《神化設計図》
神化設計図 C 水文明 (2) |
呪文 |
G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。 このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) |
自分の山札の上から3枚を見る。 その中からゴッドまたは呪文を1枚選んで相手に見せ、手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
DM23-EX1で登場した水の呪文。
G・ストライクと、山札の上3枚からゴッドか呪文を回収する能力を持つ。
《堕呪 ゴンパドゥ》や《ア・ストラ・センサー》のような類似カードと比べて汎用性には劣るが、G・ストライクがあるので防御札としても扱えるのは大きな利点。
ゴッドのデッキは4ターン目の《プロジェクト・ゴッド》などからビッグアクションを起こすので、マナカーブを崩さずにサーチができるのは大きい。
マナがタイトなデッキでなければ5枚目以降の《堕呪 ゴンパドゥ》、ないし《ア・ストラ・センサー》として使ってもそれほど取り回しに差はないだろう。
- 文明が合う【起源神】では2ターン目に使用するカードとして役立つが、このカード自体は暴発で引き当てても美味しく無いので、引き当てないように祈りたい。
環境において
登場から【クイーンサイクル】のような呪文軸のコンボデッキにG・ストライク枠兼水単色マナ枠として稀に1枚積みされることがある。
背景ストーリーでは
イラストに描かれている「機械神殿アカシア」は、DM23-EX1のマジック・アウトレイジMAX及びメカ・ゴッド・ノヴァOMGのストーリーに大きく関わるものとなっている。
かつて、《仙界一の天才 ミロク》と《アカシック・ゼノン》が遂行していたアカシア計画がその失敗により、その技術を封印された場所がこのアカシア神殿である。ゾロスターの手によって解放され、機械の神を生み出してしまった。
- 漫画「STORY OF DUEL MASTERS ~コード:ベスティ~」でも同様の経緯で登場。その存在がより深掘りされている。
こちらではゾロスターは「妹」の《神化のイザナイ シフォン》に導かれ、アカシアの技術を起動したことになっている。
しかしシフォンの正体は、かつて病により倒れたゾロスターの本当の妹を模して、アカシアが作り出した機械神だった。ゾロスターは《偽神類 ゾロスター》として取り込まれ、「神化設計図(アカシア・プロジェクト)」を起動してしまう。その結果、オラクルどころかアウトレイジまでもがその被害を受け機械化させられている。
また、アカシア神殿自体がミロクの手で作られたものだと明かされている。
- 新たに「記憶を盗み、取り込んで増殖する」という性質が語られている。ゾロスターの記憶から生まれた《シフォン》のほか、《機械神類 ヨミ》もイズモの記憶から作られていた。
- 同漫画においては、「機械神殿アカシア」そのものが自立意思を持ち、「神化設計図」を遂行する存在として描かれている。
最終的にはアリスすらも取り込んで暴走し、世界の全てを取り込む「神化計画完遂(アカシア・シャットダウン)」を実行しようとする。
その他
関連カード
- DM23-EX1
サバイバーとの戦いも終わりついに平和になった超獣世界。だが、その中で神になる夢を諦めきれなかったゾロスターは、神になる秘術が封じられているという機械神殿アカシアへと一人向かった。 それが、新たなる戦いの始まりになるとは知らずに。
収録セット
参考