All Division
デュエル・マスターズ プレイスのランクマッチにおけるフォーマット。登場時期とは無関係にカードを選択でき、新旧カードが入り交じったデッキが使える。(DP殿堂の制限は受ける他、All Division限定でAD殿堂の制限がある)
そのため、多種多様なデッキが登場しやすく、デッキ構築力が試される。
「New Division」と比べると、古いカードの使用不可によるデッキの弱体化が起こらず、新旧のパワーカード達によるシナジーを組ませられることから時代を超えたコンボも生まれる可能性がある。
加えて、All Divisionでなら「最新弾で入れたいカードが収録されず、なおかつデッキのアップデートがなくても十分に強いデッキ」を持っていたなら、次弾までほとんど出費をせずランクマッチに勤しむことができるという利点が存在する。
New Divisionの範囲である6つの連番より前から始めているユーザー[1]が有利なフォーマットである。
また、【黒緑速攻】などのように、このフォーマットで真価を発揮できるデッキでありながらコモン・アンコモンカードばかりで作れる環境デッキもあるため、デッキにもよるが構築に必要な資産は意外と高くない。
デジタルカードゲームなので、初登場時は用途が謎だったカードがあったとして、それが新規カードとのシナジーで突如必須カードになったとしても、生成により簡単に入手できる(高騰などで入手困難にはならない)という部分は嬉しい。
- New Divisionでは組めるデッキタイプに制約がかかり、なおかつ最新弾のデザイナーズコンボが環境の中心になりやすく、環境に対応するためにパックを購入したりDMポイントで生成したりと、プレイ歴が長くてもAll Divisionより出費がかさむケースは少なくない。
- 基本的には、New DivisionよりAll Divisionのほうがあらゆるパワーカードが飛び交うカオスな環境になることが多く、カードプールが非常に膨大なため、各種カードへの対策が追い付かないケースも少なくない(通称:わからん殺し)。しかしNew DivisionのカードプールだけでAll Divisionでも通用するデッキを構築することができてしまった場合、むしろNew Divisionのほうが不健全な使用率・勝率のデッキが発生し、All Divisionのほうが多種多様なデッキタイプが存在できる良環境になることが起こりうる。
参考