《戦神アロロ》
戦神アロロ R 火文明 (5) |
クリーチャー:ティラノ・ドレイク/ゴッド 8000 |
自分のターンのはじめに、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。 |
W・ブレイカー |
G・リンク《回神パロロ》の左横 |
このクリーチャーは、リンクしている時「T・ブレイカー」を得る。 |
DM-25で登場した火のティラノ・ドレイク/ゴッド。
5コストでデメリットつきのW・ブレイカーといえば《爆勇士ユーカーン》や《ギガベロス》がいるが、それらとの違いは主に以下の2つ。
リンクする場合は《回神パロロ》に除去耐性を付けつつ、フィニッシャーにするためのカードといえる。パワー13000のT・ブレイカーはそう簡単には対処されない上、ただ突っ立っているだけでもマナ回収ができるのは優秀である。
ただし、《パロロ》が居ないと暴走しかねないので組ませる場合でも2枚程度に留めておいたり、《暖氷妖精カオルン》や《空間型無限収納ストラトバッグ》などで補えるようにしよう。
- 元ネタは、リンク対象の《回神パロロ》と合わせ、北米のホピ族が信じる海蛇の怪物「パアロロクァング(パロロコング, Paaloloqangw)」であろうか。容姿について【巨大なガラガラヘビに似るが、丸く緑色の頭、突き出た目、鋭い歯をのぞかせた口、そして大きな角と黄褐色の羽のとさかを持つ】とされており、ガラガラヘビ、口、角についての記述が概ね《アロロ》のイラストと一致する。またホピ族には【パアロロクァングが海を横切って横たわり、"双子の戦神"がそれをまたいでホピ族を見守っている】という神話もあり、《アロロ》の冠詞及びG・リンクする点において、この"双子の戦神"もひとつのモチーフであると考えられる。
- 蛇の伝説は龍やドラゴンの伝説と同一視されることもある。ティラノ・ドレイクは恐らくここから来ているのであろう。
- しかし一方で、パアロロクァングには四足であるなどの記述はない。さらに頭部の意匠やG・リンクした際中央に現れるピラミッドのようなオブジェクトから、エジプト神話もモチーフとして取り込まれているのかもしれない。
リンク対象
人造神の創造の単色ゴッド。
自身の友好色のゴッドとリンクできる。
収録セット
参考