《シガーロス》

シガーロス P 水文明 (2)
呪文
カードを1枚引く。
プラチナ・ドライブ−バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体のパワーは、バトルゾーンを離れるまで、+1000される。

DMX-12で登場した呪文

1ドローに加えて新能力プラチナ・ドライブ」を持ち、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体のパワーを永続的に+1000する。

様々なバリエーションが存在する2コスト1ドロー+α呪文だが、このカードクリーチャー1体のパンプアップ
1000という数字は微々たるものだが、対象のクリーチャーバトルゾーンを離れるまで効果が続くのは今までのカードにない利点。
特にバトルゾーンを離れづらい《光器パーフェクト・マドンナ》とは相性が良く、数少ない弱点であるパワー低下への耐性を付けることができる。
他にも《光器ノーブル・アデル》を対象にとって、ロックを強くするなどの使い方もできる。
G・リンクしたゴッドに使用し、中央G・リンクの効果等でリンクを解除するとそれぞれに+1000が引き継がれる。そして、再度リンクすると2体なら+2000、3体なら+3000となり、また解除するとそれぞれにその数値が引き継がれるという半ば反則的な永続強化が可能。

しかし、単にパンプアップがしたいだけならばいくらでも選択肢がある。プラチナ・ドライブ自体も長年サポートを得られないまま孤立しているので、このカードの立場は非常に厳しい。

  • シガーロスとはアイスランド語で「勝利の薔薇」を意味し、同名のロックバンドがアイスランドに存在する。
  • このカードの元ネタは「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する「スタンド」。スタンドには「特殊能力」と「戦闘力」がそれぞれ備わっているのでドローが特殊能力、プラチナ・ドライブが《シガーロス》自体の戦闘能力ということだろうか。なお上記のロックバンドの名前から取られているのは原典も洋楽のアーティスト名・曲名・アルバム名などを元ネタにしていることから、また水文明なのはプラチナ・ドライブの元ネタ、スタープラチナの使い手である空条承太郎が海洋学者であることなどを意識しているのであろう。
  • カードイラストがあまりにも元ネタである「スタープラチナ」とそっくりであり、イラストレーターIshibashi Yosuke氏はアートディレクターに「大丈夫なのか」と確認を取ったという逸話がある。ちなみに、氏によればラフの頃はもっとまんまだったとか。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考