革命(かくめい)鉄拳(てっけん)

革命の鉄拳 R 火文明 (3)
呪文
革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
自分の山札の上から4枚を表向きにし、その中から火のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャー以下のパワーを持つ相手のクリーチャーを1体破壊する。
この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。

DMR-17で登場した革命0トリガー呪文

革命0トリガー呪文サイクル担当。4枚捲ったうちのクリーチャー1体のパワー分の火力を放つ。

サイクル《ボルシャック・ドギラゴン》の革命0トリガーと比べて参照範囲が山札の上4枚と広く不発になりにくい。ただし、似た能力《天守閣 龍王武陣》とは違い、選んだカード手札に加えることはできない。

同サイクルや《ボルシャック・ドギラゴン》より不発になりにくいと言っても、結局火力が足りなければダイレクトアタックは止められないため、このカードも安定しているとは言い難い。火力を安定させようと思えば、パワーの高い火のクリーチャーを多めに入れる必要性が出てくるが、そこまでするくらいならダイレクトアタック寸前まで追い込まれないようなデッキ構築を心がけた方がいいだろう。
これに加え自身が参照範囲外の呪文であるため、沢山デッキに投入しても火力が外れ易くなるというジレンマを抱えている。

使い方は、どの環境でも以下の3通り。

組み合わせる革命0トリガーには後により汎用性の高い《革命の絆》も登場したが、上の《ボルシャック・ドギラゴン》《革命の絆》に読み替えれば全く同じことが成り立つ。

唱える度に山札が1枚増えるため、終盤になるにつれ今引きが弱くなってしまうことに注意。

ルール

  • 山札の上を表向きにする関係上《超奇天烈 マスターG》には効果がない。表向きにしたカードがそのままの順序で戻されシャッフルの前に破壊置換効果のタイミングを迎えるので、山札の上がバレてしまうためである。注意しておきたいのは表向きにしたカードは山札の中にある扱いのため、《マスターG》の置換効果で参照するカードは表向きにしたカードの1枚目であるということ。《マスターG》を止めることを考えるのであれば他のカードを採用したい。

環境において

革命編環境では【赤単ガトリング】【レッドゾーン】で重用された。【レッドゾーン】では10000を超える火力を出しやすかった。

登場直後は【モルトNEXT】にも採用されたが、より相性の良い《ボルシャック・ドギラゴン》が登場すると主流パーツからは脱落した。

革命ファイナル環境では【赤黒ドギラゴン剣】に採用された。そちらのデッキではどちらかというとコスト踏み倒しメタ除去という役割のカードとして見られ、やはり10000を超える火力を出しやすかった。

新章デュエル・マスターズでは高速化が進み、いくら火力が高くなってもそもそもアンタッチャブル《異端流し オニカマス》を選べない点から評価を下げた。
また、【レッドゾーン】は2色構築が増え、【赤黒ドギラゴン剣】はデッキのウィニー比率が大きくなり、【モルト NEXT】でもファッティが軽視されるようになるなど、かつて採用されていたデッキと相性が軒並み悪くなった。

双極篇環境でも、ツインパクトの登場により汎用性重視の風潮が漂い、呪文とクリーチャーのバランスを取ることの重要性が再認識されたため、この呪文のためにファッティを大量投入する構築が敬遠されていた。

王来篇環境《とこしえの超人》が参入すると、そちらの影響を受けない革命0トリガーとして再評価された。

【白赤カウンター】成立後は、稀に革命0トリガーの増量に使われる。通常の型では致命傷となる《単騎連射 マグナム》への対抗手段と、単色マナとしての運用を兼ねている。2024年6月からオリジナルで比較的そのような型が流行。

アニメ・漫画において

その他

デュエル・マスターズ プレイスでは

革命の鉄拳 R 火文明 (3)
呪文
革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中の最もパワーの大きい火のクリーチャー以下のパワーを持つ、相手のクリーチャー1体を破壊する。
この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。

DMPP-25で実装。

  • プライズ(ver.2)ではライザのアトリエ2のライザリン・シュタウトが描かれている。フレーバーテキストはアトリエシリーズで樽を調べた時に登場するシリーズお馴染みの台詞[1]

2024年8月29日メンテナンス前

革命の鉄拳 R 火文明 (3)
呪文
革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
自分の山札の上から4枚を表向きにし、その中から火のクリーチャー1枚を選ぶ。そのクリーチャー以下のパワーを持つ相手のクリーチャー1体を破壊する。
この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。

最新版のテキストは、表向きにしたカードの中から最もパワーの高い火のクリーチャーのパワーを自動で参照するが、旧テキストでは、表向きにしたカードの中から自分で火のクリーチャーを選んで、選んだクリーチャーのパワーを参照していた。

  • 些細な点であり、この呪文を搭載したデッキでは想定しづらいケースではあるが、「呪文を唱えたいが、破壊はしたくない」場合に悪影響が出る。旧テキストでは、敢えて同時にめくれたパワーの低いクリーチャーを選ぶことにより、破壊を不発させることができていた。
    また、現在はデュエプレには存在しないが、可能ならこのクリーチャーを選ぶ能力を持ったクリーチャーが今後実装された場合に、あえてパワーの低いクリーチャーを選び、その能力を持ったクリーチャーを選べなくする、というテクニックも使えなくなっている。

サイクル

DMR-17革命0トリガー呪文サイクル
後に水文明自然文明が遅れて収録された。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


公式Q&A

Q.自分のシールドが1枚も無い状況で、相手が自分を攻撃しました。自分は《ボルシャック・ドギラゴン》《革命の鉄拳》の「革命0トリガー」の宣言をしました。「S・トリガー」と同様に、呪文の効果から先に解決しなければなりませんか?
A.いいえ、好きな順番で解決できます。トリガーして待機状態の能力は、好きな順番で1つずつ解決できるためです。待機状態の能力の中に「S・トリガー」があれば、それを先に解決しなければなりませんが、「革命0トリガー」は「S・トリガー」ではありません。 (総合ルール 605.1)
引用元


[1] キャラクターによっては「たる」だったり「たーる」だったりする