《めった()り・スクラッパー》

めった切り・スクラッパー R 火文明 (7)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、破壊する。

DMR-05で登場したS・トリガー呪文

《スーパー炎獄スクラッパー》に続く、新たなスクラッパー呪文である。

これまでのスクラッパー呪文と異なり、破壊するクリーチャーパワーではなくコストを参照する。
そのため、パワーは高いがコストが低いクリーチャーに強く、コストが高いクリーチャーに弱い。パワー6000台のW・ブレイカー持ちだろうがマナコスト次第で破壊できる。

速攻ビートダウン《無頼勇騎ゴンタ》《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》《クラウド・メイフライ》など高パワー低コストなクリーチャーを使う傾向があるので、速攻対策としての性能は《スーパー炎獄スクラッパー》を上回る。
終盤になると全てのクリーチャーのパワーが5000を超えることはあるが、コスト6以下のクリーチャーが1体もいなくなることは滅多にないので腐りにくい。

また、進化クリーチャー進化元ディスアドバンテージと引き換えにコストが低いものが多いので破壊しやすい。《轟く侵略 レッドゾーン》《超電磁コスモ・セブ Λ》《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》など、あらかた破壊出来る。フェニックスでさえも6マナ以下ならば破壊可能となる。

逆にマナコストの名目値が高いサイキック・クリーチャードラグハート・クリーチャーは苦手である。龍解前にウエポンとしてドラグナー装備されている状態であれば機能するが、一旦覚醒龍解を許すとほぼ対処できなくなる。

登場以降S・トリガーとして採用されていたが、段々とインフレについていけなくなり革命ファイナル環境では、ほとんど見かけなくなった。

さらにDMRP-02にて、8コストまで破壊できる上に山札から踏み倒し効果バトルを行うスーパー・S・トリガーまで付いた《爆殺!! 覇悪怒楽苦》が登場する。どちらも手打ちに値するカードではないため、実質的には上位互換が登場したと言えるだろう。

DMRP-06では《龍装車 マグマジゴク/地獄スクラッパー》によってスクラッパー名称カテゴリが生まれた。これによって【マグマジゴクワンショット】といった名称カテゴリを活かしたデッキを中心に活躍が見込める。

  • これまでのスクラッパーパンプアップされると焼けなくなったが、バトルゾーンにあるカードコストを上げる効果を持つカードは存在しないので、そうした心配は無用となった。
    • 裏を返せば、普通の火力と違って除去の範囲を広げる事が出来ない。除去できないクリーチャーはどうあがいても除去できないのでその点は留意しておこう。
  • イラストに描かれているクリーチャーは《時空の雷龍チャクラ》。しかし、《チャクラ》はコスト7なのでこのカードでは破壊できない。また、イラストで《チャクラ》をめった切りにしている剣は《黄金世代 鬼丸「爆」》が乗っているものと同一のようである。
  • アニメ「VSR」では切札 勝太が使用するが、序盤ではS・トリガーがなぜかこのカードしか出ない。1デュエルで2回出たこともある。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考