ジョラゴン(キャラクター)

漫画及びアニメ「デュエル・マスターズ(2017)」にて、ドラゴンの欲しかったジョーに応え、デッキーが出産したマスター・ドラゴン《ジョット・ガン・ジョラゴン》として登場。その後は、ジョニーに次ぐ相棒として活躍する。
アニメでの声優はジョニーも担当した小林親弘氏。

同作において登場したマスター・ドラゴンとしては、《サッヴァーク》に続いて2体目となった。強大な力を持っているため、出産にあたってデッキーはケツを鍛えることを余儀なくされた。その上でもなお相当の難産であり、ジョーボルツデッキーの体内に入り、さらに多数のジョーカーズと力を合わせてサポートすることで、ようやく生まれることができた。

《ジョット・ガン・ジョラゴン》としての活躍

「デュエル・マスターズ(2017)」終盤で、《ジョニー》が旅に出ることを決心し、ジョーのパートナーの後任の座とジョーカーズのリーダーの座を任せるべき者を見定めるために行われたデュエマで初参戦。ゲームの終盤で、バトルゾーンに出てきてからは、ジョラゴン・ビッグ1で《ジョニー》を圧倒し、勝利。《ジョニー》からリーダーの座と帽子を受け継いだ。

「デュエル・マスターズ!」以降はジョーの新たなフィニッシャーとして定着。ジョラゴン・ビッグ1《ゲラッチョ男爵》《ジョバート・デ・ルーノ》アンタップ能力を使っての連続攻撃が定番となっている。

カブト鬼との真のデュエルで心を通わせて以降は日常パートにもセル作画で登場するようになる(通称『ショートガン・ジョラコンと』)。

『デュエル・マスターズ!』40話では、バラギアラを鎮めるために必殺技《ジョラゴン・ビッグ100》を習得。42話では「切札 ジョーvsミノガミ」戦にてジョラゴン・ビッグ1で《ジョラゴン・ビッグ100》のcipを使用し、ミノガミのクリーチャーを一掃して勝利を収める。能力発動の際には既にバトルゾーンに出ていた《オラマッハ・ザ・ジョニー》が《ジョット・ガン・ジョラゴン》の銃口に入り、大量に分身する演出がなされている。

『デュエル・マスターズ!』43話で、《名犬機 ワンコピー》によって4体に複製されるまでデッキに1枚積みであったことが判明した。

  • モチーフはジョニー同様、作中劇「風のガンマン」の登場人物。《ジョニー》のモチーフキャラクターのライバルであり、様々な銃を使い分けて戦う。この特徴は《ジョラゴン》にも再現されており、背中の大砲や腰の銃で一斉にビームを放つ描写や、ジョラゴン・ビッグ1で他ジョーカーズ能力を銃弾として放つ描写がそれである。
    アニメではジョラゴン・ビッグ1を使用する際、捨てジョーカーズカードを吸収したのち、そのジョーカーズが映った銃弾を放つ演出がされている。また「ジョニーのあらゆる手段を尽くした攻撃を全て跳ね返すジョラゴン」という強大なライバルキャラのような戦闘シーンが描かれた。

《The ジョラゴン・ガンマスター》としての活躍

『デュエル・マスターズ!』終盤で、切札 ジョーの絵によってメカ化され《ジョット・ガン・ジョラゴン》からGRクリーチャーの《The ジョラゴン・ガンマスター》として生まれ変わる。そのままでは突起物が多すぎてデッキーの尻が耐えられなかったため、デッキーの尻を機械の尻・鉄ケツに改造することで生み出された。

デュエルでの初使用は「切札 ジョーvsトンボ」戦。《ガチャダマン》のマッハファイター付与と《ファーラー王》のパワーアタッカー付与で《ボントボルト》を破壊。超天フィーバーと合わせてトンボのバトルゾーンを一掃した。

『デュエル・マスターズ!!』の10話の「切札 ジョーvsゼーロ」戦では超GRゾーンに2枚投入されていることが確認できる。「!」終盤で《名犬機 ワンコピー》によって生み出されたコピー個体もGRクリーチャー化していたのかもしれない。

デュエルでは、毎回超天フィーバーで相手のパワー10000以下のクリーチャーを全て除去して、シールドをW・ブレイクして勝利に繋げるのがお約束になっているが、これまで除去されたクリーチャーはどれもブロッカー攻撃曲げのような相手の攻撃を防ぐような能力を持っていないため、実質バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できるW・ブレイカーしか役に立っていない。

『デュエル・マスターズ!!』34話で、ジョー《零龍》の脅威と、親友のキラの消滅を目の当たりにしてしまう。『デュエル・マスターズ!!』36話ではジョーはそれがトラウマになり、ゼーロを倒すことをあきらめるばかりかデュエマすらやめようとしてしまう。そんなジョーを見かねたジョラゴンは零龍を倒す力を手に入れるために、キャップ文明の力を注入してもらう。

《The ジョギラゴン・アバレガン》としての活躍

その後、36話の「ジョーvs謎のデュエリスト」戦の最中に《The ジョギラゴン・アバレガン》へとパワーアップを果たし、《エモG》GR召喚によって満を持して戦場に降り立つ。そのまま《エモG》のスピードアタッカー付与により即座に相手プレイヤーを攻撃、アタックトリガーでジョーのシールドを1枚ブレイクしてしまうも、相手のシールドをT・ブレイクする。

37話では、ジョーの母親のるるに毒を仕込み、洗脳してジョーと無理やりデュエルさせる非道なゲジスキーに憤り、超超超天フィーバーを発動させてジョーを勝利に導いた。しかし、ゲジスキーへの怒りも相まってドラゴンの本能が暴走してしまい、ゼーロのために自分の体の肉をかじり取って逃げようとしたゲジスキーに咆哮を撃って彼を消し去った。

38話ではゲジスキーとの戦いの後に《プリプリズン》に閉じ込められてしまうものの、自分がドラゴンの本能を制御できずに暴走してしまったことを謝罪しながらも保釈する。その後、ジョーが《ジョニー》と再会した際にデュエルすることになる。デュエマの途中に再びドラゴンの本能が暴走しそうになるが、ジョーの呼びかけにより完全に制御できるようになった上に超超超天フィーバーを発動、結果はジョーの勝利となった。

『デュエル・マスターズ!!』の42話の「切札 ジョーvsゼーロ(2回戦)」戦で《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》のマスターJGRによって《Mt.富士山ックス》と共にGR召喚される。超超超天フィーバーを発動させ、ゼーロのシールド1枚まで追い詰める。しかし、返しのターンに《大罪十二宮》によって《墓地の儀》の条件が達成されてしまい、零龍卍誕した《零龍》に一掃されてしまうが、43話では《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》が《ポクチンちん》cip能力に墓地から山札に加え、やがてジョーはそれを引き当てる。《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》のマスターJGRに再びGR召喚し、《零龍》がダイレクトアタックしようとする直前に引き当てた《ジョギライド・ファイナルフィーバー》を発動。だがドラゴンの本能は自力では完全にコントロールできたわけでないため暴走しそうになるも《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》が抑え付けるとコントロールを発揮。その後、パンプアップした《零龍》を撃破、ジョーはゼーロに勝利したことでクリーチャーワールドの平和を取り戻した。

46話では片思いに耽るが、その相手はなんとぴょんこ姫であった(?)。ジョーがぴょんこ姫とデュエルを行うことになるものの、困惑してしまう。ジョーから心配されたことで一度は戦う決意を固めたものの、ドラゴンの本能により暴走。ジョーのシールドを破壊し、一度は正気を取り戻すものの長くは持たず、敵味方関係無く襲い掛かった上にデュエルにまで影響が及ぶ事態になった。その後駆けつけた《ジョニー》によって抑えつけられる中、暴走に巻き込んでしまったジョーを見てようやく正気に戻った。
ドラゴンの本能を制御できないことに苦悩した末、ジョーに「これからはお前はマスターじゃなくて、最高の友達だ」と言いつつ、ドラゴンの本能を制御すべく《ジョニー》と共に宇宙に旅立った。

それ以降、ジョーの相棒ポジションはモモキングに世代交代を果たすことになる。

《MAX-Gジョラゴン》としての活躍

「キングMAX」にてジョニーと旅をしていたが、何らかの理由でジョニーと別れ単独行動となった。ドラゴンの本能のコントロールに成功し、破壊衝動を完全に克服したものの、度重なる「はいしん」行為を行ったことにより自然文明の繭に閉じ込められていた。しかしジョーが自然文明の女王に勝利したことで繭から解放され、ついに彼と再会するが、何故かハイテンション状態になってしまっていた。
これは旅を終え自然文明を訪れた際、偶然ブブゼラを拾ったことでなんとパリピに目覚めてしまったからであることが発覚。女王の話していた「はいしん」行為というのも、「背信」ではなく「配信行為」という意味であり、配信行為を行うあまり他のクリーチャーに迷惑をかけすぎて罰として捕えられていたというのが真相であった。
結局そのテンションは落ち着くことがなかったが、以降はジョーの第2の切札としてジョニーと共に活躍した。

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