- ドラゴン・サーガ(第11期)
- 革命編(第12期)
- 革命ファイナル(第13期)
- 新章デュエル・マスターズ(第14期)期
- 双極篇(第15期)期
- 超天篇 (第16期) 期
- 十王篇 (第17期) 期
- 王来篇 (第18期) 期
- 王来MAX (第19期) 期
その名の通り、ドラゴン推しのエキスパンションということもあり、相性の良いカードは非常に多い。
新たな連ドラパーツにバトルに勝つことによって山札の上3枚の中から踏み倒せる《ジャックポット・バトライザー》、
踏み倒し候補となる大型パーツにドラゴン以外の召喚を封じる《龍世界 ドラゴ大王》と相手のcipを封じるワールド・ブレイカー《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》、あの《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》が通常のクリーチャーになった《勝利天帝 Gメビウス》が登場。
またS・トリガードラゴンも多文明に登場し、その中でも《熱血龍 バトクロス・バトル》はバトルによって相手クリーチャーを破壊できるW・ブレイカー持ちのS・トリガー。
相手のターンに出すと戻ってしまうものの、自分のターンであれば戻らず、バルガで出しても十分強いカードである。
序盤のブーストとして《地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》が登場し、マナブーストにもドラゴンを用いることができるようになったおかげでよりデッキをドラゴンで埋めやすくなった。
そしてここで連ドラの常識を変えるカードが登場。3D龍解である《爆熱剣 バトライ刃》/《爆熱天守 バトライ閣》/《爆熱DX バトライ武神》である。
やや内容は異なるものの、バトライ刃は装備したクリーチャー、バトライ閣は自分の火のドラゴンを《竜星バルガライザー》化してしまうという能力を持つ。
バトライ閣に関してはドラグハート・フォートレスであり、出されると除去が非常に困難になる。
龍解も簡単で、バトライ刃はドラゴン1体、バトライ閣はドラゴンを2体以上出せば即龍解で、《爆熱DX バトライ武神》になれば《超天星バルガライゾウ》と同等の踏み倒しを行うフィニッシャーとなる。
当初はこのバトライ閣を出すには《龍覇 グレンモルト「爆」》等のドラゴン種族を持たないドラグナーに頼るしかなかったが、のちに《王・龍覇 グレンモルト「刃」》をはじめとした種族にドラゴンを持つドラグナーが登場。既存の連ドラと無理なく共存させることが可能になった。
さらに連ドラの構築を自然入りの準赤単に寄せた事により、後に環境で長く大暴れする事となる【モルト NEXT】の爆誕に至った。
しかし喜んでばかりもいられず、シリーズ最終盤に連ドラの大きな支えであった《ミステリー・キューブ》が殿堂入りに。
これによるダメージは多大であったが、今期で初登場した《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》が新たな希望となった。
《悪魔龍 ダークマスターズ》が登場し、今まで不自由だった手札破壊戦術を組み込むことができるようになった。
DMR-18発売と同時に史上初の殿堂解除が施行され、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が解禁。
また、《ボルシャック・スーパーヒーロー》の上位種ともいえる《メガ・マグマ・ドラゴン》が登場。ウィニーを多く展開するデッキに対する対抗手段を得た。
一方で凄まじい速度とカードパワーで圧殺してくる侵略に滅相弱いという問題を抱えるようになった。特に対象指定でパワー-9000を放つ《S級不死 デッドゾーン》の影響が凄まじく、《インフィニティ・ドラゴン》や《偽りの王 ナンバーナイン》等のドラゴンが次々とほかのドラゴンに入れ替えられた。。
ドラゴン・サーガに引き続き、革命ファイナルもドラゴン推しの弾であり、ドラゴン・サーガ期ほどではないものの相性のいいカードは多い。
新能力「革命チェンジ」が登場。
革命チェンジを持つクリーチャーはそのほとんどがドラゴンである為連ドラとも相性がよく、《爆熱DX バトライ武神》と火の革命チェンジを組み合わせてデッキ内のドラゴンをすべて場に出す通称『閣ループ』なる戦術が生まれた。
新たな戦力としては革命チェンジを持つ確定除去である《悪革の怨草士 デモンカヅラ》《龍の極限 ドギラゴールデン》、
出たターンにアンタップキラーとなり、バトルに勝てば次のターン負けなくなる《伝説のレジェンド ドギラゴン》、
攻撃時にパワー9000以下のクリーチャーをすべて破壊し、このクリーチャーが破壊した分だけ山札からドラゴンを踏み倒せる《勝利のレジェンド ガイアール》が登場した。
また、多色のドラゴンも各文明に追加され、新たなS・トリガーを持つドラゴンの《青寂の精霊龍 カーネル》、革命チェンジで全体除去を放つ《百族の長 プチョヘンザ》、手札補充とコスト踏み倒しを同時に行う《水晶邪龍 デスティニア》、軽量版《龍仙ロマネスク》の《トップ・オブ・ロマネスク》等が登場。従来は赤緑や黒赤緑で組まれることがほとんどのデッキタイプだったが、これらの登場で4〜5色で【連ドラ】を組むことも可能になり、デッキ構築の幅が大いに広がった。
背景ストーリーでドラゴンが絶滅してしまう。変わってドラゴンギルドが登場したものの、ドラゴンとしてのシナジーはやや薄め。当初は準バニラが多かったこともあり、ドラゴンデッキとしての【連ドラ】は不遇の時代だったと言える。《龍装者 レイバーン》のような手軽なS・トリガー持ちドラゴンが増えたのは朗報か。
《“龍装”チュリス》は《ドギラゴン剣》とのシナジーばかりが注目されたが、その他の革命チェンジ持ちとの相性も良好であり、【連ドラ】もその恩恵を受けたといえよう。
そんな中、環境で長年にわたって猛威をふるい続けた《爆熱剣 バトライ刃》と《超戦龍覇 モルト NEXT》がプレミアム殿堂超次元コンビに指定される。【モルト NEXT】は後に《爆銀王剣 バトガイ刃斗》を獲得するまで環境から一歩引くこととなる。これに伴い、「ドラゴンを次々山札から踏み倒す」という【連ドラ】の古典的なギミックは環境では長らく見られなくなる。
ツインパクトが登場した。これにともない【連ドラ】の構築にかつてない大きな革命が起きた。呪文面がS・トリガーを持っていたり、あるいは安定性を増す初動を兼ねるカードが増えたことは、初動や防御に不安があるこのデッキにとっては大きな朗報であった。《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》や《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》のような堅実さや安定性を持ったカードを採用することが自然に可能になったのである。これにともない、「連ドラといえば火単色・守りが薄い」、という常識は覆されることとなる。初動の安定性と防御力を兼ね備えた白赤緑の【連ドラ】誕生である。
さらにDMEX-02にてドラゴンではないが《ミステリー・キューブ》の調整版を併せ持つ《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》が登場。一方赤単色の方面では、《竜星バルガライザー》がドラゴンギルドとなった《龍星装者 “B-我”ライザ》の登場にともない、ドラゴンだけでなくビートジョッキーもデッキに組み込むことできるようになった。(【“B-我”ライザ】)
また、【連ドラ】はここでクロニクル・レガシー・デッキとして公式にフィーチャーされることとなる。しかしながらDMBD-05は赤単ではなく、ツインパクトの登場を機に本格的に組めるようになった白赤緑のデッキタイプであり、切り札である《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》もやや地味なスペックであったことから賛否を呼んだ。
その後本家《ミステリー・キューブ》が殿堂解除されたものの、【連ドラ】の環境復帰は叶わなかった。
超GRが登場。ただし当初は関連カードが非ドラゴンばかりであり、このデッキには無縁の存在であった。
DMEX-06で《爆銀王剣 バトガイ刃斗》が登場し、【連ドラ】型の【モルト NEXT】が復活。
一方、DMRP-11期からは【“B-我”ライザ】が台頭するが、この頃になると【“B-我”ライザ】はシンパシーを活かす為に《龍星装者 “B-我”ライザ》を除いてドラゴンを一切採用しない型が主流化し、【連ドラ】とは別物のデッキになった。
その後《BAKUOOON・ミッツァイル》の台頭で両者とも環境から退くことになるが、結果として2020年1月1日の殿堂入りから逃れる事になった。
DMEX-06は当然本家連ドラにも影響を及ぼし、《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》、《爆裂遺跡シシオー・カイザー》といったS・トリガーやシノビである《轟牙忍 ハヤブサリュウ》などの優秀な龍が多数登場。同弾には入手困難であった《リュウセイ・ジ・アース》も再録されており、かなりおいしい弾となった。さらに翌月発売のDMBD-09では赤緑化した《レジェンド ドギラゴン》である《リュウセイ・天下五剣カイザー》、除去もできるS・トリガー龍《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー/ライブラ・シールド》、枠を超えて使われる初動龍《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》の心強い新規龍に加え悪名高き《龍素記号Sr スペルサイクリカ》の再録と、正しくお祭り状態であった。
暫く超GRとは無縁であったが、DMRP-11にてオレガ・オーラである《Code:1059》が登場。連ドラでも超GRゾーンへのアクセスが可能となったと同時に、史上初の非クリーチャーであるドラゴンが誕生した。主力の踏み倒し手段や《メンデルスゾーン》にも対応した親切設計。
DMRP-12の目玉である先置きタイプの龍《零龍》も手札切れ時にGR召喚したり《偽りの王 モーツァルト》や《魔龍バベルギヌス》等条件を満たせるカードが意外とあり、決して相性は悪くない。
続けてDMEX-08 「謎のブラックボックスパック」では待望の超大型クリーチャー《ボルシャックライシス・NEX》が登場。
15マナと重いものの、シンパシーがあり、一度攻撃すれば山札の上がドラゴンの限り、スピードアタッカーとして出し続けられるという夢の事態(やられる側にとっては悪夢だが)になった。
惜しむらくは《ボルシャックライシス・NEX》がワールド・ブレイカーなので、一回の攻撃でゲームが終わりかねず、すぐに捲るのが終わりがちな点か。
開幕から《勝熱英雄 モモキング》・《大樹王 ギガンディダノス》の大型新人を2体獲得。両者とも自身で早出し手段を持つ上、前者はスピードアタッカー・3打点・2回攻撃・疑似アンタッチャブル、後者は疑似オールハンデスとワールド・ブレイカーに加え、パワー50000・自身よりパワーの低い敵獣への攻撃抑制と新人でありながら期待値が大きい。
それ以降も多くのドラゴンが登場しており、特にDMEX-12はドラゴンを推した弾だけあって新規再録問わず大量のドラゴンを世に送り出した。
特に《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》は新たな踏み倒し役として堂々参戦。呪文面もS・トリガー持ちの全体2000火力と超優秀である。
また、非クリーチャードラゴン2例目となる《龍世界 〜龍の降臨する地〜》もここで登場する。
続けてDMBD-13、DMBD-14が発売し、大型サイキック・クリーチャーを呼ぶ《姫様宣言プリンプリン》、《爆熱剣 バトライ刃》他多種多様なドラグハートを扱う最終龍覇サイクルを獲得。特に《最終龍覇 グレンモルト》はSA持ち連ドラ起動役では最も低いコスト7であり、起動ターンを大きく早める事が可能に。その上除去耐性まで持ち合わせており、隙がない。また《最終龍覇 ボロフ》、《最終龍覇 ロージア》はS・トリガー持ちの起動役として活躍でき、前者はカード指定の墓地回収、後者はブロッカーまで兼ね備えている。《姫様宣言プリンプリン》も呼び出し範囲がコスト10以下かつ文明指定なしと異常に広い。特にこのデッキで一番実力を発揮できる《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》を無理なく採用可能とし、かつ見事に《ファイナル・ストーム 》の再評価に繋げている。
その後もパワー無限大かつコスト5以下のクリーチャー・呪文を封じる《∞龍 ゲンムエンペラー》、6コスト帯の新たなホープである《聖霊龍騎サンブレード・NEX》&《ボルシャック・サイバーエクス》、攻撃時とS・トリガーで全体3000火力の《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎》、《ミステリー・キューブ》からのカウンター龍として《断影龍 ユスティーツァ》・《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》、cip持ちを許さぬ《地封龍 ギャイア》など密かに強化され続けており、留まる事を知らない。
しかし上記《最終龍覇 グレンモルト》を初めとするDMBD-14産のドラグナー達が《爆熱剣 バトライ刃》と共に余りにも環境で大暴れしたためか、連ドラの中核を支えていた《爆熱剣 バトライ刃》が遂に殿堂入りへ追い込まれ、さらに裁定変更により「閣ループ」も不可能となった。もっとも、これらの要素を抜きとしても《バトライ刃》は1枚でも十分活躍できるパワーがあるため致命的な痛手とはならないのは幸いであった。またこの殿堂移行に伴い《バトライ刃》弱体化に悲観する一方で、《超戦龍覇 モルト NEXT》とのプレミアム殿堂超次元コンビが解除。再び「バトライモルネク」が解禁された事に歓喜したプレイヤーも多い。
【連ドラ】の致命的なメタカードとなる新たな踏み倒しメタカードである《とこしえの超人》が登場。たった1コストで手札以外からカードを出せなくするため、通常の踏み倒しはおろかドラグハートを出す事さえも禁止するこのクリーチャーの登場はかなりの痛手。対策のため、低コストで《とこしえの超人》を始末できるカードを入れるか、諦めて《とこしえ》を利用してマナブーストを重ねるしかできなくなった。
とはいえ、デッキのパワー自体は健在。
DMRP-17から新ギミック、G・ストライク・スター進化・EXライフが登場。G・ストライクはデッキのドラゴン比率を落とさずに防御手段を確保でき、EXライフは登場時にシールドを追加しながらもそれを担保とした除去耐性を持ち、相手に圧力をかけ続けられる存在として特に《ミステリー・キューブ》型の連ドラや《勇者の1号 ハムカツマン蒼》を擁するドラグナーと好相性のカードといえる。
DMEX-15で登場した《切札勝舞&ボルメテウス -決闘の物語-》は自分のドラゴン全てにS・トリガーを与えた上で攻撃時の自軍シールド追加&ブレイクによって盾からドラゴンを踏み倒す新たな連ドラ方式を生み出した。また同期の《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》は特に革命チェンジとのシナジーが取り沙汰されたが、単体で見ても破格のスペックであり、ドラゴン主体のデッキでは場所を問わず防御札兼中継ぎ要員として広く活躍した。
DMEX-16でバルガ一族の新入りである《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》を新規獲得した後、DMBD-16の発売時期が到来。今回のテーマは《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》を主軸としたボルシャックデッキであり、当然連ドラにおいても新たな強化札の登場が期待された。そして期待通り、《龍の呼び声》を内蔵した最軽量アーマード・ドラゴンの《ボルシャック・栄光・ルピア》、対ウィニー戦のスーパーヒーローが新奥義を引っ提げて帰ってきた《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》を初めとした新規を獲得。特にこの2体は連ドラ界に大きな革命をもたらし、《栄光ルピア》は《メンデルスゾーン》と併せて最速4ターン目に8コスト帯への到達を現実的に、《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》は僅か2コストで放てるカード指定除去に加え速攻対策と、デッキパワーを底上げしつつ不足していた部分を見事に補った。
DMEX-17には高コストのドラゴンのコストを下げ、速攻メタにもなる《流星のガイアッシュ・カイザー》やS・トリガーを封じる《超神龍バイラス・カースド》、コストの軽い《新爆竜 GENJI・XX》
など、多種多様なドラゴンが登場した。
2022年に入ると《“龍装”チュリス》の殿堂入りで弱体化した【白赤緑ドギラゴン閃】と【5色グレンモルト】を融合させた【白青赤緑ドラグナー】が誕生する。5色モルトの防御力とリースの爆発力を併せ持ったデッキとして一躍環境トップに躍り出た。
また、密かに強化を受けていた【カチュアイカズチ】が《蒼狼の王妃 イザナミテラス》の登場である程度の実用性を獲得、リモート大会で結果を残し界隈を大いに沸かせた。
DMEX-18では、《天龍神アークゼオス》、《地龍神バラフィオル》、《黒龍神モルナルク》、《炎龍神ヴォルジャアク》、《海龍神クリスド》ら五龍神が登場。ブロッカー展開補助の《アークゼオス》を除きいずれも【連ドラ】に強いシナジーを持ったカードではあるが重いコストが足を引く形であまり実用的とは言い辛い。しかし水単色でジャストダイバーと大量ドローに加え呪文封じを兼ね備える《クリスド》がこれまでに無いベクトルで突出した独自性を持つため、5体の中で積極的に使われる傾向にある。
新たな進化形態であるS-MAX進化、及び非クリーチャー型カードタイプ・タマシードが登場。
S-MAX進化は進化元を必要とせず登場できる新たな進化クリーチャーであり、さらに共通して敗北回避能力を併せ持つ。ただし自身の場に存在可能なのは1体のみという制約がある。
S-MAX進化可能で連ドラへ採用を見込めるドラゴンは《Code:-MAX》、《ゲンム-MAX》、《サッヴァーク-MAX》の3体が居る。《切札勝舞&ボルメテウス -決闘の物語-》とのシナジーが見込める《ゲンム-MAX》が現実的か。
タマシードは「使用後も種族を持った進化元としてバトルゾーンに残る呪文」の様な感覚で使用できるカードであり、ドラゴンを種族に持つタマシードも多数登場。超天篇に輪をかけて非クリーチャー型ドラゴンに頼る機会が大幅に増える事となった。
代表的な物は《地獄門デス・ゲート》を確定除去にした上でキング・コマンド・ドラゴンまで持たせた《ヴィオラの黒像》や、毎ターン手札交換で墓地肥やしが可能な上に《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》に事実上のニンジャ・ストライクを与えてしまう《バイケンの海幻》等がある。《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》がDMBD-19での再録により格段と値下がりしたのも追い風。
通常のドラゴンも新規を獲得。《禁断〜封印されしX〜》を利用して5コストで2ドロー&2ブーストと凄まじいアドバンテージを稼ぐ《インフェル星樹》や、スピードアタッカーを持つ上に状況次第ではバトルゾーンに残せる《熱血龍 バトクロス・ハンマー》が新たに登場。
さらにその後、構築を火単色に寄せる必要こそあるもののATでパワー6000以下のメタクリーチャーを除去してから手札のドラゴンを踏み倒す《ブランド <NEXT.Star>》を獲得。
さらに先述のタマシード登場に伴う裁定変更で、突如として《偽りの王 モーツァルト》が超絶強化。ドラゴンさえ持たなければ封印とその下に居るクリーチャー以外のあらゆるカードを消し飛ばす暴君へと変貌した。
タマシードはクリーチャーでも呪文でもないため、これまでほぼ無敵を誇っていた「VAN大王ナイン」ロックが遂に破られる時が来た。しかしその反面、連ドラ側も《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》に対する現実的な対抗手段がようやく確立されたと言える。
そして終期、史上最大級の悲報が発表される。連ドラ界に革命を起こし、殿堂入りを受けてもなおその力で長らく象徴的な活躍を続けてきた《爆熱剣 バトライ刃》/《爆熱天守 バトライ閣》/《爆熱DX バトライ武神》が、2022年8月15日付でとうとうプレミアム殿堂に指定される事となった。当時猛威を奮っていた《邪帝斧 ボアロアックス》・《メガ・マナロック・ドラゴン》・《竜魔神王バルカディア・NEX》等並み居る候補を抑えてプレ殿となった。
- 原因はおそらく、このカードを中核の1つとした【白青赤緑ドラグナー】が環境でトップクラスの活躍した事も一因と思われる。
|