ゼニス(種族)

コロコロコミックで先行収録され、DMR-05で本格的に登場した大型種族

エピソード2背景ストーリーで活躍。
アンノウンを裏で操っていた存在であり、クリーチャー達の思念が数千年の時を経て実体化した種族[1]で、自らを旧来のクリーチャーより上位の存在だと考えている。
新たにクリーチャーの頂点となるべき存在と語られ、旧来のクリーチャーを壊滅させ世界を変革させようとしていた[2]

しかし、頂点の名の元にクリーチャー世界で君臨しようとした彼らも、実は真の黒幕の操り人形だった。

エピソード2から1万年後のエピソード3では、ゼニス自体は世界から消滅しているもののその痕跡は世界に残った。オラクル教団はエピソード2での出来事を神話として語り継ぎ、その中でゼニスは神として描写され[3]、教団の信仰体系の中核を担うことになった。

命名ルール

非進化進化多種族
「○(漢字)」の頂(いただき) 〜「○(漢字)」の極(きわみ) 〜

漢字部分はそのクリーチャーの特徴を表す現実に存在する単語(「俺」や「祝」など)が入る。
アンノウンを含む2種族のものは「」の中が1文字、それ以外の種族を併せ持つ場合は「」の中が漢字二文字になる傾向にある。
ただし、別の種族の命名ルールが優先された《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》《終末縫合王 ミカドレオ》《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》、およびコラボカードである《引き裂かれし永劫、エムラクール》はこのルールに当てはまらない。

主なゼニス

「俺」の頂 ライオネル VIC  無色 (10)
クリーチャー:アンノウン/ゼニス 13000
ブロッカー
このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。その後、自分のシールドをひとつ、相手に選ばせる。そのシールドを自分の手札に加えてもよい。
自分の手札に加えるシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。
T・ブレイカー
エターナル・Ω
「必勝」の頂 カイザー「刃鬼(ばき)」 VIC 無色 (11)
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/ゼニス 14000
このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手のシールドを数え、その回数相手とガチンコ・ジャッジする。その後、こうして自分がガチンコ・ジャッジに勝った数、ハンターを1体、自分の墓地、マナゾーン、または手札からバトルゾーンに出す。
T・ブレイカー
エターナル・Ω

エピソード2で登場したゼニスは「エターナル・Ωを持つコスト10以上の無色」で統一されている。また、その多くはアンノウンでもあるほか、非進化ゼニスは《「武」の頂 マキシマム・ザ・マックス》を除き、すべてが召喚時のみにトリガーする強力なcip能力を備えていた。

DMX-25では初となる有色ゼニスが登場。有色ゼニスはいずれもエターナル・Ωを持たないが、全てがコスト10以上で統一されているのは無色と同じ。

その後の新録でも《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》《引き裂かれし永劫、エムラクール》と、非進化ゼニスなら必ず召喚限定効果を持ち合わせたが、ついに《「武」の頂 マキシマム・ザ・マックス》に次ぐ《「俺」の頂 ライオネル GS》が登場してしまった。その後は《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》など、少数に非召喚で出してもフルスペックを発揮できるクリーチャーが登場している。

アビス・レボリューション時点で、10コストを下回るゼニス・クリーチャーは1体も存在しない。

いずれもフィニッシャーとなりうる強力なカードばかりだが、ほぼすべてのレアリティスーパーレア以上であるため、実際に集めてデッキを組むにはそれなりの費用がかかる。

  • ゼニス(zenith)とは、天頂・頂点を意味する言葉である。
  • アニメ「ビクトリーV」では、「互いにシールド0」「バトルゾーンに自身のゼニスを3体揃えたら勝利」という変則ルールの「詰めゼニスデュエマ」が行われた。
  • 非進化ゼニスの命名ルールは《「〇〇」の頂 ~》のみであり、エピソード2において「」の中の文字数が併せ持つ種族に応じて変化していたのはただの偶然。現在はこの傾向を基本的に踏襲して命名を行っているが、によっては無視する場合もあるとのこと。(デュエチューブより)

ゼニスに関連する能力を持つカード

ゼニスの進化クリーチャー

参考

ゼニス(種族カテゴリ)

DM23-EX1ゼニス・ハザードが登場したことにより、種族カテゴリとなった。

「ゼニス」とある種族

参考