殿堂入(でんどうい)

あるカードを、1つのデッキに1枚しか入れられなくするという公式ルール。

その時期の環境において大きな影響を及ぼしているカードには、この措置が取られることがある。
要するに「デッキの自由度をなくしてしまうほど強すぎたために公式大会での使用を制限された」というカードたちであり、いわゆる「制限カード」と呼ばれることもある。

また、殿堂入りよりも重い措置としてプレミアム殿堂があり、これに指定されたカードは1枚もデッキに入れられない。

  • コロコロコミックの菊池修記者が後にTwitterで語ったところによると、カードを作るのに関わった人々の努力を踏みにじるような呼称を導入したくなかったため、名誉的な意味合いを持つこの呼称に決まったという。

現在の殿堂入りカード一覧

カード名文明コストカードタイプ備考
《光牙忍ハヤブサマル》3クリーチャー
《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》2クリーチャー
《Dの牢閣 メメント守神宮》4D2フィールド
《ポジトロン・サイン》5呪文
《予言者マリエル》4クリーチャー
《ラッキー・ダーツ》1呪文
《エメラル》2クリーチャー
《海底鬼面城》1
《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》6
3
ツインパクト
《斬隠オロチ》6クリーチャー
《禁断機関 VV-8》6禁断クリーチャー
《サイバー・I・チョイス》7クリーチャー
《サイバー・ブレイン》4呪文
《ストリーミング・シェイパー》3呪文
《スパイラル・ゲート》2呪文
《セイレーン・コンチェルト》1呪文
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》4呪文
《龍素知新》5呪文
《パーロックのミラクルフィーバー》7呪文
《ハイドロ・ハリケーン》6呪文
《パラダイス・アロマ》3クリーチャー
《フォース・アゲイン》4呪文
《プラチナ・ワルスラS》3進化クリーチャー
《ホーガン・ブラスター》5呪文
《目的不明の作戦》7呪文
《暗黒鎧 ダースシスK》5クリーチャー
《インフェルノ・サイン》5呪文
《怨念怪人ギャスカ》1クリーチャー
《凶星王ダーク・ヒドラ》6クリーチャー
《クローン・バイス》3呪文
《黒神龍ブライゼナーガ》6クリーチャー
《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》
《極・魔壊王 デスゴロス》

5
10
ドラグハート・フォートレス
ドラグハート・クリーチャー
《凄惨なる牙 パラノーマル》7クリーチャー
《デビル・ドレーン》3呪文
《盗掘人形モールス》5クリーチャー
《復讐 ブラックサイコ》5進化クリーチャー
《不敵怪人アンダケイン》6クリーチャー
《魔天降臨》6呪文
《魔龍バベルギヌス》7クリーチャー
《滅亡の起源 零無》
《零龍》

なし
0
零龍の儀
零龍クリーチャー
ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード
《熱き侵略 レッドゾーンZ》6進化クリーチャー
《インフィニティ・ドラゴン》7クリーチャー
《カモン・ピッピー》5クリーチャー
《禁断〜封印されしX〜》
《伝説の禁断 ドキンダムX》

なし
99
禁断の鼓動
禁断クリーチャー
ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード
《“轟轟轟”ブランド》7クリーチャー
《単騎連射 マグナム》3クリーチャー
《スクランブル・チェンジ》3呪文
《超竜バジュラ》7進化クリーチャー
《ドリル・スコール》1呪文
《BAKUOOON・ミッツァイル》9クリーチャー
《爆熱剣 バトライ刃》
《爆熱天守 バトライ閣》
《爆熱DX バトライ武神》


3
5
8
ドラグハート・ウエポン
ドラグハート・フォートレス
ドラグハート・クリーチャー
《バジュラズ・ソウル》5クロスギア
《勝利宣言 鬼丸「覇」》10クリーチャー
《暴龍警報》2呪文
《MEGATOON・ドッカンデイヤー》5クリーチャー
《メガ・マナロック・ドラゴン》6クリーチャー
《アラゴト・ムスビ》自然4クリーチャー
《邪帝斧 ボアロアックス》
《邪帝遺跡 ボアロパゴス》
《我臥牙 ヴェロキボアロス》
自然
自然
自然
4
7
10
ドラグハート・ウエポン
ドラグハート・フォートレス
ドラグハート・クリーチャー
《S級原始 サンマッド》自然3進化クリーチャー
《カラフル・ダンス》自然4呪文
《再誕の社》自然3呪文
《次元の霊峰》自然2呪文
《蛇手の親分ゴエモンキー!》自然4クリーチャー
《侵革目 パラスラプト》自然5クリーチャー
《大勇者「鎖風車」》自然4進化クリーチャー
《ダンディ・ナスオ》自然2クリーチャー
《獰猛なる大地》自然8呪文
《生命と大地と轟破の決断》自然5呪文
《バロン・ゴーヤマ》自然5クリーチャー
《ビックリ・イリュージョン》自然3呪文
《フェアリー・ギフト》自然1呪文
《陰陽の舞》自然5クリーチャー
《ガヨウ神》無色5クリーチャー
《ジョット・ガン・ジョラゴン》無色7クリーチャー
《破界秘伝ナッシング・ゼロ》無色7呪文
《常勝ディス・オプティマス》光/水6クリーチャー
《時の法皇 ミラダンテXII》光/水8クリーチャー
《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》光/水14
3
ツインパクト
《英知と追撃の宝剣》水/闇7呪文
《疾封怒闘 キューブリック》水/火7クリーチャー
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》闇/火5クリーチャー
《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》
《終焉の禁断 ドルマゲドンX》
闇/火
闇/火
なし
999
最終禁断フィールド
最終禁断クリーチャー
ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード
《腐敗勇騎ドルマークス》闇/火4クリーチャー
《無双恐皇ガラムタ》闇/自然6クリーチャー
《蒼き団長 ドギラゴン剣》火/自然8クリーチャー
《ボルバルザーク・エクス》火/自然7クリーチャー
《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》闇/火/自然5クリーチャー

現在の殿堂入りカードの改訂履歴

2004年3月15日

2007年11月15日

2008年4月15日

2008年10月15日

2009年4月15日

2009年12月19日

2010年5月15日

2011年1月15日

2011年7月23日

2012年3月15日

2012年8月11日

2013年6月22日

2014年3月15日

2014年5月24日

2015年6月15日

2015年12月15日

2016年2月28日

2016年9月15日

2016年12月16日

2017年2月26日

2017年7月8日

2018年3月1日

2018年7月14日

2019年3月1日

2019年7月1日

2019年12月20日

2020年1月1日

2020年7月1日

2020年12月18日

2021年7月1日

かつての殿堂入りカードの改訂履歴

2004年3月15日

2005年3月15日

2005年7月15日

2006年3月15日

2007年1月15日

2008年4月15日

2009年4月15日

2009年12月19日

2010年5月15日

2011年1月15日

2011年7月23日

2012年8月11日

2013年3月15日

2013年6月22日

2014年3月15日

2014年5月24日

2015年3月14日

2015年6月15日

2015年9月19日

2016年2月28日

2018年3月1日

2018年7月14日

2019年3月1日

解説

これらのカードは1枚のみでも充分に機能するものが多く、プレミアム殿堂入りしていないものは今なお多くのデッキに投入されている。ただし1枚だけなので、デッキの核になるカードは山札からサーチしたり、マナ墓地回収リアニメイトなど使用法を工夫する必要がある。シールド封印に埋まっている場合は、回収が難しい。

《サイバー・ブレイン》《アクアン》《無双竜機ボルバルザーク》など、1枚制限になったことで逆に手札に早く引き込んで先に使った者勝ちの運ゲー要素が強まり、殿堂入りする前より事態が悪化してしまったことも。特に《無双竜機ボルバルザーク》のような「先に使ったプレイヤーが勝つ」カードは、それが顕著である。これらのカードのほとんどは後にプレミアム殿堂になっている。

1枚になってさらに凶悪性を増したカードは他にも存在するが、いずれもプレミアム殿堂している。

逆に1枚のみではほとんど、場合によっては全く機能しないカード(例:複数枚絡めることで初めて強力になる《クローン・バイス》)は、デッキに入ることがほとんどないため、実質的にプレミアム殿堂入りしたことと同じ扱いである。

殿堂指定される理由は「強すぎる」からだが、そう判断される要素はカードによって異なる。
特にゲーム性を損なうような強さの場合は殿堂入り、もっと言えばプレミアム殿堂になりやすい。

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殿堂入りしているカードは、その強さの方向性によって大きく以下のタイプに分かれると言えるだろう。

※あくまで考察であり、公式からこのように分類されているわけではない。またここに示した分類のうち複数に当てはまるようなカードも存在する。
***1枚で膨大なアドバンテージを生み出す [#me118e3c]
-《ストリーミング・シェイパー》
-《ハイドロ・ハリケーン》
-《再誕の社》
-《ボルバルザーク・エクス》
-《ガチンコ・ルーレット》
-《超次元ホワイトグリーン・ホール》
-《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》
-《プラチナ・ワルスラS》
-《ガヨウ神》
-《禁断機関 VV-8》
-《Dの牢閣 メメント守神宮》

***対処が困難なフィニッシャー [#b9df4ef0]
-《勝利宣言 鬼丸「覇」》
-《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》/《極・魔壊王 デスゴロス》
-《蒼き団長 ドギラゴン剣》
-《熱き侵略 レッドゾーンZ》
-《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》
-《ジョット・ガン・ジョラゴン》
など

***強力なコスト踏み倒し[#xf3cac7f]
-《インフェルノ・サイン》
-《ポジトロン・サイン》
-《ホーガン・ブラスター》
-《獰猛なる大地》
-《魔龍バベルギヌス》
-《目的不明の作戦》
-《龍素知新》
-《生命と大地と轟破の決断》

***低コストの除去 [#d8d161da]
-《魂と記憶の盾》
-《スパイラル・ゲート》
-《疾封怒闘 キューブリック》

***強力で使いやすいハンデス [#k5a764b2]
-《クローン・バイス》
-《裏切りの魔狼月下城》
-《復讐 ブラックサイコ》

***強力なランデス [#b9b3a26b]
-《超竜バジュラ》
-《バジュラズ・ソウル》
-《英知と追撃の宝剣》
-《ハイドロ・ハリケーン》
-《魔天降臨》
-《ドリル・スコール》

***強力なコスト軽減 [#d35a3eae]
-《フェアリー・ギフト》
-《スクランブル・チェンジ》

***試合を大きく優位にするシステムクリーチャー [#r7d5a838]
-《インフィニティ・ドラゴン》
-《凶星王ダーク・ヒドラ》

***汎用性が高く、コストの割に強力なcip持ちクリーチャー [#bfcd6c51]
-《エメラル》
-《光牙忍ハヤブサマル》
-《ダンディ・ナスオ》
-《カモン・ピッピー》
-《BAKUOOON・ミッツァイル》
-《MEGATOON・ドッカンデイヤー》

***強力なロック系の能力 [#wbd21cd8]
-《予言者マリエル》
-《無双恐皇ガラムタ》
-《メガ・マナロック・ドラゴン》
-《単騎連射 マグナム》
-《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》
-《時の法皇 ミラダンテXII》
-《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》

***ゲーム性を損なう速度の速攻 [#ggg]
-《“轟轟轟”ブランド》
-《爆熱剣 バトライ刃》
-《海底鬼面城》

***特定のカード、デッキと異常にシナジーする [#aa142267]
-《魔光蟲ヴィルジニア卿》
-《パラダイス・アロマ》
-《ラッキー・ダーツ》
-《斬隠オロチ》
-《カラフル・ダンス》
-《ビックリ・イリュージョン》
-《デビル・ドレーン》
-《陰陽の舞》
-《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》
-《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》
-《次元の霊峰》
-《黒神龍ブライゼナーガ》
-《バロン・ゴーヤマ》
-《侵革目 パラスラプト》
-《腐敗勇騎ドルマークス》
-《怨念怪人ギャスカ》
-《凄惨なる牙 パラノーマル》
***サーチライブラリアウト呪文 [#y7d1b640]
-現在全てプレミアム殿堂

***ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード [#l752defd]
-《禁断〜封印されしX〜》/《伝説の禁断 ドキンダムX》
-《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》/《終焉の禁断 ドルマゲドンX》
-《滅亡の起源 零無》/《零龍》
※これらは発売日当日に殿堂入りしており、元々1枚しか使わない事を前提にしたデザインである。
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その他

  • 殿堂入りの目的は主にトップメタデッキの淘汰、弱体化だが、大会ではまず見かけないようなファンデッキもその煽りを受けてしまうことがある。しかし、そのような事態もカードゲームを続けていくに当たっては仕方のないことである。
  • 殿堂入りしたカードは、当然殿堂入り前よりシングルカードの相場価格が落ちることになる。しかし、《生命と大地と轟破の決断》もように多くのデッキに入る汎用性を持ち、1枚積みでも十分強力なカードに関しては、殿堂入り前とは大差ない価格を維持することもある。これは、多くのデッキに入るがゆえに、殿堂入りしても1枚も手放さないプレイヤーが多く、かつ1枚だけなら手に入りやすいことから買い求めるプレイヤーが続出するためである。
  • このルール殿堂ゼロデュエルなどの特殊なフォーマットを除けば公式大会公認大会において適用されるものなので、それら以外の時に対戦する場合ではこれらのカードがデッキに複数枚入っていても問題はない。ただし、当然ながらほとんどのプレイヤーはこのルールを遵守してデッキを組んでいるため、もしこのルールに対応していないデッキを使って対戦を申し込むのであれば事前に相手の了承を得ておくのが望ましい。また、非公認大会であってもこのルールを適用する大会は多い。事前のルール確認は必ず行うべきだろう。
  • 「殿堂入りするくらいなら最初から作るな」という意見も多く聞かれる。しかし、メーカーとしては拡張パックの売り上げのために少しずつ新しく出るカードの性能を上げていかなければならず、それが結果としてパワーカードの出現やインフレにつながり、殿堂入りカードを生むことになっている。また、後に出たカードとのシナジーカードプールの増加によって突然強化されてしまうこともある。
    どの道、殿堂入りカードはこれからも少しずつ増えていくだろう。
    • とは言え、殿堂入りには環境を切り替え、ゲーム性の変化をもたらす作用もあるので、こちらは1枚制限で使われるということに意味もあり、単なる規制ととらえず好意的に解釈するのがよい。プレイヤー間では環境に変化をもたらす一種の大イベントとして楽しまれている傾向もある。
  • プレミアム殿堂に指定されることを「温泉行き」「温泉送り」などとも呼ぶことから、殿堂入りに指定されることを「足湯」と呼ぶことがある。

参考

タグ: 殿堂入り