虚ト成リシ古ノ蛇神ノ咆哮(ヴリドガルド=リグヴェナロク)

虚ト成リシ古ノ蛇神ノ咆哮 C 火文明 (2)
呪文
S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい)
自分の手札を1枚捨てる。その後、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶カードを2枚引く。
▶相手のパワー9000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。

DM25-RP2で登場した呪文

手札1枚と引き換えに2枚引くか、敵のパワー9000以下1体を対象とする火力を放つ。

要するに、

《バッドドッグ・プレス》
▶捨てるのと火力の順番が逆になった《ゴゴゴ・Go1・ナックル》

のどちらかを選択できる呪文。

手打ちの手札交換としては《勇愛の天秤》《バーニング・フィンガー》相互互換になるのは言うまでもない。

火力としては、《勇愛の天秤》で超えられない《一音の妖精》《ハッター・ルピア》等を含めた中型獣に手を出せるのは良いが、2マナ+詠唱の他の追加1枚手札消費はリソースの消費が大きい。もちろん《最期の竜炎》【白青赤ゴスペル】で採用されていることも含めて墓地肥やしのメリットにもなるのだが、単に相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊するだけなら《勇愛の天秤》が最も低リスクであり、手札を犠牲にしても良いというのなら《最期の竜炎》のほうが支払うマナを節約できる。

類似の役割のカードと全とっかえではなく、採用枚数を考えて投入したいところ。

  • カード名の「リグヴェナロク」は「リグ・ヴェーダ」+「ラグナロク」だと思われる。リグ・ヴェーダはバラモン教の最も古い聖典であり、ラグナロクは北欧神話における終末の日を指す。
    • 両者とも「ヴリドガルド」のヴリトラ、ヨルムンガンドと出典を同様にする。

サイクル

DM25-RP2にて登場したコモンS・トリガー呪文サイクル

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM25-RP2(72/77)
    ヴリドガルドが咆哮を発すると、周囲の超獣たちが次々と魂を抜かれていく。そしてその魂を、ヴリドガルドが次々と吸い込み始めた!
  • DM25-RP2(㊙24/㊙24)
    ヴリドガルドの一撃が、神と神の決戦の幕を開ける。
  • プロモ(P41/Y24)
    その咆哮に対して引くか立ち向かうか……世界の行方を選ぶのは、君次第だ。

収録セット

参考