ヨーデル

漫画およびアニメ「ビクトリー」シリーズ・「VS」シリーズの登場人物。
切札 勝太の友人であり同級生。
ぶっちゃけべんちゃんとは昔からのデュエマ仲間。特にぶっちゃけと仲が良く良くハモる。その度に「息、合ってんじゃん」と勝太に言われている(一度だけドラゴン龍に言われた事があった)。
本名は「世出原(よではら) ルイ」。アニメ版の担当声優は中司ゆう花氏。

家庭は超大金持ちのお坊ちゃまであり、なんでもお金で解決しようとする癖がある。
一人称は「僕」で、裏声交じりの高い声、語尾が「レヒ」、「レイヒ~」と、渾名の通りのヨーデル口調。

使用するのは主に光文明
種族はエピソード1で増えたからか、メカ・デル・ソルが多い。エピソード2期は、イニシエートをよく使った。
アニメでのシャチホコ戦ではも使用。

髪型が「ひよこ頭」なのだが、ぶっちゃけによるとそれは禁句で、言われると大激怒して口が悪くなる、人呼んで「ハイパーデンジャラスヨロレヒモード」となる。デュエルの実力が格段に上がるらしいが、悪口なことに変わりないためほとんどの確率で怒らせてしまう。
また、勝太の「ビクトリーモード」に対抗して「ヨロレヒモード」を体得した。ただし、ハイパーデンジャラスヨロレヒモードよりは弱い。
その他、「我が家秘伝 開運ヨロレサイズ」なる体操で緊張による腹痛を治したこともある(BGMはバダジェフスカ作「乙女の祈り」のアップテンポアレンジ)。

アニメおよび漫画『VS』では聖エンジェル中学に入学し、聖歌隊の一人「サイファー」と名乗るようになる。
自称「ルシファーの片腕」だが、勝太達からは「ただの使いっ走り(おさいふ係)では?」と疑問を持たれている。
アニメでは「勝太に会いに行くために近道を金ピカにする」、「家がさらに豪華になっている」、「好きなことは最上級に美味しいお菓子をふるまうこと」、「勝太のために最新のデュエマルームを増築する」、「黄金製のカードスリーブを使用する」、「デッキ構築に3億円かける」等、お金の使い方が小学生の時よりも激しくなっている。

  • 第11話にて、勝太とデュエマを行う。最終的には敗北するも、龍解を用いる等、実力は非常に高くなっている。
  • 余談だが、仮にシングルで1万円のカードを4枚、それを10種類購入して40枚にしたとしても40万円にしかならない。
    そして超次元ゾーンを考慮しても+8万、更に超GRゾーンを考慮しても+12万円にしかならない。
    勿論シングルでもそんな価格はごく少数で、一線級のカードでも5000円以上が付くのはまれであり、どのように3億円掛けたのは気になるところである。
    一方、仮に現在63バージョン登場している基本拡張編を全て1000箱購入したと仮定すると、絶版による価格高騰を除くと現在1箱5000円程度なため
    5000*1000*63で3億1500万円となりヨーデルの購入額と大体一致する。非効率にも程があるが……

漫画「VS」では大金を利用して裏口入学をした事が明らかになった。しかし学校生活に馴染めず友達が出来なかったが、ルシファーと親しくなり聖歌隊に入団した。
更にルシファーをデュエマ甲子園で優勝させる為に、町中のカードショップからエキスパンションを買い漁った後カードを燃やして、他の出場者のカードプールを狭めようと目論んだ。それを勝太に阻止されて、説得により我に返った。
デュエマ甲子園に出場した際は、ライフポイントは32Pで16位であった。
第11巻のオマケ漫画では小学校の卒業式の様子が描かれている。最初は強がって進学先を鼻にかけた様子を見せ、勝太ぶっちゃけに憎まれ口を叩いていたが、すぐに本心を露わにして泣いて別れを惜しんでいた。

  • 「ヨーデル」とは裏声と地声を繰り返し切り替えて歌うアルプス地方発祥の歌唱法のことである。また「サイファー」の名前の由来は、前述の「おさいふ係」かゲーム「真・女神転生」に登場する魔王ルシファーの人間体の名前「ルイ・サイファー」からと思われる。
  • 漫画「ビクトリー」ではデュエマカードを一度に10箱も購入している。これは実際の値段にすると5万円近くであるが、店員曰く「(彼にとっての)いつも通り」のようだ。
  • アニメ「VS」以降はぶっちゃけべんちゃんと比べて出番が極端に減り不遇の扱いを受けており、「VSRF」第15話のAパートのアイキャッチで、ジャスティスヘレンと共に登場。最終決戦から約7年後を描いた第44話で、勝太るるの結婚式にも出席しなかったが、その理由がプラマイ 零と結婚して新婚旅行に行っていたからであると判明。「ビクトリーV3」以降、と付き合うような描写がなかった為に、突然の報告は勝太ぶっちゃけべんちゃんおよび多くの視聴者に衝撃を与えた。ちなみによく見ると、ちゃんと左手の薬指に結婚指輪を嵌めている事が妻のと共に確認できる。
  • 更にそれから約5年後(12年後)にはエンジェル音楽出版の経理に就き、ジャスティスヘレンと共に中学生の時と同様にルシファーを支えている。ただし、妻であるは登場していない。
  • 「デュエル・マスターズ(2017)」第45話においてアフリカに行くための飛行機を用意したシーンでワンカットのみ登場。
  • 「デュエル・マスターズ!!」第15話において(夢の中での出来事ではあるが)『デュエマグランプリ』の参戦者として再登場。
    切り札は《奇跡の精霊ネオ・ミルザム》と紹介されているが、実際に使われることは無かった。デュエマランクは15位。
    因縁の相手であるシャチホコと再び漫画「ビクトリー」と同様にドローゴー合戦をし、その後は他の出場者と共に力尽きて倒れたシーンがワンカット描かれている。尚、零に思いを寄せていたブータンに蹴り飛ばされ、カツドンと三つ巴の喧嘩になるシーンがある。
    どちらも中司氏の声は充てられておらず、妻であるは登場していない。

戦績

通算成績:7戦4勝3敗

アニメ「デュエルマスターズ ビクトリーV3」

アニメ「デュエル・マスターズVS」

  • 通算成績:1戦0勝1敗
    話数対戦相手勝敗デッキ名
    11話切札 勝太敗北金色の巨万提督

関連カード

+  関連カード

参考


[1] この時は、べんちゃんぶっちゃけと共に挑んだ