エピソード1
デュエル・マスターズ10番目のシリーズ。
「エピソード1」はそのまま「エピソードワン」と読む。
ブロックマークは「E1」(=Episode 1)。
覚醒編に引き続きサイキック・クリーチャー&超次元が登場。
新能力である覚醒リンクをはじめ、新しい超次元呪文やサイキック・クリーチャーを呼び出すクリーチャー、多色サイキック・クリーチャーの充実など、より超次元を発展させるセットとなっている。
リンクを伴わない単純な覚醒は一切追加されず、すべてのサイキック・クリーチャーが低コスト側の面の性能で勝負できるような仕様となっている。
またサイキック・クリーチャーに対するメタカードも登場し、単純な超次元の強化だけでなく、環境に多様性を持たせるための工夫がされている。
それ以外には文明に関連するカードが多く収録され、青赤緑など、特定の文明の組み合わせが大きく強化されることになった。
背景ストーリーでは、ハンターとエイリアンの対立から始まり、戦いを経ての和解、そして黒幕であるアンノウンの登場が描かれている。
ストーリー上でのメインクリーチャーが複数枚にわたってカード化されていることも特徴である。
セット全編を通して、高レアリティにパワーカードが多く収録される傾向が強く、それに対して低レアリティのカードには実用性が低いバニラ・準バニラが少なからず封入されている。もっとも、バニラに関しては次のエキスパンションであるエピソード2でサポートカードが登場した事により、評価が見直されたものも多い。
また、何気に既存のカードの下位互換、または完全下位互換に当たるカードが4つ全てのエキスパンションに渡って出続けたシリーズでもある。
クリーチャーの場合は主に準バニラの関係で珍しい事ではないが、このシリーズは呪文も完全下位互換が何個か登場している点が際立つ。
このセットに当てはまるエキスパンションは、
の4つ。
- このセットよりカードのフレームデザインが第二世代枠へと一新された。裏面のデザインは変わっていないため、問題なくこれまでのカードと混ぜて遊ぶことができる。
- 地味に第1弾にもシリーズ名以外のタイトルが付いた初のシリーズでもある。
- エピソード1およびこれと同時期に登場されたカードにはE1マークというシンボルマークが付けられている。また、このマークがついたカード及びE1マークで再録されたカード限定のエピソードワン限定戦が開催された。
- 文明や能力は異なるが同一人物とも言うべきクリーチャーが数多く存在する。
これは背景ストーリーと連動していることも含まれているためであり、同一の存在でありながら数々の派生カードが登場することとなった。
もちろん、以降のシリーズにも大きく影響された。
このシリーズに発売された商品
※= ブロックマークなし
参考