テクノ・サムライ

DM25-RP1で登場した種族スチーム・ナイトと対をなす。

自然の3文明に属している。

ネオンを光らせるサイバーパンク風の鎧や和装が特徴。

  • 自然文明は一部を除き原始的なイメージで描かれることが多かったが、この種族を持つクリーチャーは、自然単色であっても水文明光文明のようなサイバー風のイラストを持つ。

カード名には「漢字数文字 (特有のルビが振られている)」と「ラテンアルファベット数文字」と「- (ハイフン)」と「1〜3桁のアラビア数字 (カタカナ英語読みのルビが振られている)」が順不同で並んでいる。これらはほとんどの場合勝舞編で登場したクリーチャーの名前を彷彿とさせるものとなっている。
ただしゼノテクソードに所属するクリーチャーはこの命名ルールからやや逸脱し、前述した要素の一部が欠落していたり、特殊記号が用いられたりしている。一方で、「「〜〜」 (〜〜にはラテンアルファベット2文字が入る)」が必ず含まれる。かつ、ゼノテクソード以外のテクノ・サムライとは異なり勝舞編以降に登場したクリーチャーを彷彿とさせるカード名を有する。
カードイラストも当該のクリーチャーをモチーフとしている (当ページの以降の説明ではこのモチーフとなったクリーチャーを「元ネタ」と呼ぶ)。

暴覇斬空SHIDEN-410 SR 光/火/自然文明 (3)
G-NEOクリーチャー:アーマード・ドラゴン/テクノ・サムライ 4000+
G-NEO進化:光、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
パワード・ブレイカー
このクリーチャーの下にあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+2000する。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を表向きにし、このクリーチャーの下に置いてもよい。
  • サムライ (種族カテゴリ)に属するため、この種族を持つカードはサムライを参照するサポートカードの恩恵を受けられる。
  • この種族のテーマは、下にカードを溜め込むこととデュエチューブで紹介されている。実ゲーム中だと、単にカードを指定して下に置くので、背景ストーリーの敵対勢力の超魂Xさえも取り込める。
  • 代表となる《暴覇斬空SHIDEN-410》でも想定されるが、総合ルール403.4.で「カードの下に重ねられたカードの順番を変えることはできません。」と明記されているため、大量にカードが溜まってきて超魂Xとそうではないカードが交互になったとしても、見やすいように種類ごとにまとめてはならない。

背景ストーリー

スチーム・ナイトの登場に対応し王道篇背景ストーリー後のGoA世界に現れた、未知の技術を携えた種族。
テクノ・サムライは、天才的な未知の技術「ゼノテクアーマー」を、ある者は武器として、ある者は体の一部として有することでパワーアップしている[1]。またテクノ・サムライは、未知の技術で自らの魂をカードに込め、それを読み取らせることで力を貸す。力を借りた側は、そのを絶対に返すことが種族の掟となっている。

  • DM25-RP1DM25-RP2ではテクノ・サムライが有する技術の出所は明らかにされていなかったが、以下のように《ミロク》との関係を匂わせる要素が既に数多く散りばめられていた。
    1. テクノ・サムライが何者かから「」を供与され、これを使用していたこと。
    2. テクノ・サムライの用いる未知の技術が「天才的」と形容されていたこと。「天才」とは《ミロク》がフレーバーテキストではじめて言及された時から用いられ続けている冠詞であった。
    3. 《聖画帝PACO-85+》のフレーバーテキストにて見られた、同クリーチャーが「まるで生命を持つかのように動き出した」のが制作者にも「予想外の出来事」だったという記述。このフレーバーテキストは《海郷 エマジェン-1》のもののオマージュであろう。
    4. 《PERFE910-御代紅海》カードイラストに「弥勒」という漢字のような文字が描かれていたこと。
  • 王道Wの5つの勢力は、それぞれ超魂Xの右(カード全体で見た右下)のアイコンでテーマを表現している。テクノ・サムライはクレジットカードを上のクリーチャーに受け継がせるとのこと。磁気ストライプカードをシュッと通して能力を得るイメージ。デュエチューブより
    • 《虎我PACO-85》のイラストはどう見てもICカードで、シュッとするのではなく差し込んだりタッチしたりで情報を読み取るタイプである。

参考


[1] 2025/09/19付公開のデュエチューブの動画、7:33あたり
[2] 漫画『デュエル・マスターズGT -Gear of the Twin heart-』最終話より