DMX-13 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

DMX-13 「ホワイト・ゼニス・パック」

2013年2月23日発売。値段は158円（税込）。
全39種。1パック5枚封入。

収録内容の半分が無色という特殊エキスパンション。現在は絶版。
有色のカードもほとんどが無色をサポートするものや無色カードに関わりを持つものとなっており、まさに無色のためのセットと言える。

新規カードで有名なものとして

などがある。

このエキスパンションに収録されるカードはすべて、黒枠に白い集中線が施された特殊なカードフレームが使用されている。またカードの素材も違い、やや薄っぺらくやや大きいように感じられる。また肌触りもよい。

闇のガーディアン、そしてまさかのガーディアン複合のゼニスが登場。
エピソード2に入ってから確かに存在感を放っていたガーディアンであったが、ここにきて主役に躍り出てくると予想できたプレイヤーは少なかったことだろう。

スリーブを付けずにプレイすると、デッキ横から「山札の上から何枚目にあるか」が分かってしまう。無用な疑いを避けるために、スリーブに入れて使うほうが無難であろう。

パッケージにはオサムライ・ヴァン・オサム、百獣レオ、切札勝太、久保聖也、南藻奈已が組み体操の様にWhiteのWを象っている。この5人の中で久保の主力である闇のエンジェル・コマンドは一枚も収録されていない。
その逆にラオウ極丸が描かれていないにもかかわらず、光のデーモン・コマンド（《虚言の凶気サイコホラー》）が収録されている。

おそらくDMX-12 「ブラック・ボックス・パック」（以下、BBP）と対比させて名づけられたと思われるが、商品の性質上BBPとは異なり、派生商品が登場することなく勝太編は終わってしまった。

新章デュエル・マスターズ以降無色カードのカードプールが大幅に増えたため、エピソード2の無色サポートカードがバランスブレイカーになる可能性が指摘されていたが、このエキスパンションはその最たるものと言えるだろう。《破界秘伝ナッシング・ゼロ》が一時期殿堂入りに指定されていた他、《ゼロ・ルピア》《空腹の超人》は《希望のジョー星》のプレミアム殿堂の間接的な要因となった。

CMでは《「俺」の頂ライオネル》、《「祝」の頂ウェディング》、《「戦慄」の頂ベートーベン》、《宿命のディスティニー・リュウセイ》、《黄金龍鬼丸「王牙」》が登場しているがこれらのカードは当時ゴールデンリスト入りしていたため当然収録されておらず、誤解を招く演出の為か映像にもこれらのクリーチャーが登場する場面で「★これらのクリーチャーのカードは本商品に含まれておりません。」と注意書きテロップが表示されている。本パック以降もCMの演出で、収録外のクリーチャーのCGが登場するようになった為にこの注意書きテロップ（CM内で登場したクリーチャーの名前表記込みで）が継続して行われるようになった。