ナイト(種族)
戦国編で登場した特殊種族。
デッキとしての種族→【ナイト】
キャラクターとしてのナイト→ナイト (キャラクター)
サムライとは対になっており、通常は他の種族を兼ねる。
騎士(Knight)の名前にたがわず、多くのナイト・クリーチャーは中世の騎士のようなデザインとなっている。中世ヨーロッパ風の名前が多く、邪眼一族はロシア調の名前が多い。
命名のルールは文明によって異なる。
「天雷」と名の付く物は光、「氷牙」は水、「邪眼」は闇、「魔光」は光か闇およびその両方を持つ多色。そして「爆獣」が火と自然となっている。進化クリーチャーは「〇騎士〜」となり、〇には漢字1文字が入る。
多種族にサムライを含んでいる場合「狼」が付く。
フレーバーテキストなどを見る限り、「邪眼」の者は別の一派として分けられているようである。
多色クリーチャーは光/闇の「魔光」と光/水の「天牙」が登場しており、進化クリーチャーも存在するが、《暗黒皇グレイテスト・シーザー》のように命名のルールからだいぶズレているものもある。
天雷の導士アヴァラルド公 UC 光文明 (3) |
クリーチャー:アーク・セラフィム/ナイト 1000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から呪文を好きな数手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 |
魔弾ソウル・キャッチャー UC 闇文明 (2) |
呪文:ナイト |
KM−クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。 |
ナイト・マジック(バトルゾーンに自分のナイトがあれば、この呪文のKM能力をもう一度使ってもよい) |
クロスギアの専門家であるサムライに対し、ナイトは呪文の扱いが得意である。
cipで呪文をサルベージする《魔光王機デ・バウラ伯》や《天雷霊騎サルヴァティ》、コスト踏み倒しで墓地から呪文を唱える《邪眼皇ロマノフI世》や《邪眼教皇ロマノフII世》、呪文を唱えるとG・ゼロで召喚できる《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》が有名である。
他には一時期プレミアム殿堂していた《邪神M・ロマノフ》をはじめ、墓地進化GVの《大邪眼B・ロマノフ》、進化クリーチャーをリアニメイトする《魔光蟲ヴィルジニア卿》など、環境で活躍した優秀なクリーチャーが多い。
種族としての特徴は、ナイト呪文の存在だろう。
呪文にもナイト種族を持つものがあり、その多くがナイト・マジックを持つ。自分のナイトがバトルゾーンにいればナイト・マジックを使用でき、呪文の効果を2連打できる。たとえば、《魔弾バレット・バイス》では2枚ハンデス、《魔弾オープン・ブレイン》では4枚ドローが可能である。
漫画やアニメでは、ザキラや白凰の切り札として使われたのが印象的である。彼らのように呪文との連携を狙ってみるのも一興だろう。
- ナイトの多くはイラストに「魔銃」が描かれている。ただし、DM-31のイラストの魔銃はほとんどが剣などの他の武器になっており、中には魔銃を持ってすらいないクリーチャーもいる。
また魔銃が描かれているイラストには「羽」も描かれていることが多く、どうやら魔弾を撃つと出る薬莢のようなものらしい。
- ナイトのカード名の内元となる貴族・王族の名前は魔光がスペイン、氷牙がイタリア、邪眼がロシア、爆獣はイギリスが中心となっている。
ただし、DMC-46の新規カードが古代ローマの人物から取られているなどある程度例外もある模様。
背景ストーリーでの活躍
戦国編にてサムライに対抗する戦国武闘会の参加者として登場。
ミロクによって生み出された武器「魔銃」から「魔弾」を放ち戦う。
大きく4つに派閥が分かれ「天雷」「氷牙」「邪眼」「魔光」が存在する。
「氷牙」の長は《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》。
「邪眼」の長は《邪眼皇ロマノフI世》。
「魔光」の長は《魔光大帝ネロ・グリフィス》及び《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》。
「天雷」の長は2022年現在も明かされていない。
主任Kのツイートによると、「天雷は混乱回避の為に権力者がいなくとも成り立つ合議制を採っている」ようであり、この為に他の派閥よりも頂点に君臨するクリーチャーが表面化しにくい事も一枚噛んでいるようだ。
魔光、邪眼、氷牙ではその血統でなければ騎士は名乗れないのに対し、天雷では高潔な魂が認められれば、騎士を名乗る事が許されることから、特殊な派閥であることが分かる。
後に「天牙」と「爆獣」という派閥も登場するがどういう経緯で登場したかは現時点(2024年7月)では不明。
ナイトに関連する効果を持つカード
ナイトを進化元とするカード
参考
ナイト(種族カテゴリ)
テキストに登場する「ナイト」という語は、「ナイト」とつく種族全体を指す。元々は「ナイト」という種族のみを指す用語だったが、「ドラゴン・サーガから登場した新種族である「ファンキー・ナイトメア」・「ダーク・ナイトメア」によりカテゴライズされ、新たな概念として生じた。
種族にナイトを含む種族
参考