DMD-27 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 爆熱の火文明」
2015年11月20日発売。価格は3000円(税抜)。
2年ぶりとなる変形デッキ。ハーフデッキ3種類、全60枚のセットとステッカーでカスタムできる約750枚収納可能な巨大な缶のデッキケースが付いている。
共通パーツ20枚に革命20枚または侵略20枚を入れることによって2つの戦略を使い分けることができる。
革命側は勝太、侵略側はバサラのデッキとなっている。
これまでの変形デッキと同じくマナ数の左横に革命及び侵略シンボルが書かれており、それぞれ革命と侵略のデッキパーツか分かるようになっている。
共通パーツの収録カード
基本的なS・トリガーと手札補充手段が主に収録されている。
《熱血龍 バトクロス・バトル》はプロモを除けば初の黒枠での収録であり、多くのデュエリストを喜ばせた。
《イフリート・ハンド》も火の呪文ではかなり範囲の広い便利な除去呪文。
手札補充は《白鬼ギャラガ》や《斬斬人形コダマンマ》と、シールドを減らすカードで行っていくことになる。
革命側は革命を発動させる為、侵略はこちらのシールドが割られる前にトドメに持っていく戦法の為いずれとも相性が良い。
《単騎連射 マグナム》は自ターン中の相手のあらゆる踏み倒しを置換で墓地に葬る。革命編で増えた強力なS・トリガー獣を全否定する凶悪なカード。
S・トリガーは好みで《破壊者 シュトルム》や《天守閣 龍王武陣》、革命0トリガーの《革命の鉄拳》に入れ替えてもよいだろう。
革命デッキの収録カード
切札 勝太が使う革命デッキ。
《アサル・ドラッチ》の除去で時間を稼ぎつつ、《燃えるメラッチ》などのコスト軽減で強力な革命龍《爆ぜる革命 ドラッケンA》の革命2を発動させ、相手のクリーチャーを一掃させるのが目的。
《革命龍 アサルト》のおかげでいつでも進化革命軍を持って来ることができるので、革命できる時に《ドラッケンA》がないという事態が起こることがないのは嬉しい。
入れ替えるのであれば、革命の象徴でもある《燃える革命 ドギラゴン》は筆頭候補だろう。
《革命龍 ドラッケン》を入れるならドラゴン以外を極力抜き、ドラゴンばかりの構成にしたい。
《熱血龍 バトクロス・バトル》が再録されたことにより、革命限定環境で【連ドラ】は使いやすくなったといえる。
侵略デッキの収録カード
バサラが使う侵略デッキ。
環境でも背景ストーリーでも猛威を振るったあのレッドゾーンがまさかの復活。
シールド焼却が追加されたことにより、《アクア・スーパーエメラル》などの仕込みに強くなった点が魅力。
《轟速 ザ・ゼット》というコスト4スピードアタッカーのコマンドが追加されたことにより、これまで以上に侵略も決めやすくなった。
入れ替えるのであれば元祖である《轟く侵略 レッドゾーン》は間違いなく入るであろう。
《レッドゾーンZ》からそのまま重ねれば一度に4枚のシールドを割ることができるという脅威の攻撃力を見せる。
他に入れるカードはドローソースとなれる《超音速 ターボ3》、侵略者以外の候補はDMD-21を購入すれば大体手に入る。
- 『爆熱の火文明』というタイトルは2種の切り札である《爆ぜる革命 ドラッケンA》と《熱き侵略 レッドゾーンZ》の頭文字から取られている。
またいずれも通常エキスパンションに収録されているクリーチャーであり、アルファベットの最初と最後の名を冠していたり、イラストの向きなど様々な場所が対になっている。
参考