトンボと戦って勝利。さらに自然文明に触れたものを文明へと誘い込む黒い流星を送り、それに触って訪れたガイアハザードの1人のミノマルとの戦いの中で《卍 デ・スザーク 卍》《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》にパワーアップさせて勝利した。

その後は自然文明への侵略を加速させるために《メガロ・デストロイト》ゲオルグ・バーボシュタインを送り込む。同時に文明の侵略も開始し、ミノマルが覚醒した姿のミノガミが闇の城に乗り込んできた際は魔導具呪文を新たに使ったデッキで対抗。彼の持つ『死の力』に相反するミノガミの『生の力』によって初めて痛みを感じ、恐怖から一時は泣き叫んだが、最終的には恐怖を乗り越えてみせた。

《メガロ・デストロイト》の汚染によって《天地命動 バラギアラ》 が復活すると混乱に乗じて自ら自然文明に侵攻したが、キラの妨害で足止めされているうちに切札 ジョーミノガミを倒し、『生の力』が溢れだしたことで撤退した。

その後、闇の城に突然やってきた水文明のデュエルマスター候補のキャップと対峙。彼の超GRオレガ・オーラの力によって初の敗北を喫する。しかし、キャップが闇の城を訪れた理由が闇文明と協力関係になることであったため、彼と「ブラザー」になり、超GRオレガ・オーラの力を手に入れた。また、オレガ・オーラに触れることで知能を一気に拡大させた。

デュエル・マスターズ!!

キャップの意向から水文明の汚染を本格的に開始。以前のおぼつかない面影は一切なく、流暢に自分の意思を伝えられるようになった。使用デッキは無月の大罪を軸としたオレガ・オーラ黒単デッキに変わっている。

キャップに招かれて水文明を訪れた際にに同じ名前の双子の弟がいるのを知り、区別のために彼をギャップと名付けた。さらに、偶然にも同じく水文明を訪れていた切札 ジョーと対決。初めて人造ではないドラゴンを目にしたことで興奮し、新たな切り札の《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》を使って勝利した。その後、《The ジョラゴン・ガンマスター》を強奪しようとするが、彼の抵抗による反撃を受けて一時的に消滅。小さい炎のような姿となってしまった。

ギャップによって培養されたことで逞しい新たな姿を手に入れたが、それも束の間に闇の卵が出現。その声に呼ばれて「ドラゴンズ・ゼロ」に突入して彼と戦い、追い詰められたものの勝利。ドラゴンのために自らの命を惜しまない姿勢から闇の卵に認められて、彼の所有者となり、ゼーロのドラゴンを由来に「ゼーロン」と名付けた[2]。それ以降、闇の卵の影響で徐々に過去の記憶が蘇っている。

#region2(過去){{
その正体は龍頭星雲から生まれた闇の王。宇宙の多くの生物を喰らい、ギニョールプラネッタに闇の王として認められたことで彼らと共に行動することとなる。成長したある日、キラの父と光の軍勢と戦い、キラの父を消滅させるも彼の最後の一撃で力と記憶を封印されてしまう。弱体化したところを光の軍勢に攻撃されるもプラネッタに庇われて彼女の命を犠牲に生き延びる。
}}

ジョラゴンの肉の一部を食らってまもなく闇の卵が孵るという時に、因縁を知って再び訪れたキラと対決し、《零龍》零龍卍誕させて勝利。彼を消滅させて切札 ジョーの心に傷を残した。

決意を新たに立ち上がったジョーとの最終決戦では《零龍》の力で圧倒。そのまま他の文明を滅ぼそうとするもボルツキャップガイアハザードの必死の抵抗で足止めされ、最後はジョーの放った《ジョギライド・ファイナルフィーバー》《零龍》を破壊されて敗北。《零龍》を庇うように攻撃を食らい、命の温かさを最後に感じて消滅した。

デュエル・マスターズ キング

彼自身は登場しないが、彼の消滅をきっかけに誕生した息子が登場している。

漫画での活躍

ジョーキラの決戦後に登場。闇文明と思しき場所でドラゴンの復活をギニョールに聞かされる。

その後、自然文明への侵攻を開始し、黒い流星に触って現れたカブト鬼に勝利。そして《メガロ・デストロイト》ゲオルグ・バーボシュタイン、さらには洗脳した自然文明の守り神の《メッサー・シュミット》を送り込んだ。

《メガロ・デストロイト》の汚染によって《天地命動 バラギアラ》 が復活すると混乱に乗じて自ら自然文明に侵攻したが、《天地命動 バラギアラ》 の暴走に巻き込まれてしまい、消滅してしまう。

ジョー《天地命動 バラギアラ》を倒した後、水文明のマスターを名乗る人物によって復活。彼から超GRオレガ・オーラの力を受け取り、彼の助けを借りて水文明への侵攻を開始した。

水文明へ自ら侵攻した際には、もう1人の水文明のマスターのキャップに連れられてやってきたジョーと対決。《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》によって勝利するが、ジョーを守ろうと暴走したジョラゴンにやられて一時的に消滅。

その後は逞しくなった新たな姿で復活。《零龍》を手に入れ、他の文明を全て破壊しようとする。光文明でキラを葬り、さらにジョーも圧倒するが、諦めなかったジョーが放った《ジョギライド・ファイナルフィーバー》《零龍》を破壊されて敗北。ついに消滅したと思われたが…

#region2(過去){{
基本的にアニメと同じだが、プラネッタとの関係がより掘り下げられている。ギニョールも知らぬ内にプラネッタとの間に子供ができており、プラネッタが死亡した後、幽霊となったプラネッタに子供ごと自らを吸収するように言われる。これを拒否するも無理矢理吸収させられ、泣きながら覚醒。光文明の軍勢を一掃したが、直後に力と記憶の封印が完了し、全てを忘れてしまう。
}}

余談

  • 背景ストーリーやメディア作品において「新章デュエル・マスターズ」に決まった敵勢力や敵組織が存在しないこともあって、終盤に突然の登場でファンを驚かせた。登場間近まで情報は全くなく、初公開のDMRP-04魔のCMですら詳細が明らかにされなかったので、文字通り謎に包まれた存在だった。
  • 《卍 デ・スザーク 卍》などの切り札の多くの名前に「卍」が使われているが、担当声優の森田氏が主人公の黒崎一護を演じる「BLEACH」の「卍解」を狙ってのネーミングなのかは不明。また、オレガ・オーラの多くの名前に使われる「シン(罪)」も森田氏が主人公を演じた「FF10」に関連深い言葉だがこちらも狙ってのネーミングなのかは不明。

戦績(アニメ)

  • 通算成績:10戦6勝2敗2中断

デュエル・マスターズ(2017)

  • 通算成績:1戦1勝0敗
    話数対戦相手勝敗デッキ名
    44話キラ勝利無月の魔風[3]

デュエル・マスターズ!

デュエル・マスターズ!!

主な切り札

デュエル・マスターズ(2017)

デュエル・マスターズ!

デュエル・マスターズ!!

関連キャラクター

関連デッキ

参考


[1] オレガ・オーラを入手した後はホログラムに当たったような描写になった
[2] ジョードラゴンを由来に名付けられたジョラゴンとは対比になっている
[3] 「無月の魔凰」の誤植と思われる