《「ライジンオー見参(けんざん)!」》

「ライジンオー見参!」 P 光/水文明 (7)
クリーチャー:キカイヒーロー/グレートメカオー/チルドレン 9000
ブロッカー
W・ブレイカー
この会場に小学生が18人以上いれば、このクリーチャーはすべてのバトルに勝ち、バトルゾーンを離れない。

DMEX-08で登場した/キカイヒーロー/グレートメカオー/チルドレン

会場に小学生が18人以上いれば《零龍》よろしく、すべてのバトルに勝ちバトルゾーン離れなくなる。
超天篇に出たカードにしてはパワーが控えめだが、条件さえ満たせばパワーは飾りとなるため、気にすることはなくなるだろう。
ブロッカーも厄介で、攻撃してきた相手クリーチャーを確実に仕留められる。

ただし、条件を満たした状態でも、このクリーチャーバトルゾーンに出すだけでは、そのターンに得られるアドバンテージはたかが知れている。戦局を大きく変えられるスペックとは言い難い。

問題の条件だが、条件を満たした上で使いたいのであれば、身分確認が義務付けられるチャンピオンシップなどで使うのが前提となるだろう。大会出席者の内の小学生の人数を機械的に参照するのが現実的なカウント方法になるか。

後に不死ブロッカーが付いたカードとしては、不死状態が原則無条件で汎用性も遥かに高い《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》が登場している。以降はメカサポート範囲内であることを差別化点として活かす必要に追われた。もっとも、そもそも発動条件が通常の大会では若干厳しいのが難点だが。

  • 小学生を対象とした大会なら、ある程度小さな大会でも条件はクリアできる。
    会場にさえいればデュエマをしていなくてもカウントされるため、自分が対戦する時間になり次第友人を会場に動員し無理やりクリアすることも可能。
    ただし他のプレイヤーや大会の関係者に迷惑をかけないようにすべし。
    • 例えば一部の「BOOKOFF SUPER BAZAAR」の店舗のような広大な面積を有する店舗が会場であれば、運は絡むが特に小学生を意図的に集めなくとも結果的に大会やデュエルスペースに関わらない客だけで条件を満たす場合もある。
  • 元ネタは1991年に放映されたTVアニメ『絶対無敵ライジンオー』。同アニメの第1話のサブタイトルがカード名になっている。能力は陽昇学園の5年3組のクラスメイト18人が協力してロボットを操るという設定から。フレーバーテキストは次回予告の決め台詞である「授業中でも出動OK!」からだろう。合併前のトミーがタイアップのロボット玩具を発売していた。
  • イラスト薮本陽輔氏が担当。「学生の時に見た衝撃は今でも忘れません」と語っている。
  • イラストは全3種(収録番号305〜307)。番号の小さい順に線画、下塗り、完成イラストとなっている。なお、フレーバーテキストは共通となっている。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.《漆黒の四男 一松》《「ライジンオー見参!」》のテキストにある「会場」とは何ですか?
A.対戦を行っている場所のことです。ある建物の一室で大会が行われている場合、その一室のみを「会場」とみなします。
引用元(2020.2.10)