スチーム・ナイト

DM25-RP1で登場した種族テクノ・サムライと対をなす。

の3文明に属している。

「スチーム」の名の通り、蒸気機関、スチームパンク風のイラストが特徴。
自らを「歴史の歯車」と規定し活動している。

カード名は漢字複数文字で構成され、一部は途中に助詞の平仮名を含む。また、これら漢字と平仮名で構成される文字列の前後を「~」で挟まれている。かつ、その上部には構成文字から予測できないルビが振られている。このルビは王道W以前に登場していたクリーチャーを連想させるものとなっており、カードイラストもまたそのクリーチャーを元にしている。
十王篇白青を担当していたチーム銀河白黒を担当していた月光王国と近いネーミングセンスを持っている様子。

~邪眼帝~ SR 光/水/闇文明 (6)
G-NEOクリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/ダークロード/スチーム・ナイト 7500
G-NEO進化:光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップしていれば、自分の他のクリーチャーを1体、手札に戻してもよい。そうしたら、それと同じ名前のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
  • ナイト (種族カテゴリ)に属するため、この種族を持つカードはナイトを参照するサポートカードの恩恵を受けられる。

背景ストーリー

王道篇背景ストーリー後の、火文明の焼け跡から超獣世界に現れた歯車と蒸気で動く騎士たち。
蒸気のように天まで上りそうなほどの名誉欲と上昇志向、「蒸熱」を持つ。

  • 《煉獄大帝 キング・ロマノフ》をボスとする種族
    「(広義の) 魔導具」を収集している。《仙界一の天才 ミロク》が遺した「魔導具」はあらゆる世界に放置されているが、この「魔導具」に魅了された《キング・ロマノフ》は、世界征服に向けてこれら「魔導具」を回収すべく、蒸気の騎士団スチーム・ナイトを結成して様々な世界に侵略をしていた。
    またこの種族の創造にあたり、《キング・ロマノフ》は《ミロク》が物語からドラグハート造ったことをヒントに、自らも物語から兵を造るという方針を立てた。その素となる物語には、《キング・ロマノフ》がよく知るナイトたちが選ばれることとなった。
    • GoA世界では登場当初から負の感情を集めていたが、これはこの世界の「魔導具」たる《DARK MATERIAL COMPLEX》再起動して完全体とし、かつその能力を行使するためだったと考えられる。
      • DM25-RP1で突如登場した謎の多い種族であったが、以上のような《COMPLEX》を起動および/または収集しようという理念は、《DARK MEMORY CONTAINER》の存在、火文明の勢力が既知の敵の気配を感じているなどの描写から示唆されていた。
  • 自らと同じ名前の本を持ち、内容を遵守する。[2]これは裏返せばスチーム・ナイトは自らが製造されたもととなった本に書かれた物語に従って活躍しているだけともいえる。[3]スチーム・ナイト自身は書物に刻まれることを名誉と考えているが、しかしその実態は上述の通り逆であり、スチーム・ナイト自体が騎士の物語から造られた機械仕掛けの騎士に過ぎない。[4]
    • 波線で囲われたカード名は、書籍のタイトルでもあるということだろう。
  • G-NEO進化クリーチャーのイラストには複数の本が描かれており、また種族フュージョナーを併せ持つクリーチャーの超魂Xのアイコンにも同様に本が描かれている。この本と共に、仲間の能力を受け継ぎ代わりに歴史の歯車として活動する。
    彼らは本の歴史が歯車のように噛み合って物語ができることを知っており、一糸乱れぬ規則と蒸熱で戦う。[5]

参考