デュエル・ウォーリア
新章デュエル・マスターズから登場した用語。
略称は「DW」。奇しくも「デュエル・マスター(ズ)」を意味する「DM」と似通っている。
DMRP-01時点ではフレーバーテキストにその存在を示唆されている程度であったが、新章デュエル・マスターズ漫画版及びアニメ版にて一足早く詳細が判明。
その正体は「現実世界」へとやってきた「クリーチャー・ワールド」のクリーチャーである。
基本的に人間の姿になり、クリーチャーごとに己のやりたいことをしながら暮らしている。
ただし、デッキーによると「デュエル・ウォーリアをクリーチャー・ワールドに戻すのもデュエルマスターとしての使命」らしく、ジョーはDWと戦う運命となっている。
なおDWとのデュエマは真のデュエル、すなわち命の取り合いとなる。小学生であるジョーにそんな死闘をデッキーが強制させるというシビアな展開もあったが、ジョーは機転によりクリーチャーの命を奪わずに勝利する方法を編み出した。また、本当にトドメを刺すかどうかを選べるのは従来の真のデュエルの通り。
- 《ダチッコ・チュリス》やジョーカーズなどはDWに当てはまらない。「人間の姿に化けて暮らしている」事がDWの条件のようである。ただしキラは「人間界に来る事自体が悪」とも言っている。
- 後の展開と合わせてより詳しく考察すると、「デュエルマスターの下でマスターに従う存在」はDWではないといったところか。キラがあくまでデュエルマスター候補であるボルツやジョーに向けてデュエルを挑むのも、不正入国ではないため直接裁くことはできないからかと思われる。
- デュエル・ウォーリアの中には人間に害を齎す存在もいるが、大半は人間世界で平穏に過ごしたり、根は悪くないものも多い。しかしジョーとのデュエルは生死を掛けたデュエルの上、死ななくてもクリーチャーはそれまでの思い出を絶って人間世界から立ち去なければならない。
また、キラはジョーとの性格・思想の違いから全てのデュエル・ウォーリアが悪の存在と考えており、それ故にキラとのデュエルでは善の存在であっても生々しく殺害されるシーンが多い。この事から、これまでのガルドやレアキラーズなど悪のデュエリストとの戦いとは違い明確な悪が存在しない、デュエマシリーズ内でもテーマが重くシビアな設定である。
- ジョーによってクリーチャーワールドに送り返されたクリーチャーは概ね元の文明で暮らしていることが多いが(《I am》など)、漫画版では帰る場所を失った《自然星人》がジョーカーズ星に送られる描写がある。デッキーがクリーチャーワールドのどこに向けてDWを送り出すかは、ある程度コントロールが効くのだろう。
登場したデュエル・ウォーリア
参考