回神(かいしん)パロロ》

回神パロロ R 闇/自然文明 (5)
クリーチャー:ゴッド/グランド・デビル/ビーストフォーク 5000
カードが自分のマナゾーンから墓地に置かれる時、墓地に置くかわりに手札に加えてもよい。
G・リンク《戦神アロロ》の右横
このクリーチャーがリンクしていてバトルに勝った時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。

DM-25で登場した/自然ゴッド/グランド・デビル/ビーストフォーク

《戦神アロロ》の相方であるシステムクリーチャー

一見すると《光波の守護者テルス・ルース》などの対ランデス能力の亜種のように見えるが、実際の使い方は全く異なる。
自分のマナを能動的に墓地に置くカードを最大限に駆使し、変幻自在のマナ回収が可能になる。

等のトリッキーな動きを実現させてくれる。

そして《戦神アロロ》G・リンクすれば更に凶悪な性能を発揮する。《戦神アロロ》デメリット能力をマナ回収というメリットに変え、バトルに勝てばマナブースト
《アロロ》の面のおかげでマナが増えにくくなるが、カードの扱いやすさが段違いになり、その欠点もマナブーストで補えるのが偉い。
13000というパワーによって強引かつ着実にバトルゾーンを支配できるだろう。

ただし、やはり《パロロ》自身に対する直接除去には脆い。
《ダンディ・ナスオ》を使えばどんなカードでもサーチできるが、それは《パロロ》が場にいればの話。要するに、《パロロ》を場に残せないと、デッキが機能しない可能性もあるということである。
デッキを組むときは《パロロ》のみに依存しない手札増強の手段を用意したいところだが、そうなると今度は《パロロ》の能力が活かしにくいというジレンマに陥ってしまう。構築の腕の見せ所である。
後に《神の裏技ゴッド・ウォール》《巫女のインガ 綾織》で生存期間を延ばせるようになった。

  • 元ネタは、リンク対象の《戦神アロロ》と合わせ、北米のホピ族が信じる海蛇の怪物「パアロロクァング(パロロコング, Paaloloqangw)」であろうか。容姿について【巨大なガラガラヘビに似るが、丸く緑色の頭、突き出た目、鋭い歯をのぞかせた口、そして大きな角と黄褐色の羽のとさかを持つ】とされており、頭、角、とさかについての記述が概ねパロロのイラストと一致する。またホピ族には【パアロロクァングが海を横切って横たわり、"双子の戦神"がそれをまたいでホピ族を見守っている】という神話もあり、アロロの冠詞及びG・リンクする点において、この"双子の戦神"もひとつのモチーフであると考えられる。
    • イラストからはよくわからないその種族についても、海蛇という要素をその2つの種族で表したと考えることもできる。
    • 一方「回神」という冠詞についてそれらしき記述はないが、こちらは名前繋がりで、古代ローマの理論家「パウロ」であるかもしれない。彼は元はユダヤ教徒であったが、後にキリスト教徒になった。この経験は「パウロの回心」と呼ばれている。

リンク対象

サイクル

DM-25対抗色多色ゴッド
自身の友好色の単色ゴッドとリンクできる。

収録セット

参考