《失われし禁術の復元》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《失(うしな)われし禁術(きんじゅつ)の復元(ふくげん)》

DMRP-03で登場した水の呪文。

S・トリガーを持ち墓地のコスト4以下の呪文を1枚コスト踏み倒しで発動させる能力を持つ。《目的不明の作戦》の下位種。

唱えられる呪文の範囲は《目的不明の作戦》よりも随分と狭いが、それでも《ドンドン吸い込むナウ》などを筆頭に有用な呪文が数多く射程範囲に入っている。

また、4コストのため《フェアリー・ライフ》をはじめとした2コストマナブースト呪文を使った次のターンに、このカードでそちらを再利用し6コスト圏に繋げるといった動きも可能。これは7コストと重く、殿堂入りにより1枚しか使えない《目的不明の作戦》では中々できない動きである。

• 環境では【知新ジャスティス】や【マークロループ】に入るコンボパーツの候補として、殿堂入りした《フォース・アゲイン》を手軽に再利用する役割を期待された。
  しかし【知新ジャスティス】は《テキサス・ストーム》を獲得し、より使い勝手の良いカードを得たあちらのデッキではこちらはあまり注目されなくなった。
  • 寧ろ《邪眼皇アレクサンドルIII世》と組み合わせると比較的手軽なループを実践できるだろう。《龍素知新》の項に説明されたループをそのまま《龍素知新》からこのカードに変えるだけで成立する。エンドカードは《超次元の手ホワイト・ブラックホール》にすれば良い。

• 《龍素記号Og アマテ・ラジアル》でも無限ループコンボができる。使うのは《ラジアル》と上記の《フォース・アゲイン》。《失われし禁術の復元》は最低2枚必要になる。

1. 《アマテ・ラジアル》のcipで山札から《フォース・アゲイン》を唱える。→《アマテ・ラジアル》を出しなおす。
2. 出しなおした《アマテ・ラジアル》の二度目のcipで今度は《失われし禁術の復元》を唱える。→墓地の《フォース・アゲイン》を唱える。→また《アマテ・ラジアル》を出しなおす（この時点で《復元》は墓地に、《アゲイン》は山札の下にある）。
3. 《アマテ・ラジアル》の3度目のcip発動。2.で山札の下に行った《フォース・アゲイン》をまた唱える。《アマテ・ラジアル》を出しなおす。→《アマテ・ラジアル》の4度目のcip発動。この時、山札から2枚目の《禁術》発動。墓地にあった1枚目の《禁術》を唱える。
4. この時《禁術》（1枚目）で3.で墓地に置いた《フォース・アゲイン》を唱える。→《アマテ・ラジアル》を出し直し、この時、1枚目の《禁術》の効果で2枚目の《禁術》が、そして2枚目の《禁術》の効果で《フォース・アゲイン》は山札へ行っている。
5. この時点で3.に戻っている。 これだけでは何の意味もないが、例えば場に《禁断機関 VV-8》があれば一瞬で禁断機動できる。5.で《アマテ・ラジアル》が唱える《フォース・アゲイン》を《VV-8》に当てれば、さながらNo.2の「エターナルマシンデュエル」の再現である。

• フレーバーテキストは《目的不明の作戦》が殿堂入りしたことを皮肉ったかのような内容である。しかし《目的不明の作戦》は元々社長をモチーフにした呪文であり、その初出弾のDMX-21は背景ストーリーとは繋がりを持たないため、その「禁術」は《目的不明の作戦》とは無関係と思われる。

関連カード

• 《目的不明の作戦》

フレーバーテキスト

• DMRP-03
  禁術の効果は復元してみないと分からない。恐ろしい魔力を生み出す術もあれば、ただ明日の天気を占うだけの術もある。
• DMEX-07
  水文明のマスターがもたらした禁術は、デ・スザークを鳳凰から龍へと近づけ、ド・ラガンザークへと生まれ変わらせた。

収録セット

• illus.IWAO
  • DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険！！」
  • DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」（24/48）

参考

• 呪文
• S・トリガー
• コスト踏み倒し