奇跡(きせき)精霊(せいれい)ネオ・ミルザム》

奇跡の精霊ネオ・ミルザム SR 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000
ブロッカー
W・ブレイカー
スーパー・シールド・プラス:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、自分の各シールドの下に置いてもよい。(こうして重ねたカードの束を1つのシールドとみなす)

DMEX-06で登場したエンジェル・コマンド

《奇跡の精霊ミルザム》調整版であり、あちらのウルトラシールド・プラススーパー・シールド・プラスに置き換わっている。それ以外は、パワーブロッカーW・ブレイカーを持っていることも同じである。

運用において《奇跡の精霊ミルザム》リペアと考える場合、ウルトラシールド・プラススーパー・シールド・プラスの性質の違いを理解しておきたい。

1つシールドがあれば5枚重ねられるウルトラシールド・プラスと異なり、スーパー・シールド・プラスは自分のシールドの枚数に依存する。ゲーム開始時のシールド枚数である5つを維持できていれば、枚数上のアドバンテージは本家と同じである。
シールドが増加すれば本家を上回るコストパフォーマンスを発揮できる反面で、シールドが減ってしまうとコストパフォーマンスが下がってしまう。非常に逆境に弱く、1度T・ブレイカーを受けるだけでも、スーパー・シールド・プラスの効力は大きく下がる。速攻耐性を期待するなら、相手のブレイクより先に出す必要があることを覚えておきたい。

【天門ループ】暴発のギミックとして考える場合、シールド・プラスが分散するため爆発力が大きく下がっている。本家はこの爆発力があった故にループ要員となることが出来プレミアム殿堂入りとなったため、こればかりは調整版である以上仕方ない。
それでも複数の《奇跡の精霊ネオ・ミルザム》を出すことが出来ればそれなりに強力な暴発を起こすことが出来る。ループさせるには難しいが、連鎖的に暴発が起これば多大なアドバンテージに繋がるだろう。

また、シールド・プラスの分散は逆に利点と考えることも出来る。わかりやすい例で言えばシールド焼却があり、特に《冥府の覇者ガジラビュート》《超次元の手ホワイト・ブラックホール》《不敗のダイハード・リュウセイ》のような、1つのシールドを狙い撃ちしてくるものに耐性がある。
1つのシールドに高い密度を持たせるウルトラシールド・プラスはこれらには滅法弱く、その点においてはスーパー・シールド・プラスは狙い撃ちの弱点を克服しているといえる。

すさまじい爆発力があった《奇跡の精霊ミルザム》とは異なり、爆発力は抑えられ純粋なシールド強化の意味合いが強いカードとなっている。いつでも高いパフォーマンス発揮できた本家と比較すると物足りなく感じるかもしれないが、十分なシールドがあればこちらもコストパフォーマンスは非常に高い。
運用する際は、自分のシールドの枚数に気を付けておきたい。

  • アニメ「デュエル・マスターズ!!」第15話においてヨーデルの切り札として紹介されるも、このカードを使用される間もなく敗北してしまった。

関連カード

収録セット

参考