無頼勇騎(ぶらいゆうき)ゴンタ》

無頼勇騎ゴンタ UC(C) 火/自然文明 (2)
クリーチャー:ヒューマノイド/ビーストフォーク 4000

DM-10で登場した/自然ヒューマノイド/ビーストフォーク

基礎パワーが4000もあり、多色ながら抜群のコストパフォーマンスを持つ。
以降に登場した多色クリーチャースペックから見ると若干オーバースペックであるほど。赤緑ビートダウンにおいて、《クック・ポロン》など他の2マナクリーチャーはこのカードの5枚目以降となった。

多色なので2ターン目に召喚するのはやや難しいが、3ターン目以降に召喚しても中速ビートダウンなどでの殴り返し役に働いてくれたりと十分強力。
このクリーチャーが2ターン目に召喚されるだけで【赤緑速攻】では勝ちパターンに入り、そうでなくとも相手にとってはきつい展開を強いられることが多かった。
種族も優秀で、進化クリーチャーの質・量ともに恵まれていることも魅力のひとつだった。

後にインフレによって完全に一線を退くが、軽さに見合わぬ古い時代としては高いパワーアタッカーとして活躍し、デュエマの歴史に名前を刻んだ。

環境において

古くはビートダウン系の【ボルバル】全般で使用されており、転生編環境では《炎槍と水剣の裁》裁かれないという強みがあった。

聖拳編環境では軽量除去も貧弱であったため、最速で出ればブロッカーで止めない限り大体2ターンはブレイクを通し続けることができた。

しかし、DMD-01で同コストにパワーが2000下がった代わりにスピードアタッカーを得た《無頼勇騎タイガ》が登場。
【速攻】はパワーより速さが求められるため、以降は《タイガ》に居場所を譲った。

イラストフレーバーテキストについて

  • カードイラストから、ネイティブ・アメリカンがモチーフになっていると思われる。ゴンタとはネイティブ・アメリカンではポピュラーな名前のひとつ。
    関西弁でもごんた(権太)と言う単語が存在し、腕白小僧、やんちゃ坊主という意味があるため、両方の意味を持った掛詞なのだろう。
  • 最初の多色クリーチャーの1体であり、フレーバーテキストでも繰り返しそのことに触れられている。2つの文明の結合を行ったのは「賢者」なる人物のようだが、具体的に誰を指すのかは不明である。フィオナの森の建造物のひとつ「賢者の門」との関連性も興味深い。
    • 有力なのは、《ブレス・ソード》《母なる大地》のイラストに描かれている赤いローブの人物が「賢者」ではないかという説。この2枚の呪文にはそれぞれ破壊と大地からの再生の様子が描かれており、「破壊する者と育む者」を結合した存在の呪文としてはぴったりだろう。
    • 《サファイア・ウィズダム》のことという説もある。

その他

相互互換

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考