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獅子幻獣砲 C 火文明 (3) |
呪文 |
S・トリガー |
次のうちいずれかひとつを選ぶ。 |
►相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
►バトルゾーンにある相手のクロスギアを1枚選び、持ち主の墓地に置く。 |
《幻竜砲》の完全上位互換。クロスギア破壊の選択肢が追加された。《幻竜砲》と同じコストでクロスギアを破壊するか小型クリーチャーを破壊するか選択できるためかなり扱いやすい。
比較対象となるのは《ドリル・ボウガン》や《マーシャル・ロー》だろうか。
獅子幻獣砲 C 火文明 (3) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊するか、相手のクロスギアを1枚選んで持ち主の墓地に置く。 |
DMPP-11で収録された。
テキストがモードではなくなり、DM-28に近いテキストとなったが効果に変更はない。
クロスギアを主軸にする【武者・ドラゴン】や【剣誠・ドラゴン】といった【サムライ】を仮想敵とした場合、最軽量でクロスギアを射程に収め、《アシガ・ルピア》や《ムシャ・ルピア》などが効力を発揮する前に破壊も狙うことができる。
火力呪文としては、1枚の呪文で1体を破壊するという行為自体が相手への負担が小さい妨害であることから、環境からは遠ざかっている。
条件付きで9000もの火力が使える《ベンケイ・バーニング》ですらあまり採用率は高くない。
どうしても序盤に倒したいシステムクリーチャーはコスト4でも間に合うことが多く、対クリーチャーには《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》や《斬撃虫ブレードワーム》で十分だろう。
やはり、このカードはクロスギア対策でありながら、クロスギアを使わない相手にも一応の役割があるという見方がいいだろう。
このカード収録前のDMPP-10EX期では《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を活用する【サムライ】が環境の一角を形成しているため、クロスギア対策となる《超電磁工兵バ・キーン》や《天雷の聖霊ユリウス》を他のカードとのシナジーが薄くともメタカードとして投入するデッキが見られた。
そのため【サムライ】が引き続き流行する環境ならば、その対策としてこのカードも採用候補となるだろう。
DMPP-12環境では、【ボルシャック・NEX】のファイアー・バードや【エンペラー・キリコ】の《無頼妖精ワイルド・リリィ》といったパワー2000以下を破壊でき、ついでに依然として高い性能を誇る【剣誠・ドラゴン】も仮想敵にできるという事情で、【白黒赤ナイト】や【カウンターHDM】でよく採用されるようになった。